「アヒルと鴨のコインロッカー」映画感想
映画ブロガーさんの間で、昨年のベストランクに入れている人が多かった作品、「アヒルと鴨のコインロッカー」をDVDを借りて見ました。
映画公開時は予告を見て、あまり興味がわかなかったのでスルーした作品です。
伊坂幸太郎 作品も読んでおらず、予告を見ても、青春映画なのかミステリーなのか良く判らない映画という印象を受けました。
先日初めて伊坂作品を読みましたので(重力ピエロ記事)なんとなく雰囲気はわかるかなと思って見る気になりました。
ストーリー「大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。」
その設定も謎ですが、隣人の「カワサキ」なる人物が実に不思議なオーラを放っていました。
伊坂作品の登場人物は何を考えてるか判り難い言行不審者が出てきますね、それが重要人物だったりするので不思議な印象を与えてくれているようです。
前半は椎名と河崎の関係がイマイチしっくりこなくて余り乗れなかったのですが、後半は進むにつれて謎が増して面白く見られました。
これも正統派ミステリーでは無いですし、犯人探しというような作品じゃないけれど、最後はあっと驚く展開が待ってました!ってかそう言う話だって気が付かなかったですよ
役者では瑛太が光ってましたね、不思議青年カワサキはお見事でした。
最後のコインロッカーがちょっと意味判らなかった部分もありましたけど、なんで入れるのかとか、音出しっぱなしじゃ迷惑でしょうとか、細かいこと言うなって言われそうなので深く追求しません。
ボブ・ディランの「風に吹かれて」が話の中心に上がってるのは良かったですね、S&G派にも馴染み深いフォークの神様は昔結構聞いていた気がします。
テーマとしてはアヒルと鴨に例えられた外国人との関係、日本人は未だにコンプレックスや、排他的感情が残ってるのかと感じさせます。動物虐待や暴力に対する嫌悪は伊坂作品の根幹的テーマなのかもしれません、他の作品も読んでみないと確信できないので、機会があったら読んで見ます。
★★★+ 自分にとっての映画的評価はこの位かな?
追記:個人的には「風に吹かれて」より「時代は変わる」の方が好きです>ディラン
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
原作本
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» アヒルと鴨のコインロッカー [☆彡映画鑑賞日記☆彡]
『神さま、 この話だけは 見ないでほしい。』
コチラの「アヒルと鴨のコインロッカー」は、人気ミステリー作家の伊坂幸太郎さんの第25回吉川英治文学新人賞を受賞した同名小説の映画化で、6/23公開になったミステリーなのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪
伊坂....... [続きを読む]
受信: 2008年4月 5日 (土) 22時46分
» アヒルと鴨のコインロッカー [映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評]
アヒルと鴨のコインロッカーミステリアスな友情物語は、コメディ調の前半と異なり悲劇的な種明かしが仕込まれている。油断すると感動してしまいそうになるが「見なかったことにして」は解決策として疑問。ただ、神の声“ディラン”が誘う切なさは十分に表現されているし、伊....... [続きを読む]
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» 裏口から悲劇は起こる [CINECHANの映画感想]
172「アヒルと鴨のコインロッカー」(日本)
大学入学のため東京から仙台へと引っ越してきた椎名。初めての一人暮らしが始まったその日、ボブ・ディランを口ずさんでいた椎名に話しかけてきたのは隣室の河崎という男。
「誰かが来るのを待っていたんだ。それがディランを歌う男だとは思わなかった」
そういう河崎が語る、ブータン人留学生ドルジとその恋人で、河崎の元カノ、琴美との3人の日々。そして二つの言葉を調べたいというドルジのために本屋を襲撃して、広辞苑を奪うという計画に椎名は巻き込まれる。そ...... [続きを読む]
受信: 2008年4月 6日 (日) 01時45分
» 【映画】アヒルと鴨のコインロッカー [新!やさぐれ日記]
■状況
MOVIX伊勢崎にてサービスデー価格で観賞
■動機
黄色いポスターとキャッチコピーに惹かれて
■感想
面白かったというと御幣はあるが、良かった。
■あらすじ
大学入学のために仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、河崎と名乗る奇妙な隣人(瑛太)と知り合う。河崎は同じアパートにすむブータン人に広辞苑を贈る為に本屋襲撃を持ちかける。
■コメント
この映画の原作を書いたのが、現在人気急上昇中の作家・伊坂幸太郎。
既に何冊か文庫本化されているため、この映画の予習を兼ねて二ヶ月く... [続きを読む]
受信: 2008年4月 6日 (日) 11時12分
» 「アヒルと鴨のコインロッカー」みた。 [たいむのひとりごと]
瑛太くんは、若手の中ではカナリ贔屓の俳優さんです。この作品でまた私の株を上げました。切なくって泣けちゃう物語だった。最後のにちょっとだけ嬉しさを感じちゃったのは、良いことでもないのだけど、沈んだ気持ち... [続きを読む]
受信: 2008年4月 6日 (日) 16時44分
» 「アヒルと鴨のコインロッカー」 「区別」しようとする気持ち [はらやんの映画徒然草]
アヒルとは、人類が鴨を家禽として飼育していく中で作られた鳥だということです。 同 [続きを読む]
受信: 2008年4月29日 (火) 08時49分
» アヒルと鴨のコインロッカー [★YUKAの気ままな有閑日記★]
レンタルで鑑賞―【story】大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた― 監督 : 中村義洋 『チーム・バチスタの栄光』【comment】以前、伊坂幸太郎さんの原作を読んだ。 『アヒルと鴨のコインロッカー』の感想はコチラです^^・『現在』... [続きを読む]
受信: 2008年6月 6日 (金) 23時14分
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キミは彼らの物語に飛び入り参加している。この映画を見終わると、このセリフが「神さま。この物語だけは見ないでほしい」という宣伝文句をより心に響かせるものにしているように思えました。
予告編からコミカルな作品だろうと、個人的にはあまり注目していなかった作品だ....... [続きを読む]
受信: 2009年4月15日 (水) 17時01分
コメント
こんばんは!
私は原作を先に読みましたが、そちらは『現在』と『2年前』の出来事を交互に描き、、、やはり不思議な空気を持った作品でした。
それを見事に映画化していたなぁ~と思います。
とても『チーム・バチスタ~』の監督さんの作品とは思えません(笑)
原作ですが、多分くまんちゅうさんは気に入られるんじゃーないかしら?
機会があったら是非読んでみてくださいね♪
投稿: 由香 | 2008年6月 6日 (金) 23時21分
由香さん、コメントどうもです。
原作ファンでも楽しめた映画って珍しいですね、相乗効果ですか!?
この作品はネタを知ってるとどうなのかな?と思ってましたけど、気になってきました。
今は他の作品を見つけて買ってきちゃったので、ぼちぼち探してみます。
古本屋で井坂作品を見つけるのは至難の業なので、見た瞬間に買っています。
投稿: くまんちゅう | 2008年6月 7日 (土) 03時57分
前半に散りばめられたフリを後半で全て回収する構成は見事でした。
心から巧いなぁ~と思える作品でしたよ。
投稿: にゃむばなな | 2009年4月15日 (水) 16時57分
にゃむばなな さん、コメントどうもです
始めはゆるい話かと思わせておいて
後半怒涛の展開、伏線の回収はお見事でした。
人物の描き方も巧かったですね
投稿: くまんちゅう | 2009年4月15日 (水) 22時37分