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2007年11月12日 (月)

「ベオウルフ(アンド・グレンデル)(Beowulf&Grendel)」映画(DVD)感想

ベオウルフ

ベーオウルフの記事で約束したとおり「ベオウルフ(アンド・グレンデル)」(原題:Beowulf&Grendel)DVDを借りてきて見ましたよ!

もうすぐ公開のゼメキス版「べオウルフ -呪われし勇者-」(http://wwws.warnerbros.co.jp/beowulf/)とは違います、念のため。
ゼメキス版の感想書きました→べオウルフ -呪われし勇者-

ストーリーは叙事詩の記事かアマゾンのリンクで確認してみてください。

原作は映画にするには単純で、短い物語なので、どういう風に脚色するのか、興味の有るところでしたが、印象としてはベオウルフの英雄譚と言うよりも、巨人グレンデルの悲劇という感じでした。原題の意味が判った気がします。

本で読んだ時はとんでもない化け物、恐ろしく巨大な怪物のイメージが強かったのですが、この映画では人間よりもちょっと大きな人、位の作りでした、まずグレンデルの子供時代が出てきてビックリでした、見た目普通の子供だし。

更にはベオウルフは既に英雄として勇名を馳せていたり、王国の館が小さめだったり、イメージと違う物がありました、あの時代の王国は実際にはあんな感じだったかもしれません。

全体的に映画としての話は地味でした、大立ち回りのアクションも少なく、テンポも良いとは言えませんでした。なかなか対決にならず、対決もあっさり片付いてしまいました。
魔女はあの人かと思ってたら違いました、こちらの対決もすぐ終わっちゃって、本当なら見所のはずなのに残念でした。
その中で良かったのは実写にこだわった北欧の大自然映像でしょう、アイスランドでロケされたという事ですがそれだけの価値は有りましたね。

原典では殆ど触れられなかったキリスト教の布教の様子が多くの時間を費やされて語られていました。(原典では「カインの末裔」とだけしか宗教色は出ていません)北欧の神様から切り替わる時期だったのかもしれません。
映画自体はどちらを支持しているのかはちょっと判りづらかったです。

ベオウルフ始め戦士の姿、鎧兜などは驚くほど「ロード・オブ・ザ・リング(2つの塔)」特にローハンの物に似ていました、これは元々この時代の甲冑を参考にしてロード・オブ・ザ・リングの映画が作られたので似てて当たり前ですが、映画としては逆の印象を持ってしまいますね、ロード・オブ・ザ・リング公開当時よく「RPGに似てる」とか言われましたけど、「それは逆だよ」って言ってたのを思い出しました。

映画娯楽的要素よりも、史実に近い形、当時の時代背景を忠実に描き出そうと、言う気概が感じられました。

ジェラルド・バトラーさんはスリーハンドレッドの時程キャラが濃くはありませんでしたけど、渋い英雄を演じていました、どちらかと言えば姿がボロミアに似てるような印象を受けました。わざと作ってるんでしょうか?

評価:・・・難しいな、好きな題材とスタッフ・キャストの心意気に応えたい気持ちも有るのですが、冷静に判断すると映画的には★★★位。
指輪・トールキン好きの古代伝説好きの自分としては★★★★です。

原典の重版が出ているようです、興味のある方はこちらを参照してみて下さい。
ベーオウルフ―中世イギリス英雄叙事詩 (岩波文庫)
ベーオウルフ―中世イギリス英雄叙事詩 (岩波文庫)

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コメント

こんにちは☆
300の時のジェラルド・バトラーさんが良かったので観てみたのですが地味でしたね。
これから公開される方はかなり違うんでしょうね。

投稿: ゆかりん | 2007年11月15日 (木) 12時46分

あ、これ見たかったのにぃ。笑
もう一つ12月の公開作品の方は、私にとっては興味がないんですよ~
やっぱりハリウッドには敵わないのかしら。。。ちょっと寂しい;;
DVD借りてこなきゃ~。

投稿: シャーロット | 2007年11月15日 (木) 15時25分

ゆかりんさん、コメントどうもです。

300とは打って変わって地味でした。
時代背景とかはよく作りこんでるな、と思いましたけど、盛り上がりが少なかったです。
ゼメキス版は逆にエンタメに徹しているようで(予告編見た限りでは)、こちらの方が300に近いかもしれません。

投稿: くまんちゅう | 2007年11月15日 (木) 20時52分

シャーロットさん、コメントどうもです。

同時期に同じ題材を作るってのも不思議ですね、シンクロニシティかな?
大手の圧力とか色々噂はありますけど、真実は判りません。
ゼメキス版も多分見に行きます、派手な予告やってますね、かなり違うようです。

シャーロットさんの感想も聞きたいです!

投稿: くまんちゅう | 2007年11月15日 (木) 20時56分

新作のほうは、最近予告でよく流れていますよね。
新作についての質問なんですが、
私の目には、フルCGに見えてしまうんですが、
夫は、ジョリーの体など一部CGっていうんです。
『ファイナルファンタジー』の時に、
人物がリアルすぎて、実写なのかCGなのか、目が混乱して
すごく疲れたんですが、その時と近い感覚に襲われたんです。
映画情報通なくまんちゅうさんなら知ってるかなぁと思って聞いてみました(*^_^*)

投稿: 奈緒子 | 2007年11月22日 (木) 15時23分

奈緒子さん、コメント有難うございます。

最近予告編を沢山流してますね、一応ジャンルはフルCGのモーションキャプチャー・アニメーションというカテゴリーで、アカデミー賞にもアニメ部門でノミネートされるかどうかという話になってるようです。
顔の表情とかは実写のようにも見えるのですが、どんなデジタル処理をしてるのか凄い技術には違いないですね。
アンジーのCGヌードも話題になってますね。

投稿: くまんちゅう | 2007年11月22日 (木) 23時02分

こっちにも。
見ましたよ~。私には超面白くて笑えてしまって仕方がなく;でもこれはとっても好きなタッチです。人間そのものっていうところがグッド。今公開されているゼメキス版もちょっと気になってきましたよ。
多分、こちらの方が作品としては先なんだと思います。米でも限定公開だったみたいだし、やっぱり日本では未公開になるんだろうなって思ってはいました。
そうそう、ROTRが見たくなっちゃって、DVDやCS放送でまた見直してますよ;確かにローハンっぽいかもー。

投稿: シャーロット | 2007年12月 3日 (月) 14時28分

シャーロット さん、コメントどうもです。
こちらに来ましたか!嬉しいな。
笑えましたか?どの辺がツボだったんでしょうか??
完成したのはこちらが先ですね、アメリカで公開したかどうか知らないですが、カナダでやってたとは聞きました。
原作のファンとバトラーファンで盛り上がってたけど、公開されず、DVD出ちゃいましたね。というよりはDVD出てくれたか、と喜んでいました。
トールキンがホビットとかローハンの手本にした作品なので似てて当然ですが、似てました。

投稿: くまんちゅう | 2007年12月 3日 (月) 20時42分

あけましておめでとうございま~す。
『まるっと』の奈緒子です(*^_^*)

やっぱりフルCGってことなんですね。
それでも、ノミネート部門で悩むということは、
既成のジャンルにとらわれてないってところなのでしょうか。
スッキリしました。ありがとうございます。

私はここのところ都合によりお休みしていたんですが
ニューパソと共に戻ってまいりました。
でも、ブログのほうは
もうしばらくお休みしようと思っています。
ホームグラウンドはなくなりましたが、
外野から、やいのやいのと遊びに来ようと思いますので、
本年もどうぞよろしくお願いします♪

投稿: 奈緒子 | 2008年1月 9日 (水) 19時24分

奈緒子 さん、コメントどうもです。

フルCGだったんですよ、アカデミーのアニメ部門に引っ掛かるでしょうか?微妙・・・

おらら、ブログお休みですか?寂しいですけど仕方ないですね、いつでもお越し下さい。

投稿: くまんちゅう | 2008年1月 9日 (水) 20時02分

こんばんは♪
こちらも鑑賞しました。気になって。
私はこっちが好きですねー。確かに地味ですが
あの大自然だけでも値打ちもの。
でも,哀愁がただようテーマもツボです。
グレンデル悲話は脚色なんでしょうけど
あれはあれで泣けました。
「男はスケベ」というゼメキス版テーマよりいいかな?
でも,さすがに戦闘シーンはもっと欲しかった・・・。

投稿: なな | 2008年1月13日 (日) 23時06分

ななさん、コメントどうもです。

実写版はロケ地と主役がいいですよね、あの雰囲気をCGでは出せないですし、船も古代らしくて良かったです。
グレンデル悲話はちょっと意外でした。
こちらもスケベと言えば言えなくもないですが、、、英雄は英雄らしかったですね。
戦闘シーンは地味でした、このテイストでドラゴンと対決すれば面白くなりそうですが、続編できないんでしょうかね?

投稿: くまんちゅう | 2008年1月14日 (月) 01時07分

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