横山秀夫 著「震度0」感想
震度0 (朝日文庫 よ 15-1) (朝日文庫 よ 15-1)
久々に横山氏の文庫新刊が出ていたので買ってきました。
「震度 0」(しんどぜろ)は阪神淡路大震災の時に起こったN県警の内紛を描いた作品です。
ストーリー「阪神大震災の朝、N県警本部警務課長・不破義人が姿を消した。県警の内部事情に通じ、人望も厚い不破が、なぜいなくなったのか? キャリア、準キャリア、叩き上げ、それぞれの県警幹部たちの思惑が、複雑に交錯する……。」
時間軸は阪神淡路大震災と同じですが、場所は現地より離れたN県警、そこの県警屈指の手腕を持つ人事担当官が行方不明になります。
N県警は不祥事を恐れ、事件を隠蔽して連日会議を開きます、そこにはキャリアの本部長、警務部長、地方の部長と、それぞれの思惑や権力争い、事件を巡る主導権争いの辛味から、足の引っ張り合いから情報隠し、およそ市民の生活を守ると言う本来の役割からかけ離れた戦いが地下深く進行していきます。
今まで短編集などで読んできた、横山氏得意の、警察内部抗争劇の集大成的作品です。
地方警察の権力構造、キャリアと地元出身者の考え方の違いを浮き彫りにして興味深く読ませてもらいました。
ただ、小説としての楽しみとか推理とか、感動と言った要素は少なめで、地味な争いが淡々として進むので、誰にでもお薦めと言うわけには行かないです。
地方警察の組織とか興味のある人は一見の価値ありと言っておきます。
★★★+
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» 本「震度0」横山秀夫 [日々のつぶやき]
「不破警務課長が失踪した。それは神戸に大震災が起こった日のことだった。
信頼の厚かった誠実な人間の失踪に、椎野本部長、冬木警務部長、堀川警備部長、藤巻刑事部長、倉本生活安全部長、間宮交通部長は自分達の保身と思惑の中調査を進める。」
相変わらずハズ... [続きを読む]
受信: 2008年4月25日 (金) 09時10分







































コメント
TBのみで失礼しました~コメントありがとうございます。
警察内部の争いが興味深く面白かったです!あまりにも私利私欲にかられていたのがリアルで。
横山作品では私も「クライマーズ・ハイ」がベスト1です~
投稿: hito | 2008年4月26日 (土) 12時55分
hitoさん、コメントどうもです
警察の内部抗争って本当にこんなに陰険なんでしょうか?
恐ろしくなりました
キャリアの考え方は気持ち悪かったです・・
やっぱりクライマーズハイは良いですよね、映画館にチラシを見つけました
投稿: くまんちゅう | 2008年4月26日 (土) 23時43分