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2006年12月23日 (土)

スパイ関連本の紹介「モサド、その真実―世界最強のイスラエル諜報機関」「スパイのためのハンドブック」「標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録」「CIAは何をしていた?」「日本のインテリジェンス機関」

久々にスパイ映画を見たので、いままで色々と読んできたスパイ関係の本について、紹介してみようと思います。

モサド、その真実―世界最強のイスラエル諜報機関
モサド、その真実―世界最強のイスラエル諜報機関

まずは日本人ジャーナリストが取材したイスラエルの諜報機関「モサド」についてのレポート。第2次大戦後、アルゼンチンに逃亡していたナチ親衛隊幹部を逮捕して自国での裁判に持ち込み、ミュンヘン「黒い九月」事件の黒幕たちを処刑していったことで、「世界最強」と言われる諜報機関です。
長年虐げられてきた民族は警戒を怠らないし、敵に対する執念も強いものがあります。
「目には目を、歯には歯を」とう旧約聖書の文言はもともとユダヤの民の物だった事を思い出させずにはいられません。

スパイのためのハンドブック
スパイのためのハンドブック

次は、そのモサドに在籍していた本物のスパイがガイドブックの形で自身の体験を綴った本。本物のスパイは映画や小説のような派手は活躍はしないで、地道に時間をかけて行う物だと、回想しています。相手の上流階級に近づく為に生活はむしろ華やかだったようですが、内心は針のムシロということだったらしいです。

標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録
標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録

こちらは「映画ミュンヘン」の元ネタになった本で、やはりモサドの工作員の話です。
映画で違和感を感じていた事柄もこれで解決しました、何の訓練も受けていない素人が暗殺など実行できる訳が無いということです。

CIAは何をしていた?
CIAは何をしていた?

そしてこちらも映画の元ネタになった本です、「シリアナ」の原作と言っても良いでしょう。
著者のロバート・ベアは実際にCIAに勤務していた人物です、本部の不理解の為に現地の諜報員がいかに苦労してきたか等が語られています。
世界一失敗の多い諜報機関といわれるCIAの実状が語られています。
9.11以降、その存在意義が問われていますが、イラク侵攻の為の証拠が見つかっていなかった事等を見ても立ち直ったとは言えない気がします。

日本のインテリジェンス機関
日本のインテリジェンス機関

では日本の場合はどうでしょうか?唯一現在日本の諜報関連本を書いているものでしょうか。この人も元内閣調査室で勤務していた人物です。日本の現状は更にひどい、ほとんど諜報活動は無いに等しいようです、「スパイ天国」と言われる現代日本の脆弱さが見えてきます。憲法改正する前にやる事があるんじゃないでしょうか?と考えさせられます。

他にもKGBやMI6など興味深い組織は多々ありますが、まだ良い本が見つかりません、何か読み次第紹介して行こうと思っています。

今回言及した映画の感想については、また後日書く事にします。

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