井沢元彦

2009年8月20日 (木)

井沢元彦 「逆説の日本史〈12〉近世暁光編」感想

逆説の日本史〈12〉近世暁光編 (小学館文庫)
逆説の日本史〈12〉近世暁光編 (小学館文庫)

シリーズも12冊目。
今回の主役は徳川家康、秀吉の晩年、朝鮮の役とか関が原とか大阪の陣とかを経て、徳川幕府をいかに磐石の体勢に持って行ったか、を考えます。


内容(「BOOK」データベースより)
文庫発行二四〇万部突破!今や国民的ベストセラーといえる「逆説」シリーズ。ついに戦国編完結、近世編に突入。徳川家康の天下泰平といわれた長期政権はい かにして造り上げられたか?「鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす」といわれる謀略の天才の手法に迫る渾身の歴史ノンフィクション。

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2009年7月18日 (土)

井沢元彦 「逆説の日本史〈8〉中世混沌編」感想

逆説の日本史〈8〉中世混沌編―室町文化と一揆の謎 (小学館文庫)
逆説の日本史〈8〉中世混沌編―室町文化と一揆の謎 (小学館文庫)  

逆説の日本史は室町時代の中盤です、やる気の無い将軍 「足利義政」と悪妻「日野富子」によっていかに「応仁の乱」が勃発したか、戦国時代まで続く混乱の発生を紐解きます。

内容紹介
「室町時代といえば足利尊氏が南北朝の混乱期を経て武家政権を確立した1336年から織田信長によって将軍足利義昭が追放された1573年までの間を指 すが、本書は“天皇になろうとした将軍”足利義満の権勢の後、室町幕府の弱体化が進行する過程に焦点を絞り、来るべき群雄割拠の時代の予兆を詳述する。“ 無政府状態”と化した時代―下克上の世になぜ、宗教の力が全国に及び、日本歴史上有数の禅宗文化が花開いたか、その謎に迫る痛快日本史、必読の書。」

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2009年7月 6日 (月)

井沢元彦 「逆説の日本史〈7〉中世王権編」感想

逆説の日本史〈7〉中世王権編―太平記と南北朝の謎 (小学館文庫)
逆説の日本史〈7〉中世王権編―太平記と南北朝の謎 (小学館文庫)

前巻で鎌倉幕府の終焉を描いてましたが、その続き、足利尊氏と南北朝の話、「太平記」の世界をお勉強。何故戦乱の記録なのに「太平記」なのか?とか後醍醐天皇の政治と挫折と南北に分かれた理由とかもろもろ。
後半は足利幕府の3代将軍、足利義満を中心にした話。

内容紹介
なぜ戦乱記を『太平記』と呼ぶのか?「天皇家乗っ取り」目前に急死した足利義満は暗殺されたのか?日本史上これほど天皇という王政の座が揺らいだ時代があったろうか!南北朝の混乱期に権力を目指したヒーロー像に迫る。
日本歴史史上、天皇という王権がこれほどまでに激震した時代があったろうか。王権をめぐって天皇家と、武力をもってのし上がった足利氏との争乱には多 くの謎が秘められていた。たとえば、なぜ戦乱の記を『太平記』と呼ぶのか? 「天皇家乗っ取り」目前に急死した足利義満は暗殺されたのか? その義満の野望を、金閣寺の奇妙な三層構造から解読するという大胆な手法を駆使した著者会 心の歴史ノンフィクション待望の文庫化なる。

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2009年6月19日 (金)

井沢元彦 「逆説の日本史〈6〉中世神風編」感想

逆説の日本史〈6〉中世神風編 (小学館文庫)
逆説の日本史〈6〉中世神風編 (小学館文庫)

今回は鎌倉時代から後醍醐天皇の倒幕辺りまでです。

サブタイトルは「鎌倉仏教と元寇の謎」です。
鎌倉時代に多様化した仏教の話とか、元寇のいきさつとか、倒幕の流れとか。
色々興味深い話がでてきます。

内容紹介
  危機管理能力欠如という現在日本の病理を掘り起こす
  「神国」ニッポンは元寇勝利の“奇蹟”により何を失ったのか?! 鎌倉幕府滅亡の背景を掘り起こしながら、責任の所在が曖昧で、危機管理能力が欠落してい るという現代日本の病巣の淵源を明らかにする。カミカゼという天祐による勝利信仰が後世の危機管理意識の脆弱さを生んだ、という著者の指摘は昨今の有事論 争をまつまでもなく現代日本を生きる者にとって非常に示唆的な警世の書である。

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2009年6月 5日 (金)

井沢元彦 「逆説の日本史〈5〉中世動乱編」感想

逆説の日本史〈5〉中世動乱編 (小学館文庫)
逆説の日本史〈5〉中世動乱編 (小学館文庫)
今回は順番どおり、第5巻です。
鎌倉時代の前半分、源頼朝を中心にして、何故流人の彼が、平家打倒の旗揚げ出来たのか?
から、義経の行動原理と頼朝の思惑の違い、腰越状に見る義経の政治的センスの無さなど、事細かに解説してくれています。

また奥州藤原氏の滅亡と金色堂が存続している訳、源氏将軍が絶えた後の鎌倉政権が何故崩壊しなかったかも描かれています。

内容紹介
  源氏はいかにして平家を打倒し、武士政権を樹立していったのか。その解明の鍵は、"源源合戦"にあった。また、義経は「戦術」の天才でありながらも頼朝の「戦略」を理解することができなかった。
日本人が八百年にわたって錯覚してきた『平家物語』、そして「義経伝説」の虚妄を抉る。
第一章/源頼朝と北条一族編──「源源合戦」「幕府成立」を予見した北条時政の謀略
第二章/源義経と奥州藤原氏編──"戦術の天才"義経が陥った「落とし穴」
第三章/執権北条一族の陰謀編──鎌倉「幕府」を教える歴史教科書の陥穽、ほか全五章。


 

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2009年5月29日 (金)

井沢元彦 「逆説の日本史〈4〉中世動乱編」感想

逆説の日本史〈4〉中世鳴動編―ケガレ思想と差別の謎 (小学館文庫)
逆説の日本史〈4〉中世鳴動編―ケガレ思想と差別の謎 (小学館文庫)
第4巻、中世編です、平安時代から、保元、平治の乱まで。
六歌仙編は和歌の世界で何故名人と呼ばれた人の歌が残ってないのか?
藤原摂関政治の仕組みと興亡、平将門の乱、武士の台頭まで

内容
日本人の「平和意識」には、ケガレ思想に基づく偏見があり、特に軍隊というものに対する見方が極めて厳しく、「軍隊無用論」のような世界の常識では有り得 ない空理空論をもてあそぶ傾向が強い。また、なぜ世界でも稀な「部落差別」が生れたのか。差別意識を生むケガレ忌避思想を解明し、その精神性の本質に迫 る。
第一章/『古今和歌集』と六歌仙編・"怨霊化"を危険視された政争の敗者、
第二章/良房と天皇家編平安中期の政治をめぐる血の抗争 ほか全七章。

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2009年5月 8日 (金)

井沢元彦 「逆説の日本史〈3〉古代言霊編」感想

逆説の日本史 (3) (小学館文庫)
逆説の日本史 (3) (小学館文庫)

今回のメインテーマは怨霊信仰に加えて「言霊」です。
日本と言う国がいかに言霊信仰に支配されてきたかを完璧に理論展開しています。

もう一つは”外国からの最新思想にかぶれる国民性”というのも語ってます。

第1章「道鏡と称徳女帝編」
第2章「桓武天皇と平安京編」
第3章「『万葉集』と言霊編」

内容紹介
「軍隊と平和憲法」論争の原点は平安京にあった・意表を衝く問題提起の根底にあるものとは、「天皇(家)および平安政府の軍備放棄というのは、日本史上極 めて重大な、エポックメーキングな出来事である」(あとがきより)。なぜか、著者はその理由の一つは「言霊」であると説く。日本人固有の言霊信仰という新 たな視点から、日本史の真実に迫る。

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2009年4月26日 (日)

井沢元彦 「逆説の日本史〈2〉古代怨霊編」感想

逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 (小学館文庫)
逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 (小学館文庫)順番が前後してますが、シリーズの2作目、持論の怨霊信仰に基づいて、聖徳太子や、徳のおくりなを持つ天皇に付いてその理由、など述べています。

天智天皇=大化の改新に貢献した中大兄皇子
天武天皇=大海人皇子 中大兄皇子の兄弟で内戦に勝利して皇位についた人

この3人と奈良の大仏建立について、呪術的視点から紐解いています。

内容
  「なぜ聖徳太子に「徳」という称号が贈られたのか?『日本書紀』は天武天皇の正体を隠すために編集された。奈良の大仏は怨霊鎮魂のためのハイテク装置だった…など日本人の「徳」の思想と怨霊信仰のメカニズムを解明する衝撃の推理。」

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2009年3月17日 (火)

井沢元彦 「逆説の日本史〈10〉戦国覇王編」感想

逆説の日本史〈10〉戦国覇王編 (小学館文庫)
逆説の日本史〈10〉戦国覇王編 (小学館文庫)
逆説の日本史〈9〉を読んでら続きが気になって仕方ないので読みました。

”戦国覇王編 ”ってのは要するに信長編。著者も白状していますが、この人はかなりの信長ファンです、兎に角絶賛の嵐、現代に続く宗教と軍事力を切り離したのは全て信長の賜物と言うことを強調しております。

内容
「足利将軍義昭との抗争」「一向一揆はじめとする抵抗勢力の大虐殺」「安土城建設」そして日本の歴史史上最大の謎である「本能寺の変の真相に迫る」“破壊 王”信長こそニッポンという国家像を描き、天下一統のグランドプランを実現していったのである。しかし。思いなかばで本能寺に斃れた一代の梟雄の栄光と挫 折を描く。歴史学会の定説を覆し、「信長論」の新たなる地平を切り開く第10巻

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2009年3月 5日 (木)

井沢 元彦 著「逆説の日本史〈9〉戦国野望編」感想

逆説の日本史〈9〉戦国野望編 (小学館文庫)
逆説の日本史〈9〉戦国野望編 (小学館文庫)

先日書きました逆説の日本史〈1〉に続いて?じゃないですが、興味深い戦国時代というタイトルに釣られてシリーズの9巻目「戦国野望編」を読みました。

戦国時代と言いながら、巻頭は何故か琉球王朝から始まります。
全部で5つの章からなる本書、
第1章は琉球王国の興亡編
第2章は海と倭寇の歴史編
第3章は戦国、この非日本的な時代編
第4章は天下人の条件1、武田信玄の限界編
第5章は天下人の条件2、織田信長の野望編

内容紹介
  「織田信長、武田信玄、上杉謙信ー戦国・混迷の時代に勝ち残る条件とは
歴史ノンフィクションの傑作シリーズ 待望の文庫最新刊「戦国野望編」。日本史上最大の価値転換の時代を勝ち抜いた天下人の資質を徹底検証する。武田信玄 の限界編「戦国最強の騎馬軍団と経済政策」織田信長の野望編「天下布武と平安楽土の戦略」など下克上の時代を先頭をきって生き抜いた戦国武将の人間ドラマ を追いながら混迷の時代に勝ち残る条件を探る“井沢流歴史観”の白眉、待望の文庫化。」

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2009年2月19日 (木)

井沢元彦 著「明智光秀の密書」感想

明智光秀の密書

先日紹介しました逆説の日本史〈1〉の著者の「歴史推理小説」と銘打った短編集。
表題作を含む7編。

「天正十二年のクローディアス」
「修道士(イルマン)の首」
「明智光秀の密書」
「賢者の復讐」
「太閤の隠し金」
「暗殺」
「怨の系譜」

内容
「織田信長が本能寺に斃れた翌日―備中高松城の水攻めを決行していた秀吉軍に、明智光秀の密使が捕縛された。難解な暗号で記した密書を、味方の光秀がなぜ、 敵方の毛利軍に?秀吉と黒田官兵衛は嫌な予感に震えながら暗号解読に四苦八苦した。やがて解読された「信長暗殺」の凶報。一転これを利用した官兵衛の“秘 策”とは?史実の裏を照射する歴史推理の傑作集。」

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2009年2月15日 (日)

井沢 元彦 著「逆説の日本史〈1〉古代黎明編」感想

逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)
逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)最近歴史の謎に嵌っているおいら、日本史を違う角度から見つめなおし、歴史学者の通説と真っ向から渡り合う、と評判の井沢 元彦氏の「逆説の日本史」数が多いし時代ごとに分かれているので一冊づつ感想書いてみます。

一応は1巻から始めますが、後はどうなるか未定です。

まずはこれ、封印された「倭」の謎 !「倭」とはもちろん「魏志倭人伝」の「倭」です。
例の三国志の時代の「魏」(曹操)の歴史書に登場する邪馬台国、卑弥呼について書かれた文献。未だに邪馬台国はどこに有ったのか決定的な証拠もなく、伝説異論飛び交ってるのは周知の通り。

内容
「教科書ではわからない日本史の空白部分に迫る。従来の歴史学界の権威主義、史料至上主義、呪術観の無視、以上の三大欠陥を指摘しながら古代史の謎を推理、 解明していく。日本人の「わ」の精神のルーツは?宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか?あの出雲大社はオオクニヌシノミコトの怨霊を封印する ために建てられた「霊魂の牢獄」ではなかったか?当時最高の知識人であった聖徳太子はなぜ、「和」こそが日本人の最高の原理としてあげたのか?など。」

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