「マンデラの名もなき看守(GOODBYE BAFANA)」映画感想
南アフリカのアパルトヘイトに抵抗して、長期間服役していた、ネルソン・マンデラ氏とその看守の真実を元にした物語。「マンデラの名もなき看守」(GOODBYE BAFANA)を見てきました。制作は仏.独.ベルギー.伊.南ア共同だそうです。
真実を~って3連荘になってしまいましたがコレが一番真実の重みが有った作品でした。
流石に只券使える場所では上映していなかったので、久々にお金払って鑑賞でした、その価値は充分ありましたです。
ジョセフ・ファインズ デニス・ヘイスバート ダイアン・クルーガー
ストーリー「人種隔離政策を敷く、1968年末の南アフリカ。公安局の命令でグレゴリーは、投獄された反体制活動家マンデラの担当看守に。彼の言動を観察して報告するが、しだいにマンデラと心を通わせるようになる。」
お話は新任の看守グレゴリー(ジョセフ・ファインズ)が、マンデラ(デニス・ヘイスバート)が収監されているロベン島の刑務所に赴任する所から始まります。
最初に囚人達を見て回るところにマンデラ氏にそっくりな人がいて、上手いこと探してくるものだな~と感心していたら違う場所に収監されているって流れで、あれ?と思いましたが本人だったでしょうか?
ダーウィン・アワードでアホな捜査官をやってたジョセフ・ファインズですが、打って変わって野心家の下士官を演じています。お人よしな感じは同じなのかな?
幼い頃の環境によってコーサ語が出来る、珍しい部類の白人として、マンデラ等反アパルトヘイト勢力の監視を公安部のお偉方から依頼されたグレゴリー。
彼と家族も始めは黒人に反感を持ち、マンデラをテロリストの首謀者として厳しく監視していきますが、実際にその人柄に接して疑問を抱くようになります。
常に行動を見ているせいで、情が移ってたのか彼から妻への贈り物を渡したことで上司は左遷、自分は同僚らから「クロ贔屓」として蔑まれ家族まで脅迫されてしまいます。
この辺りはダンテ・クラブで読んだ南北戦争当時のアメリカに似ているような感覚です、そしてもちろんナチスドイツのユダヤ人差別と同じで、周りの雰囲気で差別しないと逆に差別されてしまうという悪循環、人間の闇の部分を見せられたような気がしました。
グレゴリーは身の危険を感じて辞職を願い出ますが、公安部の意向で却下、しかし比較的安全な場所へ移動を認められます、安穏な生活が訪れた物の、マンデラへの罪悪感や歴史の表から平凡な公務に変わった寂寥感を抱えてしまいます。
その後国際世論の高まりからマンデラの待遇の改善が始まり、再び担当看守として抜擢され、彼の息子も関わっていきます。
マンデラ氏がその後どうなったかは歴史的な事実を知っていたのですが、その経緯や、彼に関わる人達が抱えていた苦悩を見られる事が出来て、改めて考えされられた作品でした。
事実を基にした作品群の中では重くてシリアスな作品でしたが、それだけに評価は高くなりました。
原題の(GOODBYE BAFANA)のBAFANAはマンデラ氏のニックネームで、刑務所から去る氏に看守が掛けた言葉です。邦題は結構ちゃんと捉えているようで、納得です。
★★★★+
今のところベスト候補上位ですね。
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» 「マンデラの名も無き看守」 [てんびんthe LIFE]
「マンデラの名も無き看守」試写会 よみうりホールで鑑賞
ネルソン・マンデラ
この名前は誰でも1度は聞いたことがあると思います。
南アフリカのアパルトヘイト廃止に立ち向かい、投獄され、出所の後に大統領となり、ノーベル平和賞を授与されています。
図書館の伝記欄にもしっかり電気になっている、とても素晴らしい人物です。
そのマンデラ氏の投獄の間にあった、1人の看守との絆(?)を描いた実話。
鑑賞前にちょっぴりマンデラ氏について学んでおくほうがいいかも。
看守グレゴリーとマンデラ、そしてグレ... [続きを読む]
受信: 2008年5月18日 (日) 23時22分
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仏&独&ベルギー&南アフリカ
ドラマ
監督:ビレ・アウグスト
出演:ジョセフ・ファインズ
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受信: 2008年5月19日 (月) 14時44分
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「Goodbye Bafana」2007 ドイツ/フランス/ベルギー/南アフリカ/イタリア/UK/ルクセンブルグ
黒人初の南アフリカ大統領となったネルソン・マンデラの名もなき看守ジェームズ・グレゴリーと、家族の姿を描いた社会派ヒューマン・ドラマ。
文部省推薦映画で、ストーリーの主人公は看守ジェームズ・グレゴリー。
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ネルソン・... [続きを読む]
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「マンデラの名もなき看守」 GOODBYE BAFANA/製作:2006年、フラ [続きを読む]
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» 映画 『マンデラの名もなき看守』 [きららのきらきら生活]
☆公式サイト☆南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラの“囚われの27年間”にスポットを当てた感動作。政治活動家として刑務所生活を強いられたマンデラと、彼との出会いによって社会を見つめ直す白人看守グレゴリーの交流が描かれる。アパルトヘイト政策により、黒人が差別されている1968年の南アフリカ。白人看守のグレゴリー(ジョセフ・ファインズ)は、マンデラ(デニス・ヘイスバート)が収監されているロベン島の刑務所に赴任。マンデラの故郷の言葉であるコーサ語を操ることができるグレゴリーは、マンデラらの秘密の... [続きを読む]
受信: 2008年5月30日 (金) 00時01分
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アパルトヘイト政策のなか黒人たちの権利を勝ち取り、南アフリカ初の黒人大統領となったネルソン・マンデラと彼の服役中に担当になった看守の実話に基づいた物語です。 1968年の南アフリカ。刑務官のグレゴリーは国内一の刑務所、ロベン島に配属される。赴任した時、...... [続きを読む]
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静かな感動が染みわたる。
刑務所の看守として働くジェームズ・グレゴリーは、1968年、ケープタウン沖のロベン島に赴任し、政治犯として投獄されていたネルソン・マンデラの担当看守になる。94年には南アフリカ初の黒人大統領となったマンデラが、アパルトヘイト政策下に反政府運動の活動家として捕えられて27年間の獄中生活を送った際に、マンデラと関わった看守がこの物語の主人公。どこがどうして名もなき看守なのかさっぱりわからない、看守の名前はハッキリくっきりジェームズ・グレゴリー。名前は劇中で語られるけれど、... [続きを読む]
受信: 2008年6月 9日 (月) 00時23分
» 『マンデラの名もなき看守』 @シネマGAGA! [映画な日々。読書な日々。]
アパルトヘイト政策により、黒人が差別されている1968年の南アフリカ。白人看守のグレゴリーは、マンデラが収監されているロベン島の刑務所に赴任。マンデラの故郷の言葉であるコーサ語を操ることができるグレゴリーは、マンデラらの秘密の会話をスパイするよう命じられる。[... [続きを読む]
受信: 2008年6月13日 (金) 00時12分
» 歴史のひとこまになりたい [CINECHANの映画感想]
159「マンデラの名もなき看守」(フランス・ドイツ・ベルギー・イタリア・南アフリカ)
1968年アパルトヘイト政策下の南アフリカ共和国。黒人差別を当然のように受け入れていた刑務所の下士官ジェームズ・グレゴリー。彼はロベン島の刑務所に赴任することになり、家族と共に島へ引っ越してくる。そこの刑務所は反体制組織の黒人たちを収容している刑務所だった。マンデラの生まれ故郷の近くで育ったグレゴリーはコーサ語を話すことができたため、マンデラの担当に抜擢される。マンデラたちの会話や文書を監視するように...... [続きを読む]
受信: 2008年7月 2日 (水) 00時18分







































コメント
こんにちは♪
アパルトヘイトは一体何のためにあったのか?
と今更ながらに深く考えさせらた作品でした。
>周りの雰囲気で差別しないと逆に差別され
てしまうという悪循環
ホント、これは南アだけじゃくどこの世界にも
あることで、怖く思うと同時に情けないやらで
すよね…。( ̄~ ̄;) ウーム
投稿: 風情♪ | 2008年5月19日 (月) 14時54分
風情♪さん、コメントどうもです。
差別政策がつい最近まであったという事の恐ろしさを感じました。
差別被差別は子供のイジメと同じ構造なんですよね、良く考えてみると。
バカバカしいやら哀しいやら。
この映画は多くの子供達に見て欲しいと思います。
投稿: くまんちゅう | 2008年5月19日 (月) 21時04分
こんばんは。
この映画、ご覧の方が割と少なめなのが残念ですね。
映画なんで多少の美化はあるのが当然ですが、たくさんの方に観ていただきたいと思いました。
投稿: rose_chocolat | 2008年5月22日 (木) 20時42分
rose_chocolat さん、コメントどうもです。
こういう映画をもっと沢山の劇場で公開して欲しいですね、事実を基にした映画シリーズでは一番良い映画だったと思います。
投稿: くまんちゅう | 2008年5月22日 (木) 21時46分
こんばんは!
TBさせていただきました。
マンデラとグレゴリーの、なにか友情のようなものが芽生えた感じのやり取りが感動的でした。
棒を使った(日本の剣道のような..)あのシーンは素敵でしたわ。
たくさんの人に見ていただきたい作品だと思います。
投稿: margot2005 | 2008年5月25日 (日) 00時17分
margot2005 さん、コメントどうもです。
予告を見てから「是非見なくては!」と思ったました、期待通りの秀作でした。
友情というか信頼というか、絆が良かったですね。
最初何も知らなかった家族も理解できるようになったのが又感激でした。
棒術のシーンは子供時代のも良かったです。
投稿: くまんちゅう | 2008年5月25日 (日) 00時33分
こんにちは。
メンテナンスしてもバージョンアップを実感できないっす。
TB&コメントありがとうございました。
もしかして、何ともTBしていたでしょうか。
ココログ同士なのに調子が悪いのって、どうなんでしょうね全く。
さて、本作ですが。想像していたよりも穏やかに流れていった感じでした。
『ダーウィン・アワード』は未見なので、その内見てみようかな。
余韻の残る作品という気がします。
ジョセフ・ファインズは現代劇にも出てるんですね。『恋におちたシェイクスピア』とか『エリザベス』の1作目とか『ベニスの商人』とか。とにかくコスプレのイメージが強いです。
投稿: となひょう | 2008年5月29日 (木) 23時49分
こんばんはー。
アパルトヘイトという意味分からない制度の下にこういう友情があったこと、
素晴らしかったですね☆
グレゴリーの妻が平然と「黒人はテロリスト」って子供に教えているところがなんとも恐ろしかったですー。
投稿: きらら | 2008年5月30日 (金) 00時02分
となひょう さん、コメントどうもです。
TB送ったつもりでいたら反映されてなくて慌てました。ココログ同士なのに何とかして欲しいです。
静かな作品でしたけど、テーマと気持ちの変化がよく表されていたので気に入りました。大作は減らしてこういう作品を選んでみていこうかと思ってます。
ジョセフはこんなに上手いと思ってなかったので新たな発見をした感じです。
投稿: くまんちゅう | 2008年5月30日 (金) 22時09分
きららさん、コメントどうもです。
悪名高きアパルトヘイトですが、情報が無い国内の人はそれが普通だったんだと思うと恐ろしいです。
戦中の日本とかドイツとかもそうだったんだろうな、とか考えちゃいます。
広いし視野を持たないといけないと思わせる映画でした。
投稿: くまんちゅう | 2008年5月30日 (金) 22時11分
こんにちわ。TBとコメントありがとうございました。
映画の後半、グレゴリーとマンデラが信頼関係を築く一方、“外”の世界ではマンデラの仲間がテロを行い、被害者の親族が復讐のためマンデラの担当の看守になることを希望する、といったエピソードが悪循環を表していて印象的でした。
多くの人に見てもらいたい映画です。
投稿: きーさく | 2008年6月 4日 (水) 22時56分
きーさく さん、コメントどうもです。
外の世界ではテロも起きていた、というのも印象的でしたけど、釈放される時の報復はしない、という宣言も響きました。
世界各国からの批判をかわすために段々よくなる囚人環境と言うのも皮肉でした。
投稿: くまんちゅう | 2008年6月 4日 (水) 23時16分
コメント・TBありがとうございました!
お子さんの何で差別するの?という疑問はまっさらな考えなら思う気持ちですよね。
私もとても満足のいく見終えて余韻に浸りたい感じでいた。
投稿: たーくん | 2008年6月 5日 (木) 07時04分
たーくん、コメントどうもです
警官の横暴は誰が見てもおかしいと思うはずですよね、偏見と差別の無い心が大事ですね。
歴史としては知っている事でしたが釈放された時のシーンは良かったですね。
投稿: くまんちゅう | 2008年6月 5日 (木) 16時15分