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2008年1月 4日 (金)

「チャプター27(CHAPTER27)」映画感想

Mo5509_f1 これもずーっと気になってた作品、「チャプター27(CHAPTER27)」を見てきました。
単館上映で映画の日に見ようと思ってたら、元旦は映画館がお休み、「なんでやねん」と思ったら翌日が代替で1000円だそうで、食いついてしまいました。

http://chapter27.jp/(公式サイト)

ストーリー「1980年12月6日、熱狂的なジョン・レノンのファンである青年チャップマンが、レノン射殺を実行するためにNYを訪問。彼はレノンが住むダコタハウス周辺をうろつくが、心の中で激しい葛藤がわき起こる。」

周りにビートルズのファンが多かったけど、自分はそんなに好きじゃなかった(S&G派でした)し、ジョンレノンは解散後の曲は良いと思うけど、行動は変な奴と思っていた。

だけどいきなり射殺されたというニュースを見たときは、なんとも言えない哀しい気持ちになったのも確かでした。イマジンで宗教や国家を否定したから狂信者に殺されたとか、どこかの国家の陰謀だとか、ビートルズを解散させた原因を作ったとして、恨まれていたとか、いろんな憶測を耳にしても、どれが真相だとしても理不尽な話だなと思っていました。

けれど、この映画を見るまでは実際に犯人が誰でどういう人物だったかというのは知らなかったのです。実はジョン・レノンその人のファンであり、ファンであるがゆえに殺そうと決心していたとは全く知りませんでした。

そして度々登場するサリンジャーの小説「ライ麦畑でつかまえて」この本の存在は知っていますが読んでませんでした。サリンジャーは漫画の「バナナフィッシュ」の題名の由来になったという短編集は興味本位で読みました。けど、どうも読み辛いというか理解しにくい内容で楽しめなかったのでそれ以来読んでいません。

言われて見ればおかしな精神世界へ迷い込みそうな雰囲気はあったような気がします。

映画や小説といった物には見た人が影響を受ける作品も多々有りますし、それによって犯罪が起きると作り手や作品に問題が有ったかのように叩かれることもしばしばです。

でもそれは作品が悪いわけじゃなくて、あくまで受け取る側の問題です、その辺を間違わないようにしなきゃいけない。
どんなに好きな作品でも現実と虚構と見極めなきゃいけない、マスコミの報道なども同じ事ですね、人の言うがままを信じて行動しても責任をとるのはあくまで自分自身です。

そんな事を考えさせられる作品でした。
このチャップマンとい犯人をただの狂人として見るのではなく、いつ自分が陥ってしまうかもしれない危険を見せられた気がします。

聖書のJOHN(ヨハネ=ジョン)の所にLENNONと付け加える辺り、彼を勝手に神格化して勝手に裏切られたと思い込んでるのが見えて恐かった。

見てて楽しいという作品じゃないですけど、良い作品だったと思います。

★★★+

チャプター27
チャプター27 DVD

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コメント

くまんちゅうさん☆


またやってきました、
この映画、そう、面白いというのではなく興味深い作品でした。
もちろん全部が実話ではないでしょうけど、いろいろな経緯とか犯行時の知らなかったことが知れました。。。。
ところでS&Gってサイモン&ガーファンクルですよね?
わたしも両親の影響で好きなんですよー。^^V

投稿: mig | 2008年1月 4日 (金) 20時10分

migさん、コメントどうもです。

興味深かったですね、犯人が存命ってのも凄いですが、ラストシーンでタイトルの意味が判った気がします。
>サイモン&ガーファンクルですよね?
です!判ってくれる人は判ると思ってあえて書かなかったです。嬉しい!

投稿: くまんちゅう | 2008年1月 4日 (金) 21時56分

こんにちは。
TBありがとうございました。
この作品は、どう受け取るか難しいなと思ってました。

>あくまで受け取る側の問題

この辺に、ウンウンと頷いてしまって。
面白い面白くないということよりも、こういう映画を作ったという試みが興味深いですね。

追伸:またココログの調子が悪いような気が。くまんちゅうさんのところは問題ないですか?

投稿: となひょう | 2008年1月 5日 (土) 21時18分

そうそう、そうですよねぇ~。うん、狂人と変人と天才と秀才と・・その分かれ目は曖昧で、いつの間にか落とし穴に嵌って自分のしてることを正当化して・・色々と考えさせられる映画で、まぁ何と言うか楽しい映画とはいえなかったけど、見てよかった映画でした。

私もファンが殺したって知りませんでしたよ。

TBまいどでした。

投稿: kaoritaly | 2008年1月 5日 (土) 21時49分

となひょうさん、コメントどうもです。

考えさせられる映画でしたね、感想も難しいですね、可笑しいとか楽しいとか無いですし、レノンファンには辛いでしょう。
チャップマンの心理状態に触れる事で、落とし穴に落ちないように気をつけられたら正解でしょうか?
教訓になる映画でした。

ココログは良く判らない状態ですね、TB受けられないとことか有るし、コメントも受けられない人がいるみたいです。

投稿: くまんちゅう | 2008年1月 5日 (土) 22時27分

kaoritaly さん、こちらもコメントどうもです。

>狂人と変人と天才と秀才
紙一重とはよく言ったものですね、
平和を願ったメッセージも曲解されるととんでもない事になりますし、
ブログの記事とかも誤解されたらとか思うとちょっと恐いです。
影響力少ないので殺されはしないでしょうけどね・・・

投稿: くまんちゅう | 2008年1月 5日 (土) 22時31分

こんにちは。TBありがとうございました!
正直、この映画は自分の理解の超えたところにある気がしていました。
> 彼を勝手に神格化して勝手に裏切られたと思い込んでるのが見えて恐かった
私も怖かったです…

投稿: non_0101 | 2008年2月23日 (土) 07時19分

non_0101 さん、コメントどうもです

映画を見て楽しむと言うような作品じゃないのは確かですね。
彼を理解できないし理解したいとも思いませんが、世の中にはこんな人もいるんだという、俊樹の一つにはなりました。
神格化されるほうはたまったもんじゃないですね。

投稿: くまんちゅう | 2008年2月23日 (土) 11時54分

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