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2008年6月29日 (日)

「バグズ・ワールド(LA CITADELLE ASSIEGEE)」映画感想

Mo5939 虫達の世界を捕らえたドキュメンタリードラマ「バグズ・ワールド」(原題:LA CITADELLE ASSIEGEE/英題:THE BESIEGED FORTRESS)を見てきました。

昆虫を題材にして地球環境の問題に迫るアースみたいな作品かと思ってましたが、全然違う話でした。

ドキュメンタリーと言うより昆虫出演の戦争ドラマでした。
「アリ帝国大戦」という題名にすればよかったんじゃないかなと思うほどの内容です。

http://www.bagusworld.com/(公式サイト)

ストーリー「サバンナの奥地に点在する巨大なオオキノコシロアリの巣。そこでは一匹の女王アリを中心に、数百万匹のアリたちが秩序正しく生息していた。だが、その巣を食い尽くそうとする、凶暴なサスライアリの大群が迫っていた。」

どこまでが自然の姿でどこまでが演出か判らないですが、物語は監督の意図した方向へ確実に進んでいる、というか話作ってますね、間違いないです。

T0006034a 城塞都市を作って平和に暮らしていた農耕民族(蟻族)のオオキノコシロアリですが、その巣である蟻塚は正に要塞と呼ぶにふさわしい外観をしています。ところが思わぬ天災によって要塞の守りに隙が生じます、その隙を狙ってか遊牧民族(アリ族)のサスライアリの大群(大軍)が襲い掛かります。

まるでアリ版「宋VSモンゴル」サスライアリは国家=軍団という形で皇帝(女王アリ)家族、食料ごと軍団と共に移動して、遭遇する物は全てなぎ倒して邁進します。
女王も移動するのですが、そこには多くの兵隊アリが護衛につき移動の手助けをしていますが、守りは兵士にかかkっています。

一方のシロアリはきのこを育てて食料として、土から要塞を築いて守りを固めます。
女王は産卵の為に動きがとれず、もし女王が倒れれば帝国は崩壊してしまいます。
普段は強固な要塞で鉄壁の守りを誇るシロアリですが、先に述べた天災に加え、食料不足も重なり篭城側には辛い戦いとなることが予想されます。

そして最後は意外な結末が!って絶対作ってるって、ドキュメンタリーじゃないでしょsign03

武侠的に例えて言うなら神鵰剣侠の襄陽城の攻防戦みたいな戦いがアリ達によって繰り広げられているのです。

映像は本物の昆虫や動物で、どうやって撮ったんだろうと思わせるほど詳細でした、CGじゃないと思いますが、蟻塚の深部って本当に現実の物か?と思うほどでした。
虫の動きは時に気持ち悪いと思うのですが、終わる頃には神々しいまで美しく見えてくるから不思議です。照明や撮影方法は凄いなぁと思わずにはいられませんね。
虫の映像意外はフランス語のナレーションだけで、台詞は無しですが、兵隊の声や民の悲鳴が聞こえてきそうな気がしました。
自然の音(?)に加え音楽が雰囲気を盛り上げます、って言うか盛り上げすぎですから!
いかにも戦争映画で使いそうなドラマティックな音楽でその気にさせられるから怖いです。

ドキュメンタリーというカテゴリから外したいと思うほどの昆虫による戦争ドラマでした。

月をバックに羽を持った蟻が飛行する場面は、妖精が飛び交っているような実に幻想的な映像でした。

★★★★

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コメント

こんにちわ。
科学映画かと思ったら、攻防戦はしっかりエンターティメントしていました。
雰囲気や演出(というか編集?)は古代戦争ものそのままのノリでした。

これって、もしかしてサスライアリ登場のハプニングを逆に利用したのかな?とも思いました。

投稿: きーさく | 2008年7月 6日 (日) 21時02分

きーさくさん、コメントどうもです

そうそうドキュメンタリーかと
思って見てたら戦争映画になってて
ビックリでした。
面白かったし、どうやって撮ったんだ
な映像が凄かったです。
絶対意図的に演出していると思いますが
その方法は謎です、ハラハラドキドキな
攻防戦でした。

投稿: くまんちゅう | 2008年7月 6日 (日) 23時04分

こんばんは。TBありがとうございました。

昆虫版の『300<スリーハンドレット>』って感じの熱い映画でした。見たことの無いアリの生態がSFのようでもありましたね。自然ドキュメンタリーの新しい形という事でなかなか面白い映画でした。

投稿: えめきん | 2008年7月 7日 (月) 22時17分

えめきんさん、コメントどうもです

成る程昆虫版「300」ですか、
城塞攻防戦としては「キングダムオブヘブン」を思い出したりしてました。
自然ドキュメンタリーと銘打ってましたけど、どう見ても演出してたな、と
完璧ともいえる筋書きでした
どうやって撮ったのか凄く気になります

投稿: くまんちゅう | 2008年7月 7日 (月) 23時16分

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