「連城訣」金 庸、武侠小説 感想
チャンネルNECO(CS)で放送中の武侠ドラマですが、神鵰侠侶がそろそろ終了で、次回のシリーズは「連城訣(れんじょうけつ)」と言う作品です。その原作が文庫で出ていたので買ってきて読みました。 金 庸の武侠小説としては珍しく上下2巻と短い作品です。ドラマのほうも7週分でしかないとか。
(武侠ドラマ案内)
(ドラマ連城訣特集)
(武侠ドラマ公式ブログ)
放送局の宣伝からの引用でストーリー紹介をすると「中国版『巌窟王』と言われる、金庸の傑作武侠小説をドラマ化したTVシリーズ。無実の罪を着せられ、愛する女をも奪われた悲劇の男。交錯する罠に最後まで目が離せない、サスペンスフルな武侠エンタテインメント!」
確かにそんな内容の作品です。今までの金 庸作品(射鵰英雄伝や神鵰剣侠(侠侶)と比べると短い分、舞台の大きさや登場人物の数は控えめです、その分物語が主人公中心に展開するので読むほうも集中できます。今回の主人公も朴訥でお人好しな好青年ですが、強くなろうという欲求は少なめで、活躍度は高くありません、その境遇の悲惨さは今迄に無い物で、感情移入はし易いでしょう。
修行の成果が発現する様子はカンフーハッスルの主人公に繫がる物がありました、逆にこれを読んでからカンフーハッスルを見ると何故突然覚醒したかが判るかもしれません。
素直なだけで、口下手で不器用な男が如何にして江湖を渡ってゆくか、なかなか面白く読ませてもらいました。
ドラマ見られる環境じゃない人、毎週見るのは面倒だという人はDVDも出ていますのでそちらをどうぞ。
評価★★★★
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