伊坂幸太郎

2008年10月 1日 (水)

伊坂幸太郎 「アヒルと鴨のコインロッカー」感想

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

映画アヒルと鴨のコインロッカーの原作です、伊坂幸太郎作品を読み始める前に映画作品をDVDで鑑賞してしまって、その雰囲気が判らずに戸惑ってる感想書いてます。
本を読んだ後ならまた違った印象を受けてたんじゃないかな、と、今更ながら感じます。

当然ながら映画と比較した感想となってしまいますので、お許しを。

内容(「BOOK」データベースより)
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼 の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注 目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。

続きを読む "伊坂幸太郎 「アヒルと鴨のコインロッカー」感想"

| | コメント (4) | トラックバック (2)

2008年9月 1日 (月)

伊坂幸太郎 「チルドレン」感想

チルドレン (講談社文庫)
チルドレン (講談社文庫 (い111-1))

伊坂シリーズ7作目は短編集の「チルドレン」

「バンク」「チルドレン」レトリーバー」「チルドレンⅡ」「イン」の6編。

裏表紙の照会文から「独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々--。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。」

続きを読む "伊坂幸太郎 「チルドレン」感想"

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2008年7月17日 (木)

伊坂幸太郎「死神の精度」感想

死神の精度 (文春文庫 )
死神の精度 (文春文庫 )
伊坂祭ってワケでもないけど、古本屋で見つけては買ってきて読んでます。

千葉という名前の死神が主人公の短編集。死神は死亡予定リストに載った人物を調査して「可」か「見送り」かを判定する仕事をしてるだけ。
とにかく音楽ならなんでも好きで時に仕事を忘れて聞き入ってしまったり、どこか人間味のある、今までの死神とは違ったイメージです。

続きを読む "伊坂幸太郎「死神の精度」感想"

| | コメント (4) | トラックバック (2)

2008年7月14日 (月)

「陽気なギャングが地球を回す」映画感想

陽気なギャングが地球を回す
陽気なギャングが地球を回す
原作を読んだときに感想で書いたとおり、映画版のDVDを借りてきて見ました。

映画を見るのが好きですが、本読むのも好きで、気に入った本の映画化となると大喜び、かというとそうでもなく、好きな内容の原作が改変されてガッカリすることの方が多いような気がします。

最近ではミッドナイトイーグルチーム・バチスタの栄光魍魎の匣ダ・ヴィンチ・コードゲド戦記なんてのも有りました。

時には原作も良いが映画も良い、ってのもあります、映画を先に見て気に入った場合なんかはその傾向が強いのかもしれませんが。攻殻機動隊嗤う伊右衛門半落ちデスノートトロイはそのパターンです。

良いところもあり悪いところもあり、映像化は難しいからまあ納得ってパターンも多いですね。指輪物語、ハリポタシリーズ、クライマーズ・ハイヴェニスの商人等等です

さてこれはどのパターンに入りますでしょうか?

続きを読む "「陽気なギャングが地球を回す」映画感想"

| | コメント (0) | トラックバック (4)

2008年6月30日 (月)

伊坂幸太郎 著「陽気なギャングが地球を回す」感想

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫) 伊坂幸太郎氏の作品でも人気の高く、映画化もされているコチラを見つけたので早速買って読みましたです。

内容「嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス! 」

続きを読む "伊坂幸太郎 著「陽気なギャングが地球を回す」感想"

| | コメント (4) | トラックバック (2)

2008年6月18日 (水)

伊坂幸太郎 著「ラッシュライフ」感想

ラッシュライフ (新潮文庫)
ラッシュライフ (新潮文庫)

伊坂シリーズ、4作目?古本屋で見つけたのですかさずゲット!伊坂作品は中々古本屋で見つからないんですよね、皆手元に残しておきたいからか、入ったらすぐ売れちゃうか、どちらかですかね、両方かも。

オードュポンの祈りの感想で「まるでエッシャーの絵の中に入ったみたい」と書いたら、これはもろエッシャーの騙し絵が使われていた。
成る程伊坂氏も好きなんだろうな、と納得してしまいました。
とにかく絵画と音楽と動物が好きな作家です。

内容「泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男 は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する五つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会 話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。」

続きを読む "伊坂幸太郎 著「ラッシュライフ」感想"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月29日 (木)

伊坂幸太郎 著「オーデュポンの祈り」感想

オーデュボンの祈り (新潮文庫)
オーデュボンの祈り (新潮文庫)来ましたよ、やばいです。
重力ピエログラスホッパーとお薦めされたまま読んできて、「じゃあデビュー作も読んでみますか」程度の気持ちで買ってきましたけど、やられましたね。
伊坂幸太郎氏は3作目にして当ブログのカテゴリー入りとなりましたfuji

過去にはトールキン水木しげる金庸横山秀夫京極夏彦ダレン・シャン新田次郎の各氏しかなしえなかった快挙です、オメデトウ!!(おめでたいのはお前だと言われそうですが・・)

内容(「BOOK」データベースより)
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか 言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去ら れて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気が ほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作。

続きを読む "伊坂幸太郎 著「オーデュポンの祈り」感想"

| | コメント (4) | トラックバック (4)

2008年5月14日 (水)

伊坂幸太郎 著「グラスホッパー」感想

グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)
グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)

伊坂幸太郎 重力ピエロが面白かったので、他の物を探してみたら、古本屋で見つけて速攻で買ってきました。
グラスホッパーとはバッタの英語読みです。

内容「   復讐。功名心。過去の清算。それぞれの思いを抱え、男たちは走る。3人の思いが交錯したとき、運命は大きく動き始める…。クールでファニーな殺し屋たちが奏でる狂想曲。」    

続きを読む "伊坂幸太郎 著「グラスホッパー」感想"

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2008年3月30日 (日)

伊坂幸太郎 著「重力ピエロ」感想

重力ピエロ (新潮文庫)
重力ピエロ (新潮文庫)

★YUKAの気ままな有閑日記★の由香 さんが強力にお薦めしてた、伊坂幸太郎さんの著作「重力ピエロ」を読みました。

最近色々と映画化されている伊坂作品ですが、本を読んだことも映画化された作品を見たことも無かったと思います。

とにかく何の前知識も無く、どんな作風なのかも知らずに素のままで読んでみる事にしました、自分に合うか合わないか、まずはお試しです。

ストーリーだけちょっと紹介「兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。」

続きを読む "伊坂幸太郎 著「重力ピエロ」感想"

| | コメント (6) | トラックバック (5)