「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(THERE WILL BE BLOOD)」映画感想
アメリカ史の暗い部分を浮き彫りにしているという、正にその通りの内容でした。
石油の掘削、油井開発の歴史も見せられました、現代の近代的な採掘映像を知っている者には昔の苦労が並大抵のものじゃなかったってのも興味深いものでした。
油井火災の場面も出てきますが、ドキュメンタリー映像でみた驚きの消火方法は昔から同じだったんだなぁ、と変な所に感心してました。
話のテーマとしては石油ビジネスに邁進する余り、人の道から外れていく男と、それを利用していこうとする教会との思惑のぶつかり合い、そして父と息子の関係など、深く、重めな事柄が取り上げられていきます。
教会はプロテスタントなのかカトリックなのかちょっと判りませんでしたが、説教は何かいかがわしい物を感じました、この教会のあり方もアメリカ的な部分としてかなりの時間を割いて語られていました。
見ていて一番心が落ち着いたのが石油屋の息子と地元の娘の交流だったんじゃないでしょうか、その彼の衝撃的な出来事とその後の成長も又アメリカの真実として心に留めておきたいと思います。
成功を収めて富豪となったプレインヴュー、最後は結局孤独な老人となってしまいました、息子に言った言葉が本音だったのか強がりだったのか、気になるところです。
長くて、最近の作品らしく重めの難しいテーマ、好き嫌いの分かれそうですが鑑賞後なんとも言えない余韻の残る映画でした。
★★★★
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PTAことポール・トーマス・アンダーソン監督の作品は基本的に暗喩が多用されているため、見る人によっては理解し難く退屈に思える映画が多いです。そのためこの作品に関してもPTA好き以外にはやはり難解だったらしく、映画館には団塊世代のおじさまたちがたくさん駆けつけて....... [続きを読む]
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受信: 2008年5月13日 (火) 23時44分
» ゼア・ウィル・ビー・ブラッド★ダニエル・ディ=ルイス [銅版画制作の日々]
ダニエル・デイ=ルイスの狂的な演技に、驚きと感動。
若き日の作品での彼の印象は、わぁ〜ハンサムな俳優さんだと胸キュンしたことがあった。あれから随分時間が経って・・・・・。再びお顔を拝見したら、えらい年を喰ってしまい、それも驚きのひとつだった。私自身が映画から遠ざかっていたこともあり、久しく彼の出演作を観ていなかったこともあるのだが。彼自身も一時期、俳優業から遠ざかっていたようで・・・・。マーティン・スコセッシュ監督の説得で「ギャング・オブ・ニューヨーク」(02)で復帰。その作... [続きを読む]
受信: 2008年5月17日 (土) 10時15分
» ゼア・ウィル・ビー・ブラッド [ルナのシネマ缶]
2時間38分!結構長い!
一人の男が、石油によって
一攫千金をかなえる
大河ドラマです。
しかし、権力と金を
手に入れても人間は
幸せになれるとは限らない!って
言うお話です。
石油ブームに沸く20世紀初頭のカリフォルニア。
鉱山労働者のプレインビュー(ダニエル・デイ=ルイス)は、
幼い息子(ディロン・フリーシャー)を連れて、石油の採掘を行っていた。
そんな時、1人の青年が故郷の牧場に石油が沸く源泉があるという
情報を持ち込んでくる。
息子とともに石油採掘事業に乗り出し... [続きを読む]
受信: 2008年5月19日 (月) 01時23分
» ゼア・ウィル・ビー・ブラッド [お気楽に映画で極楽]
ダニエル・デイ=ルイスの圧倒的な存在感!!後半はいるだけで周りの空気が張り詰める感じがして恐ろしくなりました。石油採掘により富と権... [続きを読む]
受信: 2008年5月19日 (月) 18時58分
» ゼア・ウィル・ビー・ブラッド [ダイターンクラッシュ!!]
6月6日(木) 20:50~ チネ1 料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:売り切れ 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』公式サイト いたずらに長い映画を撮るポール・トーマス・アンダーソンの新作をやっと見た。実は、「マグノリア」は見ていないのだが、「ブギーナイツ」とか長い印象がある。「パンチ・ドランク・ラブ」は違うか。 勝手に波乱万丈なピカレスクロマンだと思い込んでいたんだが、ポール・トーマス・アンダーソンの映画だということを忘れていた(いや、本当にエンドロール見るまで)、坦々と嫌な... [続きを読む]
受信: 2008年6月 9日 (月) 01時22分
» お前のミルクを吸い上げている [CINECHANの映画感想]
140「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(アメリカ)
20世紀初頭、一攫千金を夢見る鉱山採掘業者のダニエル・プレインヴュー。父親が採掘中に事故で亡くなり、孤児となった子供を拾い、自分の息子H.W.として連れ歩いていた。
ある日ポールという青年から、自分の土地に油田があるはずだとの情報を得て、西部の町リトル・ボストンへと向かう。言葉巧みに有望な土地を有利な条件で買い叩き始めるダニエル。こうして建造された油井はプレインヴューに莫大な土地と権力をもたらし、町はにわかに繁栄する。
しかし...... [続きを読む]
受信: 2008年6月10日 (火) 00時55分










































コメント
こんにちは☆
おお!くまんちゅうさんは満足できたのですねー。私にはちょっと重すぎたかなー。
そしてストーリーとかよりもダニエルやポールダノの演技ばかりが印象に残ってしまいました。
あの教会の集会、すごかったですねー。
説教しているときのポールダノにはホントオドロキでした~。
↓TOHOのフリーパスポートいいなぁ。
ワタシには夢のまた夢の夢ですー。
投稿: きらら | 2008年5月 1日 (木) 16時05分
きららさん、コメトラどうもです!
確かにテーマは重かったですけど、彼らの演技を見るだけでも価値はあったと思います。
ポールダノは驚きの熱演でしたね、アメリカの宗教事情はあんな感じが多いのかな?とか色々考えちゃいました。
TOHOパスポートは指輪一気見で稼いだポイントが効いてます。夜通し見た甲斐がありました。
投稿: くまんちゅう | 2008年5月 1日 (木) 22時41分
くまんちゅう隊員、た~か~の~つ~め~
とおふざけするのも憚られるほどの雰囲気がある作品でしたね。
>見ていて一番心が落ち着いたのが石油屋の息子と
>地元の娘の交流だったんじゃないでしょうか、
唯一ホッとするシーンでしたね。
他のシーンはあまりにも毒々しくて・・・
個人的にD・デイ=ルイスよりもポール・ダノの方に目が行きました。
彼の方が怪演という感じがしましたね~。
投稿: swallow tail | 2008年5月 3日 (土) 11時28分
スワロ隊員コメントどうもです
油まみれで戦い続けの映画でした、息子君の成長が支えな部分も有ったでしょうに、仕事と介護の両立が出来ない別れの場面は悲しかったですね。
成長した彼と娘の幸せが唯一救いでした。
D・デイ=ルイスは賞を取ったこともあり期待してたので納得ですが、ポール・ダノの怪演は驚きでした、その分印象深かったです。
ではではもうすぐ公開「た~か~の~つ~め~
」
投稿: くまんちゅう | 2008年5月 3日 (土) 13時30分
うぃっす!隊長!観てきました。東京に住んでいるといろいろ観れていいですね。うらやましいです。
私はポール・ダノの演技に魅了されてしまいました。驚異です。素晴らしいです。でもこんな映画ばかりだと疲れるので「相棒」か「NEXT」観てきます。
投稿: ぷくちゃん | 2008年5月 5日 (月) 08時04分
息子のH・Wの事故がなければダニエルの人生も少しはマシになっていたのかな?とかいろいろ考えてしまいますね。
それにしてもダニエル・デイ・ルイスやポール・ダノの狂気にも満ちた演技は素晴らしかったと思います。
投稿: にゃむばなな | 2008年5月 5日 (月) 13時30分
ぷくちゃんコメントどうもです
確かに素晴らしい演技は堪能できましたですけど、重いですね。
軽いのも見ないと疲れます
NEXTは広い心で期待し過ぎなければ楽しめると思います。
東京は単館系が見られるのがありがたいですね。
投稿: くまんちゅう | 2008年5月 5日 (月) 14時22分
にゃむばなな さん、コメントどうもです。
あの事故は彼に取っては大きな痛手だったと思います、あの時のあわてっぷりを見ると最後の台詞が虚勢だった、またはあえて突き放したと判りますね。
2人の演技には圧倒されました、あの対決こそが当時のアメリカを象徴してるのかもしれません。
投稿: くまんちゅう | 2008年5月 5日 (月) 14時27分
くまんちゅうさん、こんにちは!
私、親の立場からしたら、彼は息子を溺愛した故の最後の言葉だったと思いたいです。
不器用なんだろうなあ~。
ダニエルはモチロンですが、ポール・ダノは怪演(笑)でしたね~
あの悪魔払いの儀式(?)の胡散臭さったら、ちょっと笑えます!
彼は二重人格者かと思って観てましたぁ~(汗)
投稿: オリーブリー | 2008年5月 9日 (金) 16時16分
オリーブリー さん、コメントどうもです。
そうですよね~、今考えると「手を汚してきた自分とは違う所において置きたい」という気がしてます>息子への台詞。
ポール・ダノ牧師は最初からいかがわしそうでした、悪魔祓いは胡散臭いし、ちょっと気持ち悪かったです・・・
投稿: くまんちゅう | 2008年5月 9日 (金) 21時13分