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2008年6月 1日 (日)

「オーケストラの向こう側 フィラデルフィア管弦楽団の秘密(Music From The Inside Out)」映画感想

Mo5911_f1 最近クラシック系の映画やドラマを多く見てますが、音楽を奏でるオーケストラのメンバーに光を当てたドキュメンタリー「オーケストラの向こう側 フィラデルフィア管弦楽団の秘密」(原題:Music From The Inside Out 2004年/アメリカ)を見てきました。

先週行った時にはイベントが有ったらしく「立ち見になります」と言われ断念。朝10時と夜9時しか上映してない、もっと普通に見られる時間に上映して欲しいです、ココしかやってないですし、お願いしますよ。

http://www.cetera.co.jp/library/orchestra.html(公式サイト)

ストーリー「1900年に創立された、名門オーケストラのフィラデルフィア管弦楽団に所属する105人の演奏家たち。プロの演奏家として音楽に情熱をささげて生きる彼らにも、それぞれに悲喜こもごもの人生があった。」

ストコフスキーやムーティーが指揮していた、アメリカでは超名門オーケストラ「フィラデルフィア管弦楽団」(略称フィラ管)そのメンバーは世界中から集まった優秀な演奏者で構成されています。
技術は勿論、正確で息の合った演奏をしている彼らの個人的な背景や音楽に対する思いを綴った作品です。

冒頭でいきなり「音楽とはなんですか?」という質問を投げかけらるメンバー、それぞれが違う答えを返します。すぐに一言で答える人、考え込んで答えが出てこない人、思いは違うけど皆オーケストラの一部です。

一人一人優秀なだけに個性的な演奏をしたいという思いも強い、それでもオーケストラという組織の一部として全体と調和しなければいけない仕事。その狭間で揺れる心理や、かつて世界的コンクールで入賞した実績を持ちながら、ソリストの道を断念して、オーケストラの一員となる事を選んだメンバー、楽団とは別にジャズやラテンクラブのバンドにも参加する人、演奏のために体を鍛えようとして始めたランニングに入れ込んでマラソン大会にまで参加した人。

それぞれが音楽とはオーケストラとは何かを語ってくれます。

印象的だったのはイスラエル出身のメンバーがアラブの伝統楽器奏者と競演する場面、アコーディオンでビバルディーを演奏するストリートパフォーマー、それに感動するメンバー達。
プロの奏者でも突然弾けなくなってしまうこともあると言う苦悩、音を聞くと自然に色がイメージされると言う抽象画を趣味とする人等。

音楽には国境も人種も言語も関係ない、ファシストも滅ぼすことが出来なかった、神が人に与えた贈り物なんだろう、と本気で思える、そんな作品でした。

使われている曲も素晴らしい、当然演奏も.。
一流の演奏によるベト3、ブラ1、堪能させていただきましたです。

★★★★クラシック音楽の興味の有る人ならオススメ

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