「ブラック・ブック」映画感想
主演にオランダ人女優のカリス・ファン・ハウテン、ナチの将校役に「善き人のためのソナタ」のドライマン役、人の良いドイツ人(おやじ)役をやらせたら並ぶ物が無いという セバスチャン・コッホ。 ストーリーは「1944年、第二次世界大戦下のオランダ。ユダヤ人の女性歌手ラヘルは、両親と弟をナチスに殺されてしまう。彼女は髪をブロンドに染め、名をエリスと変えてセジスタンスのスパイとなり潜入先で親の仇との再会を果たす。」
単純に迫害を逃れたユダヤ女性が変装してナチの将校と関係を持つスパイの話かと思ったら、ナチ内部でも、レジスタンス内部でも対立があり、誰が敵で誰が味方か判らなくなっていく、双方に善人もいれば悪人もいる、最後まで目が離せないサスペンスとして上手く創られていて、楽しめました。
ヒロインの魅せ方が上手いと評判のバーホーベンの面目躍如、魅力たっぷりのカリス・ファン・ハウテンの次から次へと運命に翻弄されながら、逞しく生き抜こうとする、7変化的演技も見所です、コッホ氏のナチ将校も素晴らしい、そしてもう一人のナチ将校ワルデマー・コブス氏がまた実に憎憎しい、怪演でした。
言葉にしてもナチはドイツ語レジスタンス等現地の人はオランダ語、ユダヤ人はヘブライ語、ちゃんとそれぞれ使い分けていた事もリアリティを損なわなくて良かった、やっぱり戦争ものはヨーロッパ産が善いようです。
劇中のセリフに「オランダはドイツの一地方みたいな物さ、言葉も似ているし」というのがありましたが、普段自分がなんとなく思っていた”言葉似てるなぁ”というのはヨーロッパでもそう思われてるのか?と変な感心してしまいました。
評価★★★★
http://blogs.yahoo.co.jp/blackbook1944/公式ブログ
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ブラックブック カリス・ファン・ハウテン.セバスチャン・コッホ.トム・ホフマン.ミヒル・ホイスマン ポール・バーホーベン Happinet(SB)(D) 2007-08-24 by G-Tools |
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