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2008年4月 6日 (日)

金庸 著、武侠小説「碧血剣」感想

碧血剣〈1〉復讐の金蛇剣 (徳間文庫)
碧血剣〈1〉復讐の金蛇剣 (徳間文庫) 碧血剣〈2〉ホンタイジ暗殺 (徳間文庫)
碧血剣〈2〉ホンタイジ暗殺 (徳間文庫)碧血剣〈3〉北京落城 (徳間文庫)
碧血剣〈3〉北京落城 (徳間文庫)

久しぶりに金庸 先生の著作本の紹介をします、武侠小説「碧血剣」。

これは随分前にネットの知り合いにお薦めしてもらった武侠小説で、最初に読んだ作品です、内容もうろ覚えになっていたので再読しました。
ちなもに教えてくれた人は師匠(武侠的に言えば当然師父)と呼ばせていただいております、神行百変さんです、叩頭。

ストーリー「明末、名将・袁崇煥は満州族の度重なる侵攻に対する戦功にもかかわらず、暗君・崇禎皇帝により無実の罪で処刑される。旧郎党は遺児・袁承志を擁して秘密結社を作り、満州族ホンタイジと崇禎皇帝の暗殺を誓う。闊達な少年剣客に成長した袁承志は、華山派の総帥・穆人清の門弟になり武術を学ぶ。あるとき偶然にも伝説の侠客・金蛇郎君の遺骸を見つけ、謎の地図を手に入れるが…。」

金庸先生の2作目の小説らしいです。
とにかく一番の読み所は拳法、剣術の戦いの場面です、中国の武芸者は少林寺などでもお馴染みですが、拳法、と武器を使った流派が分かれていないのです。日本人の感覚で言えば空手家と剣術家と忍者の武芸を同じ門派で修行しているのを想像してもらえば近いものがあると思います。

金庸先生の武侠小説の特徴は主人公が出てくるのが遅めなこと、慣れてないと主人公が変わってるのかと混乱してしまいます、それから主人公は孤児とか身寄りの無い少年であることが多いです、そして素直な心を持っていて、そのおかげで良い師にめぐり合って修行を重ねて成長していく、というパターンです。

アメコミなんかの偶然スーパーパワーをゲットしちゃう、ただのラッキーとは違います、苦労に苦労を重ねて、時々幸運にも恵まれますが、力を付けていくので、応援し甲斐が有ると言うものです。

更には一つの問題を解決する前に新たな問題が持ち上がって、どこへ進むのかあたふたして読んでいると最後にはちゃんと収束しているという摩訶不思議な展開もお楽しみの一つになってます。

ツンデレヒロインが多いのも特徴と言えば特徴かなぁ、まあ色々魅力的な女性キャラが登場します。キャラクターが多いのも武侠ならではですが、どのキャラも個性的です。

また中国の歴史が背景に描かれているのも歴史好きには堪らない物がありますです。

この作品はその特徴をほぼ備えてまして、全体も3巻で完結と、比較的短くて、武侠小説入門にはちょうど良いかと思います。

★★★★+

NECOのドラマも次はこれでしたっけ?楽しみですね
あ、ブログに書いてありました、宣伝しときますよ!

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