書籍・雑誌

2008年7月24日 (木)

秋山 瑞人 著「鉄(くろがね)コミュニケイション」感想

鉄(くろがね)コミュニケイション〈1〉ハルカとイーヴァ (電撃文庫)
鉄(くろがね)コミュニケイション〈1〉ハルカとイーヴァ (電撃文庫)読書好きな人にお勧めの秋山瑞人作品でございます。

はい、そんな訳で秋山瑞人氏もカテゴリー入りでございます。(どんな訳だって?)
いやこの人は素晴らしいですね、ライトノベルの領域を遥かに超えています!

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前半はロボットの中に一人取り残された少女の軽いお話かなと、読み進めてましたが先に進むにつれてトンデモ無い事になっていきます。
簡単に書いちゃうと、「人間になりたかったロボットの少女とロボットになりたかった人間の少女の物語」なんですけど、人間は一人しか出てきません。
30年前に起こった大戦争の最後の生き残り(かもしれない)


内容
「記憶喪失で推定年齢13歳で、人類最後の生き残りかも知れないわたし―でも平気。わたしには、みんながいるから。スパイク君やアンジェラさんやクレリックさんやリーブスさんやトリガー君がいるから。だから平気―」廃墟に家族同然のロボットたちと住む少女ハルカはある日、自分そっくりの女の子を見かける。 ―もしかして自分以外の人間が生きてたの?大捜索の末、ようやく出会ったその女の子はイーヴァと名乗り、そしてその正体は…。

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2008年7月19日 (土)

宮城谷昌光「重耳(ちょうじ)」感想

重耳〈上〉 (講談社文庫)
重耳〈上〉 (講談社文庫)

中国、春秋時代の覇者で晋の名君と言われ、後世の君主の手本とされた人物を描いた歴史小説。
宮城谷昌光氏の名作「重耳(ちょうじ)」を読みました。

内容紹介「黄土高原の小国曲沃(きょくよく)の君主は、器宇壮大で、野心的な称(しょう)であった。周王室が弱体化し、東方に斉が、南方に楚が力を伸ばし、天下の経 営が変化する中で、したたかな称は本国翼(よく)を滅ぼして、晋を統一したが……。広漠たる大地にくり広げられる激しい戦闘、消長する幾多の国ぐに。躍動 感溢れる長編歴史小説全3巻。」

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2008年7月17日 (木)

伊坂幸太郎「死神の精度」感想

死神の精度 (文春文庫 )
死神の精度 (文春文庫 )
伊坂祭ってワケでもないけど、古本屋で見つけては買ってきて読んでます。

千葉という名前の死神が主人公の短編集。死神は死亡予定リストに載った人物を調査して「可」か「見送り」かを判定する仕事をしてるだけ。
とにかく音楽ならなんでも好きで時に仕事を忘れて聞き入ってしまったり、どこか人間味のある、今までの死神とは違ったイメージです。

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2008年7月15日 (火)

京極 夏彦 「対談集 妖怪大談義」感想

対談集  妖怪大談義 (角川文庫 き 26-50 怪BOOKS)

いろんな雑誌で京極 夏彦氏と妖怪関連で対談した記事を集めた「対談集 妖怪大談義」が文庫で出てたので買ってきました。

対談の相手がまた豪華メンバーですね、
水木しげる、養老孟司、中沢新一、夢枕獏、アダム・カバット、宮部みゆき、山田野理夫、大塚英志、手塚眞、高田衛、保阪正康、唐沢なおき、小松和彦、西山克、荒俣宏、尾上菊之助。

京極氏の師匠水木しげる御大から、ありゃまたセンセイ、養老孟司さんなど学者まで、現代の妖怪の権威が勢ぞろいと言った感があります。

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2008年7月10日 (木)

浦沢直樹「21世紀少年」感想

20世紀ではありません、「21世紀少年」の感想でございます。

21世紀少年 上―本格科学冒険漫画 (1)
21世紀少年 上―本格科学冒険漫画 (1)

20世紀少年の続きです、って完結してないですからね、続編と言うよりちゃんと完結させるために書いたって事でしょう。

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2008年7月 9日 (水)

宮城谷昌光 著「夏姫春秋」感想

夏姫春秋〈上〉 (講談社文庫)
夏姫春秋〈上〉 (講談社文庫)夏姫春秋〈下〉 (講談社文庫) 武侠の師父にお勧めしたもらいました中国系歴史小説。

宮城谷昌光さんの著書、お初読了です

中国のいわゆる傾国の美女、夏姫の物語です。

でも傾国の美女といえば、殷の妲己とか周の褒姒、楊貴妃とか有名ですが、日本人にはあまり馴染みのない名前です。

これらの女性は美しさの余り、国を滅ぼす要因となったとして、悪女の代名詞にもなっているようですが、宮城谷氏は夏姫に新たな命を与えたといえるでしょう。

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2008年6月30日 (月)

伊坂幸太郎 著「陽気なギャングが地球を回す」感想

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫) 伊坂幸太郎氏の作品でも人気の高く、映画化もされているコチラを見つけたので早速買って読みましたです。

内容「嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス! 」

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2008年6月27日 (金)

那須きのこ 著「空の境界(からのきょうかい)」感想

空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)
空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1)
アニメが劇場公開になっていて、結構話題に登っていたので気になっていた作品です。
古本屋で見つけたので買ってきて読んでみました。

「直死の魔眼」という特殊能力を持つ主人公が活躍する新感覚伝奇小説、という触れ込みらしいですが、ちょっと印象が違いましたかねぇ

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2008年6月20日 (金)

浦沢直樹「20世紀少年」感想

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1)
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

もうすぐ実写映画が公開になる「20世紀少年」をまとめて読み倒しました。

あらすじ「1997年、ケンヂが営むコンビニへ刑事が訪れた。ケンヂがいつも酒の配達をしている敷島家が、全員行方不明になったのだという。敷島家の集金がまだ終わっていなかったケンヂは、飲み逃げかと落ち込むものの、渋々ビールの空きビンを取りに敷島の家を訪れる。するとそこには、どこかで見たことがあるような、不思議なマークが壁に描かれていた」

子供時代に遊びで書いた、「よげんの書」がいつの間にか現実の危機となって現れるというトンデモな内容ですが、これがなかなか面白い。

浦沢節炸裂のSFサスペンス巨編!?でした。

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2008年6月18日 (水)

伊坂幸太郎 著「ラッシュライフ」感想

ラッシュライフ (新潮文庫)
ラッシュライフ (新潮文庫)

伊坂シリーズ、4作目?古本屋で見つけたのですかさずゲット!伊坂作品は中々古本屋で見つからないんですよね、皆手元に残しておきたいからか、入ったらすぐ売れちゃうか、どちらかですかね、両方かも。

オードュポンの祈りの感想で「まるでエッシャーの絵の中に入ったみたい」と書いたら、これはもろエッシャーの騙し絵が使われていた。
成る程伊坂氏も好きなんだろうな、と納得してしまいました。
とにかく絵画と音楽と動物が好きな作家です。

内容「泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男 は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する五つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会 話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。」

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2008年6月 5日 (木)

グラハム・ハンコック著「神々の指紋」感想

神々の指紋 (上) (小学館文庫)
神々の指紋 (上) (小学館文庫)

随分前にブーム的ヒットになった作品ですが、読み返してみました。

エメリッヒ監督作の元ネタになってるんじゃないかと推測いたします。

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2008年6月 3日 (火)

上橋菜穂子 著「夢の守り人」感想

夢の守り人 (新潮文庫 )
夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4)

上橋菜穂子 著「夢の守り人」感想です。

精霊の守り人闇の守り人と読んできて、続きも文庫で出てましたので買ってました。

内容「人の夢を糧とする異界の”花”に囚われたタンダ、幼馴染を救うために命を掛けるバルサ。トロガイの秘められた過去が明らかになる」

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2008年5月29日 (木)

伊坂幸太郎 著「オーデュポンの祈り」感想

オーデュボンの祈り (新潮文庫)
オーデュボンの祈り (新潮文庫)来ましたよ、やばいです。
重力ピエログラスホッパーとお薦めされたまま読んできて、「じゃあデビュー作も読んでみますか」程度の気持ちで買ってきましたけど、やられましたね。
伊坂幸太郎氏は3作目にして当ブログのカテゴリー入りとなりましたfuji

過去にはトールキン水木しげる金庸横山秀夫京極夏彦ダレン・シャン新田次郎の各氏しかなしえなかった快挙です、オメデトウ!!(おめでたいのはお前だと言われそうですが・・)

内容(「BOOK」データベースより)
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか 言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去ら れて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気が ほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作。

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2008年5月23日 (金)

横山秀夫 著「出口のない海」感想

出口のない海 (講談社文庫)
出口のない海 (講談社文庫)
さて横山ファンとしては映画の「クライマーズハイ」の予告とか評判とか上がってきて、一喜一憂していますが、その前に未読だった(映画も未見)作品を読みました。

氏にしては珍しい戦争を扱った作品で、特攻隊に配属された青年を描いています。
特攻といっても神風ではなく、暫くその存在も謎とされていた、人間魚雷「回天」を描いた作品です。

内容「人間魚雷「回天」。発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第二次世界大戦の終戦前に展開されていた。ヒジの故障のために、期待された大学野球を棒に振っ た甲子園優勝投手・並木浩二は、なぜ、みずから回天への搭乗を決意したのか。命の重みとは、青春の哀しみとは―。ベストセラー作家が描く戦争青春小説。」

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2008年5月14日 (水)

伊坂幸太郎 著「グラスホッパー」感想

グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)
グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)

伊坂幸太郎 重力ピエロが面白かったので、他の物を探してみたら、古本屋で見つけて速攻で買ってきました。
グラスホッパーとはバッタの英語読みです。

内容「   復讐。功名心。過去の清算。それぞれの思いを抱え、男たちは走る。3人の思いが交錯したとき、運命は大きく動き始める…。クールでファニーな殺し屋たちが奏でる狂想曲。」    

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2008年5月 9日 (金)

金庸 著「侠客行」感想

侠客行〈1〉野良犬 (徳間文庫)

この作品も武侠小説入門には丁度良いじゃないかと思います。
金庸氏には珍しい(碧血剣と同じく)文庫3冊分で完結です、でも中身は結構濃いです、内攻修行から毒手、殴りこみに冒険恋愛と、なんでもアリです。

連城訣が武侠版岩窟王と言うならば、こちらは武侠版鉄化面と言ったとこでしょうか?

内容紹介「武林の奇人・謝煙客に、どんな願いも叶えてもらえるという証「玄鉄令」。誘拐された息子を捜す石清夫妻を始め、様々な思惑を抱いた侠客たちが、この有り難い鉄片をめぐって争奪戦を繰り広げていた。ところがそれは、思わぬことで名無しの孤児「狗雑種」の手に落ちる。謝煙客は何も望みごとをしない天衣無縫の少年を持て余し、難問を突きつけられる前に自滅させようとするが…。武侠冒険ロマンの傑作。 」アマゾンより

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2008年5月 8日 (木)

秋山 瑞人  著「猫の地球儀」感想

猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)
猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)

イリヤの空、UFOの夏が面白かったと記事に書いてたら、指輪仲間のSさんが、実は秋山瑞人を結構好きで読んでいたらしく、お薦めしてくれた「猫の地球儀」を探してきて読みました。

相変わらず軽い表紙で買うのに躊躇してしまいましたが、中身は読み応えのあるSFでした。

内容「スカイウォーカーであると言うだけで宣教部隊に殺される時代。三十六番目のスカイウォーカー朧が残したロボットと彼の人生のすべてが詰まったビンを拾った のは、朧の予言通り、三十七番目のスカイウォーカー幽でその幽は一匹のちっぽけな黒猫だった―。史上最強の斑は過去四年に渡りスパイラルダイバーの頂点に 君臨し続け、斑に挑戦することはすなわち、死であると言われたその斑に勝利したのは二千五百三十三番のスパイラルダイバー焔でその焔は一匹の痩せた白猫 だった―。そんな幽と焔が出会ったとき、物語は始まる…。SFファンタジー。」

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2008年5月 2日 (金)

田中啓文 著 「蠅の王」感想

蠅の王 (角川ホラー文庫 58-2)
蠅の王 (角川ホラー文庫 58-2)

神と悪魔の戦いを描いたホラー「蠅の王」を読みました。

最初に刊行された時の題名がベルゼブブだったそうですが、当然蠅の王といえばそれしか思い浮かびません、魔王ルシファー或いはサタンに次ぐ地位の悪魔の大物です。

英語読みでではバルサザール、コンスタンティンにも登場してました、ボウリング場の裏で大量の蠅が出てきた場面を思い浮かべる人もいるかと思います。

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2008年4月22日 (火)

「のだめカンタービレ」1~20巻 感想

のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス)

ドラマスペシャル(感想)がやたら面白かったので、気になっていた原作を読みました。
全て漫画喫茶で少しづつ、1~20巻まで読み倒しましたですよ。

ストーリーは音楽大学に通う天才ピアニスト少女の成長を描いた物語・・・・・
う~ん、何か違うような、、、文章にするとこんな物なのか?

キャラクターの描き方が上手いですね、音楽についてもかなり深く考察しているし、音楽家の人達、音大生の生活をリアルに描いていると言う評価も耳にします。

連続ドラマの時は時間が有った時にちょろちょろ見てた程度で、ヨーロッパスペシャルで喜んで、そのあと原作漫画だったので、あらすじは知ってるし、登場人物はドラマのキャラのイメージになっているのは仕方ないとお許しください。

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2008年4月18日 (金)

新田次郎 著「剣岳-点の記」感想

劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))
劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))

山岳関係シリーズも新田次郎編に入りましたが、最近本屋で何故か「剣岳-点の記」が目立つ所に置いてありまして、なんでかな?確かに面白かったし、名作だけど、他の本は無くてこれだけ押し出してるのは不思議だな?  と思ってたですが、理由が判りました、なんと映画化!だそうです。
これは書かなきゃいけませんね~
元々は難しいほうの字(劒岳)になってますけどブログは判りやすい字で記事にします。

これは明治時代、日本アルプスの登山と探検でも紹介した、ウェストンが日本に近代登山を広め、日本にも山岳会が出来た頃、明治政府は国土の測量を進めていました、表題の点の記というのは測量の為の三角点を設置する測量係の人達の物語です。

新田次郎さんの代表作といえば「八甲田山死の彷徨 」とか、前回紹介した「栄光の岩壁」とか「孤高の人 」というのが一般的なんでしょうけど、自分が何が面白いかと聞かれて薦めるのは、「槍ヶ岳開山」と、この「剣岳-点の記」の2作品です。

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2008年4月16日 (水)

金庸 著「倚天屠龍記」感想

倚天屠竜記 (1) (徳間文庫―金庸武侠小説集 (き12-30))

金庸先生の著作、 射鵰英雄伝神鵰剣侠に続く射鵰三部作の最後の作品「倚天屠龍記(いてんとりゅうき)」を読み終わりましたので感想です。

宋代末期から元朝を時代背景にした武侠歴史小説の傑作の完結篇。
とは言っても前の2作品に比べると時代がかなり下り、神鵰剣侠の主人公は名前が出てくるだけ、共通の登場人物は郭襄女侠だけですが、それもいつの間にかいなくなってしまい、九陽真経を習得した張三宝は共通と言えば共通ですが、結局主人公は彼の孫弟子まで下ります。

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2008年4月15日 (火)

横山秀夫 著「震度0」感想

震度0 (朝日文庫 よ 15-1) (朝日文庫 よ 15-1)
震度0 (朝日文庫 よ 15-1) (朝日文庫 よ 15-1)

久々に横山氏の文庫新刊が出ていたので買ってきました。

「震度 0」(しんどぜろ)は阪神淡路大震災の時に起こったN県警の内紛を描いた作品です。

ストーリー「阪神大震災の朝、N県警本部警務課長・不破義人が姿を消した。県警の内部事情に通じ、人望も厚い不破が、なぜいなくなったのか? キャリア、準キャリア、叩き上げ、それぞれの県警幹部たちの思惑が、複雑に交錯する……。」

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2008年4月 6日 (日)

金庸 著、武侠小説「碧血剣」感想

碧血剣〈1〉復讐の金蛇剣 (徳間文庫)
碧血剣〈1〉復讐の金蛇剣 (徳間文庫) 碧血剣〈2〉ホンタイジ暗殺 (徳間文庫)
碧血剣〈2〉ホンタイジ暗殺 (徳間文庫)碧血剣〈3〉北京落城 (徳間文庫)
碧血剣〈3〉北京落城 (徳間文庫)

久しぶりに金庸 先生の著作本の紹介をします、武侠小説「碧血剣」。

これは随分前にネットの知り合いにお薦めしてもらった武侠小説で、最初に読んだ作品です、内容もうろ覚えになっていたので再読しました。
ちなもに教えてくれた人は師匠(武侠的に言えば当然師父)と呼ばせていただいております、神行百変さんです、叩頭。

ストーリー「明末、名将・袁崇煥は満州族の度重なる侵攻に対する戦功にもかかわらず、暗君・崇禎皇帝により無実の罪で処刑される。旧郎党は遺児・袁承志を擁して秘密結社を作り、満州族ホンタイジと崇禎皇帝の暗殺を誓う。闊達な少年剣客に成長した袁承志は、華山派の総帥・穆人清の門弟になり武術を学ぶ。あるとき偶然にも伝説の侠客・金蛇郎君の遺骸を見つけ、謎の地図を手に入れるが…。」

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2008年4月 3日 (木)

新田次郎 著「栄光の岩壁」感想

栄光の岩壁 (上巻) (新潮文庫)
栄光の岩壁 (上巻) (新潮文庫) 栄光の岩壁 (下巻) (新潮文庫)
栄光の岩壁 (下巻) (新潮文庫)

山岳関係書籍でこの人の存在を無視して語ることは出来ないでしょう。という程の山岳小説の大家、このジャンルを作り上げたと言っても過言じゃないかもしれません。

新田次郎氏の山岳小説の紹介をしたいと思います。

まず最初は、「栄光の岸壁」です。前回紹介した山靴の音の著者がモデルです。

日本人で初めて「アルプス3大北壁」の一つマッターホルン北壁を登攀した、日本山岳界に名を残す名クライマーの人生を描いた小説です。

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2008年3月30日 (日)

伊坂幸太郎 著「重力ピエロ」感想

重力ピエロ (新潮文庫)
重力ピエロ (新潮文庫)

★YUKAの気ままな有閑日記★の由香 さんが強力にお薦めしてた、伊坂幸太郎さんの著作「重力ピエロ」を読みました。

最近色々と映画化されている伊坂作品ですが、本を読んだことも映画化された作品を見たことも無かったと思います。

とにかく何の前知識も無く、どんな作風なのかも知らずに素のままで読んでみる事にしました、自分に合うか合わないか、まずはお試しです。

ストーリーだけちょっと紹介「兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。」

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2008年3月27日 (木)

芳野 満彦 著「山靴の音」感想

新編 山靴の音 (中公文庫BIBLIO)
新編 山靴の音 (中公文庫BIBLIO) 久々に山岳関係の紹介です。新田次郎の小説「栄光の岸壁」のモデルとなった人物が、自らの半生を語った、自伝、というよりは随筆集のようなものです。

少年の頃、無謀な計画で山仲間の友人と自分の両足の前3分の1を失ってしまいます。
それでも山を諦め切れなかった彼は極端に小さな靴と、痛みに耐えながら、やがては世界3大北壁の一つマッターホルン北壁を日本人として初の登攀を果たします。

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2008年3月26日 (水)

秋山 瑞人  著「イリヤの空、UFOの夏」感想

イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)
イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫) (全4巻)

いやぁ、参りました。知る人ぞ知る某サイトで強力にお薦めしていた作品です。
ライトノベルで表紙からしてアニメ系のソレなのでどうかと思ってました、とりあえず1冊読んで面白くなかったら止めとこうと試しに読んでみたのですが、見事に嵌りましたです。

ストーリー『「6月24日は全世界的にUFOの日」新聞部部長・水前寺邦博の発言から浅羽直之の「UFOの夏」は始まった。当然のように夏休みはUFOが出るという裏山での張り込みに消費され、その最後の夜、浅羽はせめてもの想い出に学校のプールに忍び込んだ。驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った…。』アマゾン紹介文より

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2008年3月20日 (木)

マシュー・パール著「ダンテ・クラブ」感想

ダンテ・クラブ 上巻 (1) (新潮文庫 ハ 51-1)

ダンテ・クラブ 上巻 (1) (新潮文庫 ハ 51-1)
マシュー・パール 鈴木 恵

ダンテ・クラブ 下巻