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2008年9月20日 (土)

「イントゥ・ザ・ワイルド(INTO THE WILD)」映画感想

Mo6000_f1 「名優ショーン・ペンが久々に監督を務めたロード・ムービー。ベストセラー・ノンフィクション「荒野へ」を基に、アラスカで謎の死を遂げた青年の旅の様子とその真実に迫る。」

当初見るかどうか悩んでいた作品ですが、原作が空へ エヴェレストの悲劇はなぜ起きたかエヴェレストより高い山のジョン・クラカワー氏と聞いて気になってました。そういえば「空へ」原題が「イントゥ・ジ・エアー(INTO THE AIR)」だった!と思い当たりまして、結局見てきました。

公式サイト:http://www.intothewild.jp/

ストーリー「大学を優秀な成績で卒業したクリス(エミール・ハーシュ)は車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り、捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめる。」

親が不仲で、プレッシャーがきつくて柵から解き放たれたいって気持ちは良く判りますね。
自由を求めて放浪らいたいってのも

親が酷いと子供はグレちゃったりするものですが、彼はちゃんと優秀な成績で大学を卒業します。それはそれで立派だと思いますが何かが間違っていると思ってたんでしょうね。

人間は旅をすると成長するっ、てのも本当なんだと思います。
旅の途中で出会う人達との交流も、素晴らしい経験なんじゃないかと、訴えておりました

だけど、彼の行動は余りにも無計画に見えて仕方が無い、アラスカの荒野を目指すのは良いとして、闇雲に彷徨っているだけでした、たとえば目的地をココだ!と決めているわけでもなく、何日間という期限を決めているわけでもない、結果食料は無くなり、来た道を戻れず、動きの取れない状況に追い込まれてしまいます。
自由を求めると言えば聞こえはイイが、結局は何かから逃げているだけだった、人は一人では生きられない、幸せは分かち合う者がいてこそ、と気が付いた時には既に手遅れだった。人間は真の孤独に耐えられるほどには強くなかったという現実。

せっかくの出会いも、忠告を聞く耳を持たなかったが為に、彼らの元へ帰ることは出来なかった、自由と引き換えに失った物の大きさは、失ってみなければ判らないという事ならば余りにも哀しい。
大学で最高レベルの成績を残せる頭脳を持ちながらも、賢いとは言えない行動でした。

テーマは人間の幸福とは何か、真の自由とはどんな物かと、突きつけてくる。
ただ映画としてはそこに至るまでが長かった、途中退屈に感じてしまったのがマイナス点。
それでも見て良かったと思える作品でした。

イントゥ・ジ・エアーは映画化されないかなぁ、、、

★★★+

イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]
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追記:ウチのブログのタイトルも「荒地の国放浪記」なんですが、よく考えると明確な目的地ってどこなんだろうと、改めて考えてしまいましたが、闇雲に放浪している気がしないでもありませんね、他人事じゃなかったからモヤモヤしちゃったのかもしれません。
しっかりした目的意識と帰る場所を決めておかなきゃ・・・・・

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コメント

くまんちゅうさん★

こんにちはshine

これ、アラスカっていうのは
遠くの異国に身を置いてみたかったんでしょうね〜、
あれだけ色々な知識を蓄えながらうまいことやってたのに、最後にアレ食べて、、、、って
すごくショッキングな結末でした!
普段は長いな〜って思うような感じだけど
サバイバル的な映画好きなので興味深く観れました、
ショーンペンはやっぱり才能あるなぁ。

あ、くまんちゅうさんのblogタイトルは
荒地の国放浪記でしたかwink

投稿: mig | 2008年9月21日 (日) 12時23分

こんにちは♪

現実社会に身を置いてこそ自分とうものが
見つかり、作られていくものと思っている
こともあり、クリスのような生き方には全
くもって共感できるもが無く、残ったのは
余韻ではなく、腹立たしさだけでした…><

投稿: 風情♪ | 2008年9月21日 (日) 13時42分

migさん、コメントどうもです

アラスカってのは合衆国の中では異質な、手付かずの自然が残る秘境なんでしょうね、クラカワー氏はマッキンリーにも登っていて、アラスカに思い入れがあるようです。
彼のサバイバルは勢いだけで、無計画な面が強かったのかなと、準備不足の気がしてしまいました。

そうなんですよ、正に荒地の国ワイルダーランド(これはある小説から取って来たんですけど)を徘徊するって意味で付けたんですね、ワンダーはワンダーフォーゲルのワンダーと同じような感じです。
他人事とはいえない無計画なブログですが、生き残れるかなぁ・・

投稿: くまんちゅう | 2008年9月21日 (日) 15時16分

風情♪ さん、コメントどうもです

彼の悲劇は現実社会から完全に逃れられなかったって事なんだと思います。
彼の行動には共感できませんでしたが、その気持ちは判りましたし、自分も陥ってしまいそうな危うさを感じました。
作者もそのあたりを訴えているのかな、と思います。

投稿: くまんちゅう | 2008年9月21日 (日) 15時19分

くまんちゅうさん、こんばんは♪
TBありがとうございました^^

私は息子がいるので、どうしても母親目線で
観てしまいました。
優秀で、出会った人々に好感を持たれるクリス
だったので、きっと魅力的な人物だったと思います。
元気で戻って欲しかったです(T^T)

私もちょっと長く感じて、仕事疲れもあって
睡魔きてしまった前半でした(^^ゞ
でも、いろいろと考えさせられていい作品だった
と思います^^

Wilderlandwandarってそう言う意味だったんですね。
あらためて見たら、ブログのタイトルの
ところにそう書いてありましたσ(^◇^;)

投稿: ひろちゃん | 2008年9月21日 (日) 21時16分

ひろちゃん 、コメントどうもです

母親目線で見たら、つらい内容でしたね。
中々いいヤツで皆に好かれていたのに、アラスカ計画に固執しちゃったように見えました。人の事言えないほどの頑固者な気がしました。
折角の出会いが無になってしまったのには哀しい結末でした。

そうなんですね、自分でも忘れてました、最近はちっとも放浪してない気がします・・・
荒地の国はハンドル由来のキャラが住んでる場所なんです。

投稿: くまんちゅう | 2008年9月22日 (月) 02時16分

こんばんは☆
人を魅了し誰からも愛されるような主人公だっただけに、哀しさも倍増の展開でした。
自然は美しくて過酷なものだとしみじみ感じる作品でした。
まだ原作を手に取る気にはなれないですけど、いつか挑戦してみたいです~

投稿: non_0101 | 2008年9月23日 (火) 00時14分

non_0101さん、コメントどうもです

本当は賢くて魅力的な青年だったんでしょうけど、意固地になって近視眼的行動をしてしまいました、そんな気がします。
自然は恐ろしいですよ、事前に色々調べて、万全の体制で行かないと痛い目にあいます、でも放浪したくなる時が有るんですよね、気持ちは痛いほど判りました。
「空へ」も素晴らしい作品なのでお薦めします。

投稿: くまんちゅう | 2008年9月23日 (火) 00時45分

こんにちは。
くまんちゅうさんの感想に、とても共感してしまったので思わずコメントです。pencil
最終的には、観に行って良かったと思える作品でしたが。
クリスの取った行動が賢いものには見えませんでした。
やはり、人間は自然には敵わないと強く感じてしまって。fuji wave thunder typhoon
成績優秀でも、人生経験という部分ではまだまだこれからの青年だったのだなぁと思って。
そこが切なかったですね・・・。weep
道端でヘナヘナと座り込んでしまった父(ウィリアム・ハート)の表情が痛く突き刺さってしまいました。despair
でも、驚く程に減量をして挑んだエミール・ハーシュの役者魂には頭が下がりました。

投稿: となひょう | 2008年9月26日 (金) 21時00分

となひょう さん、コメントどうもです

成績優秀と本当の賢さは違うって事でしょうね、どこの国でも同じですね
荒野へ行きたいというのは共感出来ましたけど、結局バスという文明の産物から離れられなかったというのも皮肉でした。
お母さんが可哀想でした
>エミール・ハーシュの役者魂
あの痩せっぷりは苦労したんだろうなと思いました

投稿: くまんちゅう | 2008年9月27日 (土) 01時17分

アラスカという土地柄の魅力なんでしょうか?
アレックス、いやクリスはどこかアラスカに何かあるような思いがあったのでは?と思いました。

日本でいえば北海道や沖縄に対して持っている幻想みたいなものですかね?

投稿: にゃむばなな | 2008年9月28日 (日) 19時09分

にゃむばなな さん、コメントどうもです

なんでアラスカなのか判りませんが、アメリカの秘境と言えばアラスカなんでしょうね、北海道の知床とか、そんなイメージなのかな?
一瞬、熊に食われるのかとヒヤリとしましたが、肉が付いてなかったので助かったんでしょうか?
原作読んでみたい気になりました

投稿: くまんちゅう | 2008年9月29日 (月) 00時36分

こんばんは!
TBありがとうございました!
二回TB送ってしまったようですいません。
さて賛否両論かと思うこの作品。
とても頭の良い青年のわりには行動が浅はかでしたよね?
でも自由を求めて旅立った彼の気持ちは分るような気もします。
悲惨なラストはお気の毒でしたが...

投稿: margot2005 | 2008年10月 1日 (水) 23時39分

margot2005さん、コメントどうもです

評価が分かれているようですが、
彼の気持ちも判るだけに
ただの愚か者と断じるのも忍びないです
頭は良かったんでしょうが、
もう一つ思慮が足りないばかりに
命まで、という哀しい結末でした
憤りや思い込みだけでは
物事は上手くいかないという
教訓も含まれてました

投稿: くまんちゅう | 2008年10月 2日 (木) 00時29分

こんばんわ~

>そういえば「空へ」原題が「イントゥ・ジ・エアー(INTO THE AIR)」だった!と思い当たりまして

わ~~読まれてたのですね。

私は今回の原作を読まなくちゃ、と思いつつ、映画が先になってしまいました。
でも映画は私てきにはかなり良かったです。
実話だからめでたしめでたしとは行きませんでしたね。帰ってこられたら良かったのに、と残念には思いましたが、若さの持つ未熟さ、傲慢さもよく出てると思いました。
いま原作を読んでいるところですが、面白いです。

投稿: jester | 2008年10月 2日 (木) 21時07分

jesterさん、コメントどうもです

そうなんですよ、好きな作家、と言いながら、コチラの原作は未読でした。
実話で、結果も判っていたのですが、それでも切ない幕切れでした。
未熟さですね、頑固者はどっちだ、とも言ってあげたいですが・・・
原作は見た後に見つけまして、今読んでいる所です。同じですね!

投稿: くまんちゅう | 2008年10月 2日 (木) 22時55分

お邪魔します~♪
そうなんですよね!けっきょく逃げてるだけ!
なんですよね~♪

しかし、命を懸けてまで逃げる必要あったの
でしょうか?

投稿: はっち | 2008年10月 9日 (木) 15時50分

はっちさん、コメントどうもです。

傍から見てると逃げているようにしか見えなかったですね。
本人は悲壮な覚悟を持って臨んだのかもしれませんが、今となっては真相は解りません。
アラスカのマッキンリーを命がけで登った事のあるクラカワー氏には何か感じる物があったのだと思います。

投稿: くまんちゅう | 2008年10月 9日 (木) 20時23分

こんにちは。
うん、やっぱり自然を舐めていたつもりはなくても、結果的にはそういうことですよね。
余りにトントン拍子に来てしまったのが逆にアダになった気がします。

>せっかくの出会いも、忠告を聞く耳を持たなかったが為に
特にロンですね。
確かにロンも頑なになっていたところはあるけれど、クリスのロンに対する諭し方はやはり傲慢に聞こえました。

クリスを批判する気はないけれど、共感も共鳴もできない私です。

投稿: たいむ | 2008年10月31日 (金) 17時48分

たいむさん、コメントどうもです

自然を舐めていたわけじゃなく、準備もしていたんでしょうけど、それ以上に恐ろしかったって事になるんでしょうか?
色々な出会いがあったのに、アラスカという目標に縛られて頑なになっていた気がします。
余程それまでの人生に閉塞感を感じていたのかと思いますが、無茶をしようというのは男の子特有の物かもしれません、山登る人には気持ちが判るかります。

投稿: くまんちゅう | 2008年10月31日 (金) 20時50分

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