那須きのこ 著「空の境界(からのきょうかい)」感想
空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)
アニメが劇場公開になっていて、結構話題に登っていたので気になっていた作品です。
古本屋で見つけたので買ってきて読んでみました。
「直死の魔眼」という特殊能力を持つ主人公が活躍する新感覚伝奇小説、という触れ込みらしいですが、ちょっと印象が違いましたかねぇ
設定がイマイチ好みじゃなかったせいか、あまり乗り切れないまま惰性で読み終わった感じです。殺人衝動の持ち主が主人公って、ちょっと感情移入のし場所が無いですね・・・
天才的殺人者と、心優しい同級生と、魔術師の女性、魔術を極めた強力な敵。
キャラクターは個性的で際立っていますが、活躍場面が少ないんですよね、戦いのシーンがほとんど無くて出てくる人達の孤独な心象が延々と語られていくのでした。
出てくる背景とか、どこかで聞いたことの有る様な設定でしたし、色々薀蓄も語られるのですが、京極作品程深くなく、どろどろと嵌り込む事も無く、ただ理屈っぽいだけで判り切ったことを難しく書いているので実に疲れました。読み進まないです。
一人称の「私」が、一々違う人物だったり、と、特徴を出しているつもりなんでしょうが、ただ面倒くさい。
戦いの決着の付け方も、伏線も無しにそんな反則な手を使うなんて、と言った物でどうにも適当な展開でしたし、萌え要素も出してるんでしょうが、自分の趣味じゃなかったので受けなかったです。
そして結局物語のオチは。。。
伝奇の名を借りた純愛小説でした・・・・・
★★
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コメント
あらら~お気に召さなかったようで。
コレ講談社文庫になる時に
ノベルズで出した時と文章をかなり
いじったんだそうですよ。
もう少しわかりやすく、一般ウケするように。
もともとが読み手の都合なんて
知ったこっちゃね~という作品で(コラ)
中には、解説の作家さんが好きだから
いいようなもんの・・・て
文庫を買ったけどっていうレビューもちらほら。
理屈っぽくてよくわかんないけど
猟奇殺人事件×ラブストーリーで
劇場はホンマに20代男性、
萌え好みアキバ系で埋め尽くされて
居心地悪かったです。(爆)
でもなんかこう
一人でやれるわいってつっぱりながら
実は甘えてるようなオンナと、
コクトーくんみたいな青年には
ハマってしまって、アハハハハ・・・。
投稿: Ageha | 2008年8月 3日 (日) 16時00分
Agehaさん、コメントどうもです
いやぁ御免なさいね、合わなかったです
理屈っぽくて話が進まなくて、面白そうな場面がいきなり終わっちゃって・・・
残念ながら登場人物の誰にも感情移入出来ませんでしたです。
萌え要素はどこにあるのかな?とピンと来なかったですが、若い人には受けてたんでしょうかね?
酷評でスミマセンでした
投稿: くまんちゅう | 2008年8月 3日 (日) 22時21分