あ行

2009年9月13日 (日)

「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(X-MEN ORIGINS:WOLVERINE)」映画感想

Wolverine X-MENシリーズのスピンオフでウルヴァリン誕生の秘密を描く「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(X-MEN ORIGINS:WOLVERINE)」を見てきました。
X-MENシリーズは結構好きで見てました、記憶喪失のウルヴァリンの過去って少し出てきましたけど、今回は詳しく全部見せてくれてます。

公式サイト:http://movies.foxjapan.com/wolverine/

ストーリー「特殊な能力を持つ、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)。かつてカナダの森で目覚めたとき、ローガンという名の兵士だったというほかに、彼は過去を記憶していなかった。そして、そこには“ウルヴァリン”と刻まれた軍の認識票が残っていたが……。」

キャスト
ヒュー・ジャックマン
リーヴ・シュレイバー
ライアン・レイノルズ
テイラー・キッチュ
ダニエル・ヘニー
リン・コリンズ
ダニー・ヒューストン
ドミニク・モナハン
ケヴィン・デュランド
ジュリア・ブレイク
マックス・カレン
ピーター・オブライエン
アーロン・ジェフリー
アリス・パーキンソン

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2009年5月27日 (水)

有川浩「海の底」感想

海の底 (角川文庫)
海の底 (角川文庫)
有川浩の3冊目、自衛隊絡みの3部作だそうで、陸(塩の街―wish on my precious)、空(空の中)、の後で海編です、順番もあってるはずなんですが、直接の関連は無いのでどれから読んでも良さそうです。
今までの雰囲気とは少し違いまして、平和な出だしではなく、いきなり怪物出現というパターンでした。

内容(「BOOK」データベースより)
4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基 地を闊歩し、次々に人を「食べている!」自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け 引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく―ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント。

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2009年5月15日 (金)

「ウォーロード/男たちの誓い(投名状)」映画感想

Warload ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武の豪華共演で、本国での評判も高かったウォーロード/男たちの誓い(原題:投名状/英題:THE WARLORDS)を見てきました。

日本での評判は意外と低くて、ちょっと不安で、ある程度覚悟して行きましたが、自分的には中々楽しめました。

時は清朝末期、西太后が実権を握り、腐敗した王朝の支配下で苦しむ民衆、そこに起きた太平天国の乱での実話を基にした映画です。

公式サイト:http://warlords.jp

ストーリー「19世紀の中国。太平軍との戦いで1,600人の兵士を失った清の将軍、パン(ジェット・リー)。街に出たパンは盗賊のリーダーのアルフ(アンディ・ラウ)、その養子のウーヤン(金城武)と出会い、昨夜ともに過ごしたリィエン(シュー・ジンレイ)がアルフの妻と知る。アルフとウーヤンは清軍に入り、3人は義兄弟の契りを結ぶことになるが……。」

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2009年4月 8日 (水)

サイモン・シン著「暗号解読」感想

暗号解読〈上〉 (新潮文庫)
暗号解読〈上〉 (新潮文庫)暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)
フェルマーの最終定理で、難しい数学を判りやすく、そしてその深い歴史をドラマティックに読ませてくれた、サイモン・シンが、今度は暗号解読という興味深いテーマをとことん追求した作品です。
原題は(The Code Book)

暗号製作者と解読者の歴史はいつ頃から始まったのか?
そして解読不可能な暗号は作れるのか?実際の戦争で活躍した暗号解読のプロ達の壮絶なドラマまで網羅しています。

内容紹介
「英国女王エリザベス1世暗殺に関する暗号文書が破られ、処刑されたメアリー・スチュワートの事件をはじめ、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『仮 面の男』(原作はデュマの『鉄仮面』)にも出てくるフランスの鉄仮面に関する文書、埋蔵金のありかが示されているという謎の「ビール暗号」、第1次世界大 戦、第2次世界大戦の様相を変えた暗号解読者たちのテクニックなど、読者の知的好奇心をくすぐるトピックが数多く登場する。暗号が我々の歴史にいかに大き な影響を与え続けてきたのかがよくわかる。

   転置式暗号、換字式暗号といった単純な暗号化の方法から、複雑なヴィジュネル暗号、エ ニグマ暗号、単純だが決して破られることのなかったナヴァホ暗号のほか、ヒエログリフ、線文字Bなど、数多くの難解な古代文字や表記が、暗号解読者たちの 血のにじむ解析努力と併せて詳述されている。」

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2009年4月 1日 (水)

「ウォッチメン(WATCHMEN)」映画感想

Peace 300を手掛けたザック・スナイダーが、映像化不可能といわれていた同名グラフィック・ノベルを映画化したミステ リー超大作。

300ファンなので、触れ込みに惹かれて、見てきました。製作とか配給とかで揉めたらしく一時は暗礁に乗りかけた今作ですが、パラマウントとワーナーが和解して目出度く公開となりました。
でだしからボブ・ディランの「時代は変わる」が流れて、いい感じです。実は舞台がパラレルワールドでニクソンが辞任していない、しかもアメリカがベトナム戦争に勝っちゃってる別世界での展開です。

公式サイト:http://www.WATCHMEN-movie.jp/

ストーリー「ジョン・F・ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機など、世界で起きた数 々の事件を見守ってきたヒーローたち“ウォッチメン”。しかし、かつてウォッチメンだった男の一人が暗殺される事態が発生。殺害現場には、血のついたスマ イル・バッジが残されていた。しかも、ウォッチメンたちの殺害はその後も続き……。」

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2009年3月 2日 (月)

「オーストラリア(AUSTRALIA)」映画感想

Australia オーストラリア人(監督)のオーストラリア人(キャスト)による、オーストラリアを舞台にした、オーストラリアという名前の映画「オーストラリア( AUSTRALIA)」を見てきました。

監督は、バズ・ラーマン
豪華AUSキャストは、 ニコール・キッドマン、 ヒュー・ジャックマン 、ブライアン・ブラウン 、デイヴィッド・ウェナム、 ジャック・トンプソン他

公式サイト:http://www.oz-movie.jp

ストーリー「第二次世界大戦を目前に控えたオーストラリアを訪れた  英国貴族レディ・サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)。サラは死んだ夫が残した広大な土地と1,500頭の牛を相続し、土地を守るために粗暴な現 地のカウボーイ(ヒュー・ジャックマン)と手を組み、遠く離れたダーウィンまで牛を引き連れて行かなければならなかった。反目しあう二人だったが、長旅や アボリジニの孤児の少年との出会いを通し、徐々に惹(ひ)かれあっていく。」

これは何といいますか、バズ・ラーマン監督の好みの要素を全部ぶち込んじゃったって話ですかね?何かのインタビューでも言ってたけど、西部劇と「風と共に去りぬ」と「オズの魔法使い」を思い切り意識していました。なので、全部を足して2で割ったので時間がかかりすぎちゃった、みたいな映画です。

それに加えてアボリジニに対する差別や迫害、第2次大戦の混乱なんかも織り交ぜた物だからテーマが分散して希薄になってしまっている感じは否めません。
しかしそれでも壮大な自然を背景にした映像は美しく、今、最もセクシーといわれるニコール・キッドマン、 ヒュー・ジャックマンは光っていました。

と、ココまでは普通の一般的映画ファンとしての感想ですが、この後は違った見方の感想です。

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2009年2月23日 (月)

The 81st アカデミー賞発表

本番のアカデミー賞の結果です、WOWOWは入ってないのでヒューのホストはNHKBSの放送待ちですが、結果は出てますので発表します。

今回も、アカデミーは勝ち負けではなくオスカーを手にするのは?という流れなので受賞したものにOSCARflairマークを付けました。

★作品賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「フロスト×ニクソン」
「ミルク」
「愛を読むひと」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair

★監督賞
ダニー・ボイル「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair
スティーヴン・ダルドリー「愛を読むひと」
デヴィッド・フィンチャー「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
ロン・ハワード「フロスト×ニクソン」
ガス・ヴァン・サント「ミルク」

★主演男優賞
リチャード・ジェンキンス「The Visitor」
フランク・ランジェラ「フロスト×ニクソン」
ショーン・ペン「ミルク」OSCARflair
ブラッド・ピット「ベンンジャミン・バトン 数奇な人生」
ミッキー・ローク「The Wrestler」

★主演女優賞
アン・ハサウェイ「レイチェルの結婚」
アンジェリーナ・ジョリー「チェンジリング」
メリッサ・レオ「Frozen River」
メリル・ストリープ「ダウト あるカトリック学校で」
ケイト・ウィンスレット「愛を読むひと」OSCARflair

★助演男優賞
ジョシュ・ブローリン「ミルク」
ロバート・ダウニー・ジュニア「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」
フィリップ・シーモア・ホフマン「ダウト あるカトリック学校で」
ヒース・レジャー「ダークナイト」OSCARflair
マイケル・シャノン「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」

★助演女優賞
エイミー・アダムス「ダウト あるカトリック学校で」
ペネロペ・クルス「それでも恋するバルセロナ」OSCARflair
ヴィオラ・デイヴィス「ダウト あるカトリック学校で」
タラジ・P・ヘンソン「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
マリサ・トメイ「The Wrestler」

★脚本賞
「Frozen River」
「Happy-Go-Lucky」
「In Bruges」
「ミルク」OSCARflair
「WALL・E/ウォーリー」

★脚色賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ダウト あるカトリック学校で」
「フロスト×ニクソン」
「愛を読むひと」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair

★撮影賞
「チェンジリング」
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ダークナイト」
「愛を読むひと」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair

★編集賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ダークナイト」
「フロスト×ニクソン」
「ミルク」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair

★美術賞
「チェンジリング」
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」OSCARflair
「ダークナイト」
「ある公爵夫人の生涯」
「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」

★衣装デザイン賞
「オーストラリア」
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ある公爵夫人の生涯」OSCARflair
「ミルク」
「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」

★メイキャップ賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」OSCARflair
「ダークナイト」
「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」

★視覚効果賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」OSCARflair
「ダークナイト」
「アイアンマン」

★録音賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ダークナイト」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair
「WALL・E/ウォーリー」
「ウォンテッド」

★音響効果賞
「ダークナイト」OSCARflair
「スラムドッグ$ミリオネア」
「WALL・E/ウォーリー」
「ウォンテッド」
「アイアンマン」

★作曲賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ディファイアンス」
「ミルク」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair
「WALL・E/ウォーリー 」

★主題歌賞
Down to Earth「WALL・E/ウォーリー 」
Jai Ho「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair
O Saya「スラムドッグ$ミリオネア」

★アニメーション映画賞
「ボルト」
「カンフー・パンダ」
「WALL・E/ウォーリー」OSCARflair

★外国語映画賞
「The Baader Meinhof Complex」(ドイツ)
「The Class」(フランス)
「おくりびと」(日本)OSCARflair
「Revanche」(オーストリア)
「バシールとワルツを」(イスラエル)

★ドキュメンタリー映画賞(長編)
「The Betrayal (Nerakhoon)」
「世界の果ての出会い」
「The GardenMan on Wire」OSCARflair
「Trouble the Water 」

★短編賞(アニメーション)

「      つみきのいえ」OSCARflair

すみません、短編アニメーションをノミニー記事に入れてませんでした!

日本からの2作品が見事受賞!
後は下馬評どおりでしたが、「スラムドッグ$ミリオネア」が主要部門含む8冠!!
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」はメイク、衣装、視覚効果の3冠でした
そしてやっぱり「ダークナイト」のヒースが助演で取りました、オメデトウ!

アニメは接戦かと思いましたが、「WALL・E/ウォーリー」で納得の受賞ですね。
残念なのはミッキーが取れなかった事でした、GG受賞したからそれで良しとしておきましょう。

「スラムドッグ$ミリオネア」と「レスラー」早くみたいです

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2009年2月19日 (木)

井沢元彦 著「明智光秀の密書」感想

明智光秀の密書

先日紹介しました逆説の日本史〈1〉の著者の「歴史推理小説」と銘打った短編集。
表題作を含む7編。

「天正十二年のクローディアス」
「修道士(イルマン)の首」
「明智光秀の密書」
「賢者の復讐」
「太閤の隠し金」
「暗殺」
「怨の系譜」

内容
「織田信長が本能寺に斃れた翌日―備中高松城の水攻めを決行していた秀吉軍に、明智光秀の密使が捕縛された。難解な暗号で記した密書を、味方の光秀がなぜ、 敵方の毛利軍に?秀吉と黒田官兵衛は嫌な予感に震えながら暗号解読に四苦八苦した。やがて解読された「信長暗殺」の凶報。一転これを利用した官兵衛の“秘 策”とは?史実の裏を照射する歴史推理の傑作集。」

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2009年2月11日 (水)

山岡荘八 著「織田信長」感想

織田信長〈3 侵略怒涛の巻〉 (山岡荘八歴史文庫)元々歴史小説も好きだし、戦国時代にも興味ありだし、先日読んだ信長殺すべし―異説本能寺でまたまたそそられたので、信長物を読んでます。

こちらは定番中の定番、山岡荘八氏の「織田信長」全5巻。

尾張のうつけ者から、天下を目指し、本能寺に果てるまでを描いています。

この作品の特徴と言うか、作風は兎に角、信長万歳な印象を受けました。

うつけ者の振りをしてたのは策略で、本当は知略に優れた天才として最後まで褒めちぎっているという感じでした。
延暦寺を焼き討ちしたのも、一向宗を根切りにしたのも、相手が悪いので仕方なく行ったと書いてます、まあ有る面ではその通りかもしれませんが、信長の悪い所は全く書かれていない、天下制覇を前に非業の死を遂げた英雄と言う扱いです。

斉藤道三の娘の濃姫については、夫婦仲も睦まじく、時に夫の助言者であったかのような書き方が特徴的です。

実際には子供に恵まれず、離縁同様の存在であったそうですが、最後まで連れ添ったような作品になってます、その辺は小説なので、作家の裁量なんでしょう。

知りたかった伊賀の乱に付いては殆ど記述なしで、本能寺の変は明智光秀の単独犯行、動機も定番の、接待役解任と、居城取り上げ、がメインです、この作品で定番になったのかもしれませんね。

信長を持ち上げすぎな気がしますが、最後まで読みやすく楽しく進められました。

入門編としては最適かなと思います。

★★★★

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2009年1月12日 (月)

「永遠のこどもたち(THE ORPHANAGE)」映画感想

Eien こちらも気になってたけど見そびれてた作品。単館公開だったけど、109で公開になったので10日の土曜日に鑑賞。

「永遠のこどもたち(原題: EL ORFANATO)(英題:THE ORPHANAGE)」


昨年のベストにランクしてたブロガーさんも多かったので期待してました。
パンズ・ラビリンスのギレルモ・デル・トロが製作してるし。 

ギレルモ・デル・トロは製作で監督じゃないからどうなんでしょうか?
ヘルボーイで忙しかったのか、ホビットの仕事に取り掛かってるなら嬉しいんですけど。

公式サイト:http://www.cinemacafe.net/official/eien-kodomo/

ストーリー「孤児院で育ったラウラ(ベレン・ルエダ)は、長らく閉鎖されていたその孤児院を買 い取り、障害を持つ子どもたちのホームとして再建しようと夫のカルロス(フェルナンド・カヨ)、息子のシモン(ロジェール・プリンセプ)とともに移り住ん でいた。だが、シモンは遊び相手のいない寂しさから空想上の友だちを作って遊ぶようになり、その姿にラウラは不安を覚える。そして入園希望者を集めたパー ティーの日、シモンはこつ然と姿を消してしまい……。」

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2008年12月15日 (月)

「アラトリステ(ALATRISTE)」映画感想

Alatri ご存知ロード・オブ・ザ・リングシリーズのアラゴルン、キングエレスサールことヴィゴ・モーテンセンが前編スペイン語で演じたスペイン映画。日本公開が見送りになったのかな?と思ってたら『イースタン・プロミス』の評価で公開されました。
スペインの絶頂期から衰退期に至る時代背景は、エリザベス ゴールデンエイジと重なります、イングランドの黄金期はイコールスペインの没落と同じ意味ですね。
日本では戦国時代、信長に近づいたのはポルトガルの宣教師、家康が取り立てたのは英、蘭の新教徒だったわけですがヨーロッパの争いが日本にも影響し始めた時代です。
映画の始めはフランドルの戦場、フランドルってオランダですので、相手を教会の敵と呼んでます。宮廷画家ゴヤは見たでも出てきた異端審問も盛んだった頃です。

公式サイト:http://www.alatriste.jp/

ストーリー「17世紀初頭、西欧を支配下に置くスペインでは、国王フェリペ4世の代わりにオリ バーレス伯爵(ハビエル・カマラ)が国政を牛耳っていた。1622年、国王に仕える兵士ディエゴ(ヴィゴ・モーテンセン)は、遠征中のフランドルで果敢に 戦い帰国する。1年後、マドリードに戻った彼のもとにイギリス人二人を暗殺せよという依頼が舞い込むが……。」

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2008年12月13日 (土)

「エグザイル/絆( EXILED 放・逐)」3回目ネタバレ込み感想

Exiled 昨年の東京フィルメックスで見て、先日の試写会でも見ましたが、前売り券も買っていたので3回目を見てきました。

公式サイトhttp://www.exile-kizuna.com/

今回の目的は細かい所を見てみよう、とパンフレットの購入です。

最初オリジナルの「放・逐」でない題名に違和感ありましたが、見るにつれて「絆」の意味も深まってきました。

そして既に公開されてるし、3回目なので詳しい感想をネタバレ込みで書いてみようかなと思います。

まだ見てない人は御注意下さい、ってか早いこと見てきてくださいhappy02
公開してない地方の皆様にはゴメンナサイな内容ですが、悪しからずpunch

時は本土返還直前のマカオ、幼い頃からの仲間で、裏社会で同じ釜の飯を食って来た。
ところがその中の一人”ウー(ニック・チャン)”がボスを狙撃して怪我を負わせてしまう。

5人組みのリーダー格でボスに最も近い存在の”ブレイズ(アンソニー・ウォン)”は「ウーを殺せ」と命令されて相棒の”ファット(ラム・シュ)”と共にウーの家へ訪れる、そこにボスに逆らってでもウーを守りたいと願う”タイ(フランシス・ン)は相棒の”キャット(ロイ・チョン)”と共に現れる。

ここからが物語の始まり、「ウーはいるか?」と戸を叩くタイとブレイズに「いないわ」とそっけなく突き放すウーの妻(ジョシー・ホー)そこに家財道具を積んだウーのトラックがやってくる。

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2008年12月 9日 (火)

「ウォーリー(WALL・E)」映画感想

Wallツンデレ乙女ロボットは人類を救えるのか?

という事でディズニー嫌いのオジサンが始めて劇場でディズニーアニメを見てきました。町山センセイも褒めてたし、巷の評判もかなり良いらしく、この作品はとりあえず見ておかなければいけないようです。
まあ実の所ピクサーだからいいかなぁ、と。
何が苦手って、車とか動物とかが普通に喋るのが嫌いなんですよね、ナルニヤもそれが嫌だったわけですが、まあ、カンフー・パンダで免疫付いたかな、と。
コレは予告見てロボットAIが喋ってるならまあ納得できるかな、と思いました。

公式サイト:http://www.disney.co.jp/movies/wall-e/

ストーリー「西暦2700年の地球。宇宙に逃れた人間が残したゴミを、700年もの間片付け続 ける“地球型ゴミ処理型ロボット”WALL・E(ウォーリー)。ある日、地球にイヴという名のピカピカのロボットが現れた。ずっと孤独だったウォーリーは イヴに恋をするが、イヴが宇宙船にさらわれてしまい……。」

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2008年12月 2日 (火)

「1408号室(1408)」映画感想

1408  WELL DONE!

公開してから少し経つけど、まだ見てなかった映画、 「1408号室(1408)」を見てきました。
うん、良い邦題ですね、文句なし。
スティーヴン・キング原作でホテルが舞台のホラーというと、やっぱり「シャイニング」を思い出しちゃいますが、どうでしょう?
全米公開時、『グリーンマイル』を抜いてS・キング原作映画史上最大のヒットを記録した、とかニュースで聞いて、気になってました。

公式サイト:http://room1408.jp/

ストーリー「作家で、アメリカ各地の超常現象などをルポしていたマイク(ジョン・キューザッ ク)のもとに、一通の手紙が届いた。その内容はドルフィンホテルの1408号室には絶対に入ってはならないというもの。好奇心をかき立てられたマイクはホ テルに出向き、入るのをやめさせようとする支配人のオリン(サミュエル・L・ジャクソン)を説得し、何とか1408号室に入るが……。」

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2008年11月 8日 (土)

宮城谷 昌光 「晏子」感想

晏子〈第1巻〉 (新潮文庫)
晏子〈第1巻〉 (新潮文庫)宮城谷 昌光氏、中国歴史人物シリーズは斉の名宰相、晏子のお話です。

「あんこ」ではありません、「アンジー」でもありません、晏子と書いて「あんし」と読んでください。

斉の名宰相と言えば管仲が有名で、この時代に斉は中原の覇者となっています、それから50年後、晋との間に争いが起こり、更に世継争いで国内は荒れていくといった時代背景です。晋は名君、重耳こと文公の孫の時代になっていて、こちらも国内は一枚岩ではなくなりつつあります。

内容
「強国晋を中心に大小いくつもの国が乱立した古代中国春秋期。気儖な君公に奸佞驕慢な高官たちが群れ従う斉の政情下、ただ一人晏弱のみは廟中にあっては毅然 として礼を実践し、戦下においては稀代の智謀を揮った。緊迫する国際関係、宿敵晋との激突、血ぬられた政変…。度重なる苦境に晏弱はどう対処するのか。斉 の存亡の危機を救った晏子父子の波瀾の生涯を描く歴史巨編」

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2008年11月 4日 (火)

「エグザイル/絆( EXILED 放・逐)」映画感想&舞台挨拶付き試写会レポ

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07年の東京フィルメックスで見て(観想記事)公開を心待ちにしていた「放・逐」改め「エグザイル/絆」前売り券を買ってファンの集いに行こう企画に応募したけど(記事)外れてしまい、代わりに試写会に招待してくれたので行ってきました。
ネタバレ感想書きましたエグザイル/絆(ネタバレ)

インファナルシリーズの長官役、アンソニー・ウォンが主演。公開に合わせてアンソニー・ウォン、フランシス・ンの2人が来日、試写会の前に舞台挨拶をしてくれました、ファンの集いに行けなかったけど、生アンソニーを拝めて感激でした。受付で写真撮れるか聞いたら撮れるって話だったんですけど結局断れてしまいました~(´;ω;`)
あ~お見せできないのが残念!

会場は8割方女性陣、やっぱり試写会に強いのか俳優目当てでしょうか?

詳細は続きで。

アンソニーはドラマ雪山飛狐では胡一刀を、最新の射鵰英雄伝では黄薬師を演じてます参照

公式サイトhttp://www.exile-kizuna.com/

ストーリー「ブレイズ(アンソニー・ウォン)、ファット(ラム・シュー)、タイ(フランシス・ ン)、キャット(ロイ・チョン)の4人は、中国返還が迫るマカオで再会した。ボスのフェイ(サイモン・ヤム)を銃撃して逃亡したウー(ニック・チョン)を 巡り、敵と味方にわかれることになってしまう。しかし、深いきずなで結ばれた5人の運命は予期せぬ方向へと突き進む。」

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2008年10月28日 (火)

嵐山 光三郎 著「悪党芭蕉」感想

悪党芭蕉 (新潮文庫 )
悪党芭蕉 (新潮文庫 )俳句大好きで、芭蕉の謎なんかも興味有るので「俳諧のカリスマは、天性のワルだった。」なんてオビに釣られて買ってしまいました。

芭蕉という個人に付いて語りながら、その作品と作品の生まれた背景なども、詳しく書かれた本です。

内容
  「芭蕉の弟子たちはとんでもない連中ばかりだった! 家老を惨殺して自刃した男、師匠の偽書を売り歩いた男……。俳聖・芭蕉の真実の姿を描く画期的芭蕉論。」   

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2008年10月26日 (日)

「 ICHI 」映画感想

Ichi 綾瀬はるかが座頭市を演じると言う、「ICHI」を見てきました。
座頭市が女?予告とかチラシ見てどうかなぁ?と思ってました。
勝新のオリジナルはTV放送とかで見て結構面白かった記憶がありますが、タケシのは半端でガッカリだったですし、今回、下手するとトンデモな映画になりそうかな?

と悩んでましたが、試写会で見た人の感想では概ね好評のようなので見ることにしました。

前置き長いな・・・

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/ichi/

ストーリー「三味線を背負い、人とかかわることを避けながら、一人で旅を続ける目の不自由な“ 離れ瞽女”の市(綾瀬はるか)。とある宿場町に流れ着いた彼女は、一風変わった浪人・藤平十馬(大沢たかお)と出会う。やがて二人は、若き2代目・虎次 (窪塚洋介)率いる白河組と、万鬼(中村獅童)を首領とする万鬼党の争いに巻き込まれ……。」

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2008年10月24日 (金)

「オオカミの護符」映画感想

Ookami 公開されてからずっと気になっていたドキュメンタリー作品「オオカミの護符~里びと と 山びとのあわいに~」を見てきました。
東中野で上映中でしたが朝10:40~の1回だけで、中々時間が間に合わず、文化庁の文化記録映画部門で優秀賞を受賞した作品、という事でTIFFの一環としてル・シネマでの上映でしかも入場無料だったですが、これも間に合わず・・・
しんゆり映画祭 でも上映してたらしいですが、ちょっと遠い・・
色々とネットで探した所、映画保存協会 というNPO主催の「 D坂シネマ ~日本の民族・暮らしを探る映画祭~」とやらで上映有りと知って行って来ました。ここは16ミリの映写機を使用した昔ながらのフィルム上映で、普通の家の部屋を使った上映空間でした。

座席は普通のイスや、座布団等を使って4~50人ほどのキャパでしたが、最後は満員でした。アットホームな雰囲気は僕らのミライへ逆回転のラストシーンを思わせる感じでした。

映画の内容も文化庁の賞を受賞した、という事も有り、非情に興味深いものでした。
(今後の上映情報)

ストーリー「川崎市宮前区土橋に伝わる神事、土橋御嶽講(つちはしみたけこう)では、お狗さま と呼ばれる獣が描かれた護符が配られる。このヤマイヌやニホンオオカミなどが描かれた護符が発行されているのは、関東一円の山々の神社。そこでこの護符に まつわる信仰文化を探りに、山に住む農民たちに会いにいくと……」

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2008年10月18日 (土)

「イーグル・アイ(EAGLE EYE)」映画感想

Eagleeye スピルバーグ製作総指揮、シャイア・ラブーフ主演のSF超大作という事で話題の「イーグル・アイ(EAGLE EYE)」を見てきました。
久々に邦題には文句言わないですむ映画です、当たり前。

普通のサラリーマンがいきなり謎の人物からコンタクトされ、とんでもない世界へ引きずり込まれる、という設定はウォンテッドと似てるよな~、と予告編見てた時から思ってました。
感心は謎の人物or組織が何者なのかって所ですね。

公式サイト:http://www.eagleeyemovie.com/intl/jp/

ストーリー「アリアという謎の女性の電話で引き合わされた互いに面識のないコピーショップ店員 のジェリー(シャイア・ラブーフ)と法律事務所の事務係レイチェル(ミシェル・モナハン)は、愛するものを奪われ、アリアの指示通りに行動することを強い られる。2人はすべてが謎のまま命令に従って行動するが、やがてFBIの追っ手が迫る。」

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2008年10月 1日 (水)

伊坂幸太郎 「アヒルと鴨のコインロッカー」感想

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

映画アヒルと鴨のコインロッカーの原作です、伊坂幸太郎作品を読み始める前に映画作品をDVDで鑑賞してしまって、その雰囲気が判らずに戸惑ってる感想書いてます。
本を読んだ後ならまた違った印象を受けてたんじゃないかな、と、今更ながら感じます。

当然ながら映画と比較した感想となってしまいますので、お許しを。

内容(「BOOK」データベースより)
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼 の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注 目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。

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2008年9月27日 (土)

「アイアンマン(IRON MAN)」映画感想

Mo6135 今年はアメコミヒーロー映画の当たり年になるか?

アイアンマンを見てきました。アイアンマンを直訳すれば鉄人、鉄人と言えば28号な20世紀なんですが、これはロボットではなくハイテクアーマースーツを纏った人間が主人公です。
見た目がロボコップに似てて、作ったのが米兵器産業でも、生身の人間が主役です。
鉄腕アトムみたいな飛び方をして、腕やら足やらから攻撃できますが、人間です(しつこい)
大金持ちで会社の社長が主人公でもバットマンとはちょっと違います。

公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/ironman/

ストーリー「億万長者で発明家の軍需産業会社社長トニー・スターク(ロバート・ダウニー・ Jr)は、視察に訪れた軍のキャンプでテロリストの奇襲に遭い、胸を負傷してしまう。やがて自分の会社の兵器がテロリストに悪用されている衝撃の事実を知ったトニーは、自ら戦闘用のスーツを作り、“アイアンマン”となってテロリストに闘いを挑む。」

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2008年9月20日 (土)

「イントゥ・ザ・ワイルド(INTO THE WILD)」映画感想

Mo6000_f1 「名優ショーン・ペンが久々に監督を務めたロード・ムービー。ベストセラー・ノンフィクション「荒野へ」を基に、アラスカで謎の死を遂げた青年の旅の様子とその真実に迫る。」

当初見るかどうか悩んでいた作品ですが、原作が空へ エヴェレストの悲劇はなぜ起きたかエヴェレストより高い山のジョン・クラカワー氏と聞いて気になってました。そういえば「空へ」原題が「イントゥ・ジ・エアー(INTO THE AIR)」だった!と思い当たりまして、結局見てきました。

公式サイト:http://www.intothewild.jp/

ストーリー「大学を優秀な成績で卒業したクリス(エミール・ハーシュ)は車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り、捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめる。」

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2008年9月13日 (土)

「ウォンテッド(WANTED)」映画感想

T0006319 ナイト・ウォッチデイ・ウォッチの監督ティムール・ベクマンベトフのハリウッド進出して撮った作品。「ウォンテッド(WANTED)」を先行上映で見てきました。

主演はジェームズ”タムナス”マカヴォイさん、でも予告&ポスターではアンジェリーナ・ジョリーの方が目立ってますね。

更に、非情で賢い敵役をやらせたら天下一品のトーマス・クレッチマンを注目です、ネクストではとっても勿体無い使われ方をしていたので、今回はどうだったでしょうか?330473_009


公式サイト:http://www.choose-your-destiny.jp/

ストーリー「恋人にも捨てられ、人生にうんざりしているウェズリー(ジェームズ・マカヴォイ)。そんな彼の前に突如現れた謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)は、ウェズリーの亡き父が秘密の暗殺組織をけん引するすご腕の暗殺者だった事実を彼に知らせる。しかも父亡き今、ウェズリーは組織を継承する立場にあると言い……。」

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2008年9月 4日 (木)

黒岩 重吾 著「役小角仙道剣(えんのおづぬせんどうけん)」感想

役小角仙道剣 (新潮文庫)
役小角仙道剣 (新潮文庫)

修験道の開祖として、山好きにも馴染み深い伝説上の人物、役小角の生涯を描いた作品です。
水木センセイの神秘家列伝(3)にも取り上げてありましたので、人物像はなんとなく知っていましたが、前鬼、後鬼の設定が違ってたりします。

内容(「BOOK」データベースより)「七世紀後半の大和。修験者・役小角は、厳しい律令制度に虐げられる人人を救うために、異能を駆使して権力者に立ち向かう。鬼神の如き活躍を慕って多くの弟子たちが葛城山中に集結、遂に一大勢力の中心となった役小角を狙って、時の権力者・持統天皇や藤原不比等、物部氏率いる刺客の群れが迫り来るが―。傑出したパワーで古代史に名を轟かせた異才の半生を描く古代ロマンの巨編。」

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2008年8月17日 (日)

マイケル・ムーア著「アホでマヌケなアメリカ白人」感想

アホでマヌケなアメリカ白人 (ゴマ文庫)
アホでマヌケなアメリカ白人 (ゴマ文庫)
シッコや「華氏 911」等で、J.W.ブッシュと共和党を叩き続けるムーア氏の著作。同名の映像集は未見ですが、古本屋で発見したので購入。

出版時期が2002年と有るので、不都合な真実のゴア氏が選挙で勝ってたのに大統領になれなかった後の話で、第3の候補を応援していたムーア氏への風当たりが強かったらしく、その言い訳とも取れなくは無いです。

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2008年8月15日 (金)

秋山 瑞人 著「EGコンバット(+2nd+3rd)」感想

E.G.コンバット
E.G.コンバット

秋山 瑞人シリーズも進んでいます、デビュー作!?の「EGコンバット」と続編の「EGコンバット2nd」「EGコンバット3rd」続けて一気読みです。

突如地球に侵略してきた謎の生命体、通称「エテ公」は何故か女性を狙って攻撃する、防衛軍を組織すると共に女性を月面基地の隔離移住させる「ジュリエット計画」がすすめられた。
そんな世界、月では女性による兵士養成が行われ、優秀な成績の者は地球の防衛軍に送り込まれていた、その中に生還不可能とさえ言われた偵察任務から生き残り史上最年少の大尉に昇格したルノア・キササゲは、自ら率いる部隊を離れ、突然の月帰還と教官就任の命令を受けていた。

と、ここまでが前置き。
ルノア大尉が月へ帰り、訓練兵を鍛え上げるというのが本筋のお話です、そう、そこには女性しかいない軍隊組織が存在し、日々訓練を続けていたのでした。
一握りの優秀な者が地球へ降下し、生存率はきわめて低い、当然地球で実際に戦った経験のある教官はルノアが史上初めてで、訓練生はもちろん、他の教官もどんなツワモノがちゃってくるのか戦々恐々としているのでした。

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2008年6月15日 (日)

「イースタン・プロミス(EASTERN PROMISES)」映画感想

ロード・オブ・ザ・リングのキャプテンアラゴルン、キングテレコンタールことヴィゴ・モーテンセンがアカデミー主演男優賞にノミネートされた、デヴィッド・クローネンバーグ監督作品「イースタン・プロミス(EASTERN PROMISES)」を見てきました。

ヴィゴがロシアンマフィアを演じてとあって興味深々で早速初日に見てきましたよ、結構入ってましたね。

ヴィゴは同じクローネンバーグのヒストリー・オブ・バイオレンス以来の鑑賞、あちらはなんともいえない展開だったので感想書いてなかったりします・・・

ナオミ・ワッツはキング・コングステイ 以来ですね、相変わらず美しいし上手いですheart

http://www.easternpromise.jp/(公式サイト)

ストーリー「ロンドンの病院で産婦人科医をしているアンナ(ナオミ・ワッツ)のもとに、ロシア人の少女が運び込まれる。しかし、出産の直後に少女は命を落とし、日記と赤ん坊が残された。そこに記された内容に危険を感じながらも、赤ん坊の家族を見つけ出そうとするアンナ。彼女はあるロシアン・レストランにたどり着き、ロシアン・マフィアに雇われているミステリアスな男ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)に出会う。」

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2008年6月14日 (土)

「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKUL)」映画感想

Mo5833_f1 先行上映でやってたので見てきましたです、TOHOサービスデーで1000円でした「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」(INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKUL)

今週は見たいもの沢山公開でしたけど、やっぱりコレも見たいよな・・としっかりチェックしてました、川崎では3館同時でやってましたが、結構混んでましたです。

ダイハード、ロッキー、ランボーと、懐かしのシリーズ復活物の流れでしょうか?

遂にあのオッサンが帰ってきてしまいました。

http://www.indianajones.jp/(公式サイト)

ストーリー「世界各国をまたにかけた冒険を繰り返し、多くの財宝やそこに隠された秘密を解き明かしてきた、考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズ。そんな彼が、若き相棒と共にメキシコの古代マヤ文明の遺跡を巡る謎に挑む。」

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2008年6月 6日 (金)

「アフタースクール」映画感想

Mo5431_f1 題名の軽さにほとんど見る気なかった映画でしたが、映画ブロガーの皆様が「面白かった」とか「騙された!」とか言っているので気になって見てきました。「アフタースクール」

事映画に関してはソウやらプレステージやらステイやら、騙され続けの人生ですが、結構そんなのが好きだったりもします。

ブロガーさんの評判を読んで見る気になったという点で言えば、それでもボクはやってないとかキサラギが当たりだったのでそのパターンになるかもしれない、とちょっと期待して行きました。

http://www.after-school.jp/index.html(公式サイト)

ストーリー「中学教師の神野は元同級生の私立探偵に協力し、失踪した親友の木村を探すことになる。調査が進むうちにまじめなはずの木村の意外な一面を知り、神野は驚きを隠せない。しかし、その先にはさらに衝撃の事実があった。」

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2008年5月31日 (土)

「オーケストラの向こう側 フィラデルフィア管弦楽団の秘密(Music From The Inside Out)」映画感想

Mo5911_f1 最近クラシック系の映画やドラマを多く見てますが、音楽を奏でるオーケストラのメンバーに光を当てたドキュメンタリー「オーケストラの向こう側 フィラデルフィア管弦楽団の秘密」(原題:Music From The Inside Out 2004年/アメリカ)を見てきました。

先週行った時にはイベントが有ったらしく「立ち見になります」と言われ断念。朝10時と夜9時しか上映してない、もっと普通に見られる時間に上映して欲しいです、ココしかやってないですし、お願いしますよ。

http://www.cetera.co.jp/library/orchestra.html(公式サイト)

ストーリー「1900年に創立された、名門オーケストラのフィラデルフィア管弦楽団に所属する105人の演奏家たち。プロの演奏家として音楽に情熱をささげて生きる彼らにも、それぞれに悲喜こもごもの人生があった。」

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2008年5月29日 (木)

伊坂幸太郎 著「オーデュポンの祈り」感想

オーデュボンの祈り (新潮文庫)
オーデュボンの祈り (新潮文庫)来ましたよ、やばいです。
重力ピエログラスホッパーとお薦めされたまま読んできて、「じゃあデビュー作も読んでみますか」程度の気持ちで買ってきましたけど、やられましたね。
伊坂幸太郎氏は3作目にして当ブログのカテゴリー入りとなりましたfuji

過去にはトールキン水木しげる金庸横山秀夫京極夏彦ダレン・シャン新田次郎の各氏しかなしえなかった快挙です、オメデトウ!!(おめでたいのはお前だと言われそうですが・・)

内容(「BOOK」データベースより)
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか 言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去ら れて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気が ほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作。

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2008年5月13日 (火)

「相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」映画感想

Mo5713 ドラマも見てないし、TV局主導の映画って出来が良くないのが多いので、イマイチ興味が湧かなかったんですけど、意外と評判良い様で、只券あるのでなんとなく見てきました。

まずテレビドラマの方は存在自体は知っていましたが、続けて見ているわけでもなく、時々ザッピングで水谷豊がかっちり固めた髪形ですましたしゃべり方してるな、という印象しか残ってませんでした。

今回は映画らしい大掛かりな仕掛けがあるらしい、と言う噂と社会派のテーマが潜在しているという事も読んでしまいましたです。

http://www.aibou-movie.jp/( 公式サイト)

ストーリー「都内で謎の連続殺人事件が発生、その現場には不可解な記号が残されており、さらに犯人のターゲットは3万人のランナーと15万人の大観衆でひしめき合っている大規模なマラソン大会会場へと向けられていた。警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は未曾有の大惨事を回避するため、頭脳と正義感で捜査を開始する。」

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2008年5月 6日 (火)

「大いなる陰謀(LIONS for LAMBS)」映画感想

Mo5663_f1 かなり前に公開された映画ですが、評判が余り良くなくて、どうしようか悩んでいた作品ですが、只券ゲットしたので見てきました、まだ上映中で良かった、しかもプレミアスクリーンのおまけ付でした。

陰謀物が好きで監督してる人が好きだけど、一人苦手な俳優がいて、と色々悩ましい作品でした。

ストーリー「大統領選出馬の野望を抱く上院議員アーヴィングに呼び出された、テレビ記者のロス。彼はアフガニスタンで進行している対テロ作戦の情報をリークする代わりに、好意的な報道をテレビで流すよう、ロスに持ちかけてくる。」

http://movies.foxjapan.com/ooinaru/(公式サイト)

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2008年4月30日 (水)

「アイム・ノット・ゼア (I’M NOT THERE)」映画感想

Mo5812_f1 アカデミーでケイト・ブランシェットが助演にノミネートされ、その映像を見て気になって仕方が無かった映画「アイム・ノット・ゼア (I’M NOT THERE)」を見てきました。

ケイトがボブ・ディランを演じている!?って情報だけでしたが、実は6人の人が演じています。

それもボブ・ディランという役名ではなく、別な名前の人を演じているわけですが、どう見てもボブ・ディランという作りになっております。

出演はクリスチャン・ベール ケイト・ブランシェット リチャード・ギア ヒース・レジャー ベン・ウィショー マーカス・カール・フランクリン
ボブ・ディランのイメージの人余りいないと思うけどどうでしょうか? 

ストーリー「西部開拓期のアウトロー、ハリウッド俳優、ロック・スターなど6人のキャラクターが登場。生きる時代も名前も異なる彼らそれぞれの物語を通して、ボブ・ディランの多様な側面が浮き彫りにされる。」

http://www.imnotthere.jp/(公式サイト)

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2008年4月16日 (水)

金庸 著「倚天屠龍記」感想

倚天屠竜記 (1) (徳間文庫―金庸武侠小説集 (き12-30))

金庸先生の著作、 射鵰英雄伝神鵰剣侠に続く射鵰三部作の最後の作品「倚天屠龍記(いてんとりゅうき)」を読み終わりましたので感想です。

宋代末期から元朝を時代背景にした武侠歴史小説の傑作の完結篇。
とは言っても前の2作品に比べると時代がかなり下り、神鵰剣侠の主人公は名前が出てくるだけ、共通の登場人物は郭襄女侠だけですが、それもいつの間にかいなくなってしまい、九陽真経を習得した張三宝は共通と言えば共通ですが、結局主人公は彼の孫弟子まで下ります。

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2008年4月 4日 (金)

「アヒルと鴨のコインロッカー」映画感想

アヒルと鴨のコインロッカー

映画ブロガーさんの間で、昨年のベストランクに入れている人が多かった作品、「アヒルと鴨のコインロッカー」をDVDを借りて見ました。
映画公開時は予告を見て、あまり興味がわかなかったのでスルーした作品です。

伊坂幸太郎 作品も読んでおらず、予告を見ても、青春映画なのかミステリーなのか良く判らない映画という印象を受けました。

先日初めて伊坂作品を読みましたので(重力ピエロ記事)なんとなく雰囲気はわかるかなと思って見る気になりました。

ストーリー「大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。」

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2008年4月 3日 (木)

新田次郎 著「栄光の岩壁」感想

栄光の岩壁 (上巻) (新潮文庫)
栄光の岩壁 (上巻) (新潮文庫) 栄光の岩壁 (下巻) (新潮文庫)
栄光の岩壁 (下巻) (新潮文庫)

山岳関係書籍でこの人の存在を無視して語ることは出来ないでしょう。という程の山岳小説の大家、このジャンルを作り上げたと言っても過言じゃないかもしれません。

新田次郎氏の山岳小説の紹介をしたいと思います。

まず最初は、「栄光の岸壁」です。前回紹介した山靴の音の著者がモデルです。

日本人で初めて「アルプス3大北壁」の一つマッターホルン北壁を登攀した、日本山岳界に名を残す名クライマーの人生を描いた小説です。

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2008年3月26日 (水)

秋山 瑞人  著「イリヤの空、UFOの夏」感想

イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)
イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫) (全4巻)

いやぁ、参りました。知る人ぞ知る某サイトで強力にお薦めしていた作品です。
ライトノベルで表紙からしてアニメ系のソレなのでどうかと思ってました、とりあえず1冊読んで面白くなかったら止めとこうと試しに読んでみたのですが、見事に嵌りましたです。

ストーリー『「6月24日は全世界的にUFOの日」新聞部部長・水前寺邦博の発言から浅羽直之の「UFOの夏」は始まった。当然のように夏休みはUFOが出るという裏山での張り込みに消費され、その最後の夜、浅羽はせめてもの想い出に学校のプールに忍び込んだ。驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った…。』アマゾン紹介文より

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2008年3月22日 (土)

「アメリカを売った男(BREACH)」映画感想

Mo5856_f1リアルスパイ物が好きなので気になっていた作品をやっと見てきました。

実際に有ったFBI最大のスキャンダル、既に逮捕された内部のスパイ、ハンセンのお話です。冒頭で実際のニュース映像が出てきますので、観客は結果を知らされているわけですが、そこに至るまでの組織での駆け引きが見られます

ストーリー「FBIの若手オニールが大物捜査官ハンセンの内偵を命じられる。ハンセンには国家機密漏洩の重大な疑いがかけられていた。オニールは上層部とハンセンの板ばさみになり、極度の緊張にさらされていく。」

http://w ww.breach-movie.jp/(公式サイト)

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2008年3月 6日 (木)

ダレン・シャン著「デモナータ第6幕 悪魔の黙示録 」感想

コミックに続きダレン氏のシリーズ、デモナータの新作が発売になってましたので早速感想です。

悪魔の黙示録 (デモナータ 6幕)

このシリーズは悪魔世界”デモナータ”と魔将ロード・ロス、彼らと戦う人々を描いた作品です。前作は1章で出てきたグラブス少年が飛行機上で悪魔軍団に襲われるという、シリーズでは珍しい途中で続く終わり方をしていたのですが、今回は当然その続きです。
悪魔の黙示録 (デモナータ 6幕)

しかも第2幕で出てきたカーネル少年や4幕のベックも出てきます、ベックが封印したデモナータと地上を繋ぐトンネルを巡ってロード・ロス率いる悪魔軍団と戦います。

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2008年2月21日 (木)

ジョン・クラカワー著「エヴェレストより高い山」感想

空へ エヴェレストの悲劇はなぜ起きたかの著者で山岳ジャーナリストのジョン・クラカワー氏のエッセイ集。「エヴェレストより高い山 登山を巡る12の話」の感想です。

副題の通り12のエッセイが綴られています。
自身の体験や伝説のクライマー、K2の標高問題など、多岐に渡っています

エヴェレストより高い山―登山をめぐる12の話
(「クライマーのほとんどは本当に気が狂っているわけではなく、ただ、人間の条件における特別悪性の緊張感という病に冒されているだけなのだ」(著者覚え書きより)。単独初登攀した「デヴィルズ・サム」での著者自身の体験をはじめ、山男の悲喜こもごもを生き生きと描いた12のエッセイ、文庫オリジナル。 )紹介文より

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2008年2月17日 (日)

「エリザベス ゴールデンエイジ(ELIZABETH:THE GOLDEN AGE)」映画感想

Mo5692_f1 ケイト・ブランシェットがクイーンエリザベス1世を演じる2作目「エリザベス ゴールデンエイジ」(原題: ELIZABETH:THE GOLDEN AGE)を見てきました。
行く前に未見の前作を見ておこうと思ってたんですけど、近くのレンタル屋に置いてなくて断念。大体の歴史は知ってるからまあ後で見てもいいのか?ととりあえず見に行きました。

予告編でスペインとの戦争を描いてるようでスペクタクル巨編なのかと思ってました、実は女王の個人的な恋愛感情とか王室内部の確執とかが前面に出ている作品でした。

ストーリー「1585年、イングランド。プロテスタントの女王・エリザベス1世は、カトリック派からの暗殺の危機にさらされていた。そんな折、彼女は航海士のローリーにひかれるが、未婚の誓いを貫くため、侍女のベスを彼に近づける。」

http://www.elizabeth-goldenage.jp/(公式サイト)

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2008年2月 9日 (土)

「L change the WorLd」映画感想

Mo5293_f1 \mathfrak{L} change the \mathfrak{W}or\mathfrak{L}d  ←ちょっとこだわってみました。

ご存知デスノート / デスノートthe Last nameシリーズの名キャラクター ”\mathfrak{L}”を主役に置いたスピンオフ作品です。

まるで漫画からぬけだしたようにハマっていた松山ケンイチ演じる\mathfrak{L}、あまりにも好評だったので、2作で終わらせるのが勿体無いとばかりに作ってしまった本作。

監督はリング等、多数のホラーを手がけてきた中田秀夫氏が担当。
はたしてどんな出来だったんでしょうか?気になるので見てきました。

ストーリー「あらゆる事件をモニター越しに解決してきた名探偵L。彼はキラの野望を阻止するために究極の決断をし、からだを張って事件に取り組んでいく。そんな彼の前に、人間が作った“死神”が立ちはだかる。」

http://www.L-movie.jp(公式サイト)

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2008年2月 2日 (土)

「アメリカン・ギャングスター(AMERICAN GANGSTER)」映画感想

Mo5674_f1 好きな監督のリドリー・スコット(ブレードランナーとか)がオスカー俳優2人を使って作ったギャング物!ってことで見てきました。
デンゼル・ワシントンVSラッセル・クロウ ガチンコ対決!

デンゼルは「トレーニングデイ」で悪役もこなせると証明してますし、ラッセルは、まあ好きな俳優でもないけど上手いと言うのは認めてます。

ストーリー「1970年代のNY。ギャングの運転手だったフランクは、ボスの死後、ベトナムからの麻薬ルートを開拓し大儲けする。一方、汚職が横行する警察を嫌う刑事リッチーは、麻薬取締局に転属。はぶりのいいフランクに目をつける。」

http://americangangster.jp(公式サイト)

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2008年1月13日 (日)

「エレクション ~黒社会~(ELECTION)」映画(DVD)感想

エレクション~黒社会~
エレクション~黒社会~ ★★★★

放・逐ですっかりファンになってしまった、ジョニー・トー監督作品です。
放・逐の前日譚という事ですから要チェックです。

ストーリー「香港最大の裏組織で、二年に一度行われる会長選挙。候補者をめぐって内部では意見が割れていた。組織に忠実なまとめ役としてのリーダーが適任なのか、力づくで牽引するパワーリーダーが必要なのか――。対立する候補は、“兄弟”思いで年上を敬うロク(サイ・モンヤム)と、金儲けに長け、荒っぽい手段を使うディー(レオン・カーファイ)。選挙戦(エレクション)の裏側では、さまざまな欲望と思惑が錯綜し、熾烈な戦いを迎えようとしていた……組織の頂点を目指す二人の男によるさまざまな策略の経て、最後に会長の証である「竜頭棍」を手にするのは誰なのか――。 勝利を決めるのは冷徹さか、情熱か?超一流の権力者に求められるものとは? 」

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2008年1月12日 (土)

「アース earth 」映画感想

Mo5599 エコバッッグ目当てで前売り券を買ってあった、ドキュメンタリー映画「アース earth 」を早速見てきましたです。

不都合な真実」とか「ディープ・ブルー」とか環境系のドキュメンタリーは結構興味有りで、見てますね。

ストーリー「冬眠から目覚めたホッキョクグマの家族、水と食料を求めて砂漠をさまようアフリカゾウの群れ、6000kmの大移動を行なうザトウクジラの親子。厳しい自然の中に生きる彼らの行動を、壮麗かつ雄大な景色とともに映し出す。冬眠から目覚めたホッキョクグマの家族、水と食料を求めて砂漠をさまようアフリカゾウの群れ、6000kmの大移動を行なうザトウクジラの親子。厳しい自然の中に生きる彼らの行動を、壮麗かつ雄大な景色とともに映し出す。」

 http://earth.gyao.jp(公式サイト)

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2008年1月 5日 (土)

佐瀬稔 著「狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死」感想

狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)
狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫) ★★★★

前回の続きで「神々の山嶺」の羽生のモデルになった孤高の登山家、森田勝を描いたノンフィクション。
ひたすら山を愛し、山に挑み、戦い続けた壮絶な人生を描いた名著。

内容(アマゾンより抜粋)「“狼”と呼ばれ、20年間攀じ登ることしか考えていなかった孤高のクライマー森田勝。谷川岳、アイガー、K2と、なにかに復讐するかのように、森田は死と隣り合わせの岩壁に挑み続けた。登山界になじまず、一匹狼として名を馳せた男がたどった修羅の生涯を、迫真の筆に描く山岳ノンフィクション」

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2008年1月 1日 (火)

「俺たちフィギュアスケーター( Blades of Glory)」映画感想

Mo5626_f1 皆様、やたらと寒い2008新年をいかがお過ごしでしょうか?
今日は正月元旦ですが、おいらにとっては一年の最初の映画の日であります!

そんな訳でシネコンでは見られない単館系の映画を回ってきました。

今年最初に選んだのは、随分前からmigさんがオススメしてくれてた
お馬鹿コメディーの「俺たちフィギュアスケーター」を見てきましたです。

バカ映画大好き(くま)人間にとっては年の初めに見るには打って付けですね。

期待に違わぬクダラナさで大いに笑って楽しんでまいりました。

http://oretachi.gyao.jp(公式サイト)

ストーリー「フィギュアスケートの世界選手権で同点1位となったチャズとジミーは、表彰台の上で乱闘を繰り広げ、シングル部門から追放された。それでもスケートを捨てられない2人は、史上初の男子ペアを結成して再起に賭ける。」

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2007年12月30日 (日)

「暗殺・リトビネンコ事件(REBELLION THE LITVINENKO CASE )」映画感想

Mo5596_f1 実在のロシア諜報局の下士官で、ロシア政府や諜報局のあまりの腐敗ぶりに「叛乱(Ribellion)」を企て、その後英国へ亡命、ロンドンで何者かに毒(なんと放射性物質)を盛られて無くなった人物のドキュメンタリーです。

監督はロシアのジャーナリスト、アンドレイ・ネクラーソフ。

彼が暗殺される以前から、ロシア政府の腐敗を追い続け、リトビネンコや他にもやはり暗殺されたジャーナリストから集めたインタビューをこの映画で発表したという形です。

チェチェン紛争の引き金になったテロ事件や劇場立てこもり事件を、政府関与の疑いがあると告発した内容まで出てきています。

http://litvinenko-case.com/(公式サイト)

ストーリー「英国に亡命中だった元ロシア諜報員リトビネンコが、放射性物質を盛られて死亡。プーチン政権についての取材を生前の彼に敢行した映像作家アンドレイ・ネクラーソフだが、彼の部屋も何者かに荒らされていた。」 

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2007年12月29日 (土)

「AVP2 エイリアンズVS.プレデター(AVP2 ALIENS VS. PREDATOR )」映画感想

Mo5592_f1 B級お馬鹿大作映画「AVP2 エイリアンズVS.プレデター2」を見てきました。

エイリアンと言えばB級映画の金字塔、プレデターはレゲエな怪奇宇宙人が大暴れのバカ映画。

前作のAVPは悩んだ末に劇場には行かなかった(多分正解)ですがDVDは見てます。かなりのアホ映画でした。なんたって南極にピラミッドですからね。

今回は予告が面白そうだったのと、プレデリアンとか言う変な化け物が出ているらしいと噂を聞いて劇場にいってきました。(多分正解 かな?)

ストーリー「プレデターの死体から飛び出した新生命体が“プレデリアン”として成長。彼らを乗せた宇宙船がコロラド州の田舎町に墜落した。人口5476人の町はたちまちパニックに陥り、人類対プレデリアンの壮絶な死闘が始まる。」

http://movies.foxjapan.com/avp2/(公式サイト)

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2007年12月14日 (金)

「アイ・アム・レジェンド(I AM LEGEND)」映画感想

Mo5522 ウィル・スミスが地球最後の男を演じる映画、「アイ・アム・レジェンド」(原題: I AM LEGEND)を見てきました。

金曜日から公開でした、しかも当日14日はTOHOシネマズ10周年で1000円です。お得な設定に行かない手はありませんね。

ストーリー「2012年。3年前に人類を襲った未曾有の危機により、NYで生き残ったのは科学者のネビルと愛犬サムだけだった。ほかの生存者を求めてAM電波を流し続ける彼は、人類を絶滅させた原因を究明するべく、行動を開始する。」

http://www.iamlegend.jp(公式サイト)

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2007年11月29日 (木)

夢枕獏著「(平成講釈) 安部晴明伝」

かの人気作「陰陽師」の作者が、同じ人物を違う角度から描いた、原題講釈風作品。

「陰陽師」は映画やドラマとかで見ただけで、原作の小説もマンガもよんでません。だいたいのストーリーは知ってますけど、こちらは全く違う展開で、かなり面白かったです。

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2007年10月28日 (日)

「アフロサムライ(AFRO SAMURAI )」映画感想

Mo5269_f1 サミュエル・L・ジャクソンが製作総指揮と声の出演を務めた異色の時代劇アニメ「アフロサムライ」(原題:AFRO SAMURAI )見てきました。

言わばスキヤキ・ウェスタン ジャンゴの逆バージョン、ホットドッグチャンバラとでも言うべきな作品。チラシによると「日米合作サイバー時代劇」だそうです。

アニメ製作はGONNZO、アメリカのTVシリーズで人気のアニメを映画化して逆輸入したもの、らしいです。

ストーリー「幼いころにジャスティスという名のガンマンに父親を殺された侍のアフロは、父の仇を捜す旅を続ける。だが、謎の宗教集団の襲撃で重傷を負ってしまう。アフロはお菊という女性に救われるが、お菊も彼らの仲間だった。」

http://www.afrosamurai.jp/(公式サイト)

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2007年10月21日 (日)

「インベージョン (THE INVASION)」映画感想

Mo5481_f1ニコール・コッドマンとダニエル・クレイグ主演の(SF)サスペンス・スリラー(ホラー?)「インベージョン」 (原題: THE INVASION)を見てきました。

ストーリー「スペースシャトルに衝突し、地上に降りた宇宙生物。彼らは睡眠中の人間を襲い、冷酷な精神状態に変えてしまう。精神科医のキャロルは、自分の幼い息子が侵略を阻止する鍵を握っていると知り、彼を連れて逃走を図る。」

http://www.invasion.jp(公式サイト)

眠ってしまうと ――あなたじゃなくなる。
感情を見せると――あなたじゃなくなる。
誰かを信じると ――あなたじゃなくなる。

ちょっと不思議なコピーと、不気味な予告編で気になっていた作品でした。
migさんのブログの記事を読んで、楽しめそうだったので見ることにしました。

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2007年10月20日 (土)

「エクスマキナ - EX MACHINA -」映画感想

予定通りアップルシードの続編「エクスマキナ」 (APPLESEED SAGA EX  MACHINA)を見てきました。Mo5428

今回の舞台は理想国家「オリュンポス」が、紛争の絶えない世界を纏めるべく現在の国連、それ以上の権限を求めて活動を始め、それに対抗しようとする勢力と主人公デュナンの所属するエスワットの攻防を描いています。
加えて恋人のサイボーグのブリアレオスと、サイボーグ化される前の彼の遺伝子から作られたバイオロイド(クローン人間)との複雑な関係も同時進行で語られています。

続編と言っても前作見ていない人でも、話が判らなくなることは無いので大丈夫と思いますので興味があればご覧頂きたいと思います、見ていないと判らないのはキャラクターの関係位ですが、大した妨げにはなっていないと思います。

http://www.exmachina.jp(公式サイト)

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2007年10月19日 (金)

「アップルシード」映画感想

続編の「エクスマキナ」公開前に、内容を忘れちゃっていたので復習の意味も込めて見てみました。「アップルシード」(APPLESEED)

攻殻機動隊シリーズの原作者、士郎正宗氏のコミックを完全3DCGでアニメ化した映画です。

APPLESEED
APPLESEED

女兵士デュナン・ナッツは、戦場で捕えられ、平和都市オリュンポスに連れてこられる。彼女を迎えたのは、サイボーグとなったかつての恋人・ブリアレオスと、クローン人間“バイオロイド”のヒトミだった。人間とバイオロイドの存在を巡る謎と陰謀が、デュナンを新たな戦いに巻き込んでいく…。

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2007年10月10日 (水)

「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」映画(DVD)感想

写真展の記事で紹介したブレッソンのドキュメンタリー映画

「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」(henri cartier-bresson the im-passioned eye) のDVDをレンタル屋で見つけたので早速借りて見ました。

マグナムフォトの創設者の一人で「決定的瞬間」という言葉を使った最初の人とも言われています。

アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶

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2007年10月 9日 (火)

「劇場版アクエリオン-創星神話篇&壱発逆転篇-」映画感想?

いや、なんで「感想?」なんだって、、、、書きずらいですよね、コレ。
どういうノリで書けばいいのか悩みます。

Mo5496_f1 昔、ネ友の黄色いんこさんに薦められてTVシリーズを見た事がある、いや結構見たぞ、なワケでして、大体の内容とかノリとかキャラとか知っていたので気になってたんですけど。
TOHOのプレミアスクリーンで通常料金で、しかもポイント溜まったからタダで見られるのでまあ、見てきましたよ。公開から半月以上経ってて誰も見る人居ないんじゃないかな?と思ってたら結構入ってましたよ。

合体ロボットアクションのアニメです。ロボットがこう複雑な変形して楽しいですよ。
深夜TV放送していたアニメの劇場版なのでシリーズ見てないと理解できないキャラ、展開があるかもしれません。

http://gattai.jp/pc/index.html(公式サイト)

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2007年6月16日 (土)

「アポカリプト APOCALYPTO 」映画 感想

皆既日蝕の映像に少し違和感有り。
Mo5095_f1すいません、いつもの突っ込みを入れさしてもらいました。あんなに回りは光らないです、コロナが見えるだけ、実際に自分で見たので間違いなし。金環蝕の場合は地上が暗くなりません、これも経験済み。

ストーリー「中央アメリカ、楽園のような平和な村で過ごすパウはマヤ帝国の傭兵たちに囚われ、儀式のいけにえになりかけた。命は助かったものの、今度は人間狩りの標的にされた彼は、妻子の待つ村を目指してジャングルをひた走る。」
監督は、パッションを撮ったメル・ギブソン。

Mo5095 もうこれ以上説明は必要無い気がしますけど、とにかくひた走る姿が躍動感に溢れてて、逃げるだけじゃなく、戦う強さも、知恵も備えた主人公が素晴らしい。
途中の少女の予言が不気味で良かった。ただ生贄の場面から逃げ出し始めの所までは結構残酷描写でエグイ、苦手な人は要注意です。

ただ最後のオチ、というかなんというかはメル・ギブソンらしい、ちょっと宗教的な感じが見え隠れしてた、勘繰り過ぎかもしれないけど。
題名も旧約聖書の黙示録を感じさせる響きなので余計そう思ってしまいました。

それから冒頭に書いた日蝕の場面、感動的な場面なんだけど、本物の映像と微妙に違っていたので少し違和感がありました、しかし自分の見た場所がメキシコという事も有って当時の感動が蘇ってきて震えました。ちょっと一般の映画ファンと違う目で見てしまったかもしれない、本当に神と言うか超自然的な物の存在を感じた体験だったので、映画の中の人達の驚きと戸惑いはよく理解できました。

評価★★★★

http://www.apocalypto.jp(公式サイト)

(DVD情報↓)
アポカリプト
アポカリプト

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2007年5月31日 (木)

「イノセンス(INNOCENCE)」感想

映画「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 」(感想記事)の続編。少佐こと素子が抜けた後の9課のリーダーはバトーの旦那。

ストーリーは「少女型愛玩ロボットが所有者を惨殺する事件が発生。公安9課の刑事であり、脳以外が機械化されたサイボーグ・バトーが事件の真相に迫る。」

これは今は無き「某アイマックスシアター」で観賞したんですが、いきなりオープニングのCGのクオリティの高さに圧倒されて、結局最後まで圧倒されっぱなしだった作品。
このオープニングを鷹の爪(感想記事)が丸ごとパクってたのは笑えた。

とにかく超精密CGの映像美にやられた、特にOPとクナシリ経済特区の上の場面、鳥形ヘリ、祭りの映像、館のオルゴール、どれも素晴らしかった。
哲学的薀蓄話も結構好きなので(ダメな人は受け入れられないようですが)楽しかったし、音楽も前作よりもパワーアップしていた、どっぷりと押井守ワールドに浸れた楽しい時間でした。2回目もアイマックスで見て、DVDも買ってしまったお気に入りの作品です。

イノセンス スタンダード版
イノセンス スタンダード版
当然満点評価 ★★★★★

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2007年5月16日 (水)

「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」(ENRON The Smartest Guys in the Room) 映画 感想

気になっていたけど、いつか見ようとしていたら、終わっていた作品。リバイバル上映されていたので見てきました。

Mo4744_f1 '01年に発覚し、世界中を震撼させた米国の巨大企業エンロンの不正会計、粉飾決算による破綻を追ったドキュメンタリー作品。
第78回(2006)アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門候補になった作品。(勝者は皇帝ペンギン)

ストーリー「1985年に設立され、規制緩和の時流に乗って業績を拡大していったエネルギー企業エンロン。その裏側で日常的に行なわれていたさまざまな不正を、ジャーナリストや元社員らの証言を交えて暴き出す。 」

一時は全米7位の業績を上げていた超巨大企業、銀行、投資家から資金を集め株価は天井知らずかと思えるほどの上昇を続けていた、その影に隠されていたのは実体の無い利益計上と証券アナリストや銀行への圧力だった、赤字事業を隠し、強引な価格吊り上げは、カリフォルニアの大停電を意図的に仕掛けた結果とも言われています。

日本でも数々の不正経理が問題になって、株式大暴落の引き金になった事件も記憶に新しい。同じ様な構図は洋の東西を問わない人間の際限の無い欲望によって引き起こされています。日本の事件はエンロン破綻の後に起きていて、企業のトップはこの事件から何の教訓も得ていなかったことになります。

マネーゲームに明け暮れた大企業の数人のトップの傲慢が、真面目に働いていた市民をどん底に突き落とす、その構造を暴き出した、恐ろしくも悲しい真実をわかりやすく、インタビュー、ニュース映像を交えて突きつけた問題作です。

彼らは総じて優秀な人物 Smartest Guys だった訳ですが、その驕りが悲劇を招いたと作者は言っています、そして周辺のものまでがその異常さに気づかずに巻き込まれてしまった。

Smartでも企業の幹部でもない身にとっても、反省と自戒を込めて、二度と同じ過ちを犯さないで欲しいと思うことは切なる願いです。

評価★★★★

http://www.enron-movie.com/(公式サイト)

エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? デラックス版
エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? デラックス版
DVD

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2007年3月 5日 (月)

「蒼き狼 地果て海尽きるまで」映画感想

Mo4585_f1 角川春樹事務所製作の超大作ですね、モンゴル建国の英雄にして世界史上最大の帝国を作り上げたチンギズ・ハーンの半生を描く。

で、内容紹介は終了と言う事でいいですか?

キャストはほぼ全て日本人で全編日本語です。

カリスマリーダーをやらせたら右に出る者がいないという反町隆史主演です。他に、菊川怜 袴田吉彦 松山ケンイチ 松方弘樹など出演。

ネットその他の評判は良くありませんでしたが、こうゆう話好きなんで一応期待しないで見てきました。オールモンゴルロケの壮大なスケールという文句には間違いはありませんでした、地平線まで続く草原などの風景は素晴らしい物がありました。
またモンゴル特有の全員騎馬武者の戦いと言うのも迫力はありました。

が、やはり何か物足りない。何て言うか、戦いのスケールの割りに勝敗がいつの間にかよく判らないまま決しているという展開がいただけません。戦略だとか戦術だとか一切無し。
リーダーの求心力とか兵の鍛え方の差とかではないもう一つ要素を盛り込んで欲しかったと思います。
主役のテムジンや息子のジュチの出生の悲劇をテーマに据えるのはまあ、良いと思いますが、せっかく巧みな手綱捌きが出来る大騎馬軍団を揃えたのですから、戦いの場面を上手く作ってくれなければもったいない、というのが感想です。

日本製アレキサンダーと言った印象です。最近善い素材なのに上手く創れていない歴史大作が多くてフラストレーション溜まってます、墨攻といいこれといい、、、、★★★が妥当な線。

蒼き狼 地果て海尽きるまで 通常版
蒼き狼 地果て海尽きるまで 通常版
DVD情報)

森村誠一の原作↓自分は未読ですが(汗:
地果て海尽きるまで―小説チンギス汗〈上〉
地果て海尽きるまで―小説チンギス汗〈上〉

地果て海尽きるまで―小説チンギス汗〈下〉
地果て海尽きるまで―小説チンギス汗〈下〉

チンギスハーンを簡単に知りたいと言う人は、こちらの読みやすいコミックが善いでしょう。横山光輝著(こちらは既読)

チンギスハーン (1) チンギスハーン (1)
横山 光輝

関連商品
チンギスハーン (2)
チンギスハーン (5)
チンギスハーン (3)
チンギスハーン (4)
長征 (下巻)
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http://www.aoki-ookami.com/映画公式サイト

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2007年3月 2日 (金)

「エンマ enma」映画感想

ソウのヒット以来、多くの類似作品が作られる様になってきたソリッドシチュエーションスリラー、遂に日本でも作られたとあっては気にならないはずが無い。
外れ掴まされる予感が相当あったので、覚悟して見に行きました。

内容は「不気味な密室で目を覚ました、遥冬ら6人の男女。お互いに見知らぬ彼らに共通するのは腕の注射痕と、渋谷にいたという記憶だけ。部屋から脱出しようとするなか、そのうちの1人が突然死んでしまう。」(チラシより) という物。典型的な展開で、問題はその後のアイデアなんだが、、、、はたして。

Mo5023_f1見終わった感想を書こうと思ったけど、いくら考えてもネタバレしないで感想を書く事が出来ないので、止めにしよう、、、、 かと思ったけど、そうもいかないよねぇ、やっぱり。

で、ネタバレ無しの感想としては、「頑張って考えて作ってあるけど、そのオチはこのジャンルでは反則でしょう」と言う事です。そこそこ緊張感もあって不思議な世界を紡いであって、メッセージも盛り込まれていたんだけど、その方法はどうなのか?と作り手に問うてみたい。

一応「人生を諦めるな、困難に遭っても行動をしよう、人にはそれぞれ大切にしなきゃいけないものがある。」とか「一期一会」的なメッセージが見受けられるし、伝わっては来ます。その辺りは評価したいと思うけど、始まりのと後半とで話が転調してしまうので、なんとももやもやした物が残ってしまっています。

評価は、、、これも難しい、とりあえず★★★

それでももっと知りたいと言う人はもう少しだけネタバレ風な感想を隠して書いておきますので”続き”で読んでください、、、、なんともやりにくい物を作ってくれたもんだ、全く。

http://www.enma.tv/(公式サイト)

エンマDVD情報

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2007年2月 8日 (木)

「インファナル・アフェアⅢ終極無間」DVD観賞

2作まで見て、3作目を見たいけど、リバイバル上映の予定は無いようなので、結局はレンタルにて、「インファナル・アフェアⅢ終極無間」DVD観賞しましたので観想など。

3作目は1作目の後日談、1作目で生き残った警察官のその後と、死んでしまった方の思い出を回想シーンで繋ぎながら進みます、主演は1作目の2人が再登場。
途中同じ部屋に2人とも現れたりと妄想かイリュージョン風な映像も出てきて一瞬混乱しますがすぐ納得。
裏切り者の苦悩、生き残った者の罪悪感が幻を見せていたのか、そこはこの世の生き地獄。終極とあるだけに一応の決着は付きますが、それもまた無間の地獄。

前2作ほど展開が速くないのでやや中弛みな気がしますが、心理戦、駆け引きあり、と3部作を上手い事締め括っています。

3部作をクオリティーを高めに保ったまま完結させた稀な作品。
BOXも欲しくなったけど、欲しいものありすぎだ、、、、

インファナル・アフェアIII 終極無間
インファナル・アフェアIII 終極無間

インファナル・アフェア トリロジーBOX
インファナル・アフェア トリロジーBOX

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2007年2月 3日 (土)

「インファナル・アフェアⅡ無限序曲」映画感想

映画の日、映画三昧記録その3。 

インアファンル・アフェアをDVDで見て続編が気になっているところへ、リバイバル上映情報を頂いたので、映画見休みのついでに見てきました。別に映画の日じゃなくても、800円均一、レイトのみの上映だったのですが、2月2日迄の限定公開と言う事で行ってきました。

物語は”序曲”と言うだけあって、前作の舞台より前の時代の話です。サムがまだ暗黒街の下っ端で、かろうじて次のボスの候補の一人に引っかかるかどうか、と言った立場、ウォン警視はまだ警部で、ラウとヤンは警察学校の生徒です。
そこからそれぞれの立場が動き出し、収束していく過程を描いています。

まず感じたのは、ゴッドファーザー・パート2でコルネオーネがいかにしてゴッドファーザーにまで登りつめたのか、と言う部分を思い起こさせる創りになっている事です。
強大な権力を持っている大ボスと次を狙う中堅組織との、権力争いを生き残る戦いが緊張感一杯に、陰謀を巡り合い、騙しあう、その辺りは見応え充分です、また、警察内部での駆け引き、手柄の奪い合い、こちらもで緊迫感を持って同時進行していきます。
更に2人の潜入者の過去が解き明かされ、前作で疑われなかったように、それぞれの組織で重要な立場を確立して行きます。

前作を踏まえて、矛盾無く完璧な展開、お見事と言うほかはない、主演の潜入者は前作の役者が若返ったかと思えるほど似ていました。演技も前作に迫る物を備えています。
更に、香港の中国返還という混乱した時代を上手い事織り交ぜて、奥行きの有る脚本にも感嘆させられます。

続編は落ちるという常識を覆した、2作目を成功させた作品としてゴッドファーザーと並び賞される傑作に仕上がっています。

映画館で見て正解でした、改めてリバイバル情報を教えてくれたJさん、”2作目も傑作です”とお薦めしてくれたKさんBさんに感謝します。
師父に叩頭8回。今後ともよろしく御教授の程、お願い奉ります。

インファナル・アフェアII 無間序曲
インファナル・アフェアII 無間序曲

Ⅰの感想記事

Ⅲの感想記事

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2007年1月28日 (日)

インファナル・アフェアDVD観賞

「ディパーテッド」の感想、に頂いたコメントを読み、お勧めの”元ネタ”である「インファナル・アフェア」のDVDを観賞いたしました。

先にディパーテッドを見てしまった関係で、比較が逆になってしまいますが、どうかお許しください。

ストーリーはほぼ同じです。マフィアから送り込まれた警察官とマフィアに潜入した警察官の物語です。

はっきり言って出来は元ネタの方が圧倒的に良いです!
何といっても主演2人の抑えた翳りのある表情と演技、おぼっちゃま二枚目俳優がどうあがいても、やたらに叫び倒しても辿り着ける境地ではありませんね。

マフィアのボスや潜入を指揮した警視の存在感も控えめになっている分、捜査官の苦悩により多くの焦点が当たっていて、良かったんじゃないかと思います。

ハリウッド版でぐだぐだだった3角関係も無く、すっきりとまとまっていました。

こう並べていくと、いかにリメイクの出来が駄目だったかって思い知らされますね。

あらためてコメント頂いた皆様に御礼申し上げます。

ⅡやⅢも見たくなってきたので時間を見つけて借りてこようと思います。

インファナル・アフェア
インファナル・アフェア

Ⅱの感想記事

Ⅲの感想記事

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2007年1月19日 (金)

「エラゴン 遺志を継ぐ者」映画館で見てきました

今更ですが、見てきました。

ネット上、批評、ブログ感想など、評判が悪いので劇場では見ないでおこうかと思っていたんですが、一部で光明を見出し、「どっちにしろ自分の目で見て確かめなきゃ話も出来ない」と悟り、、、、、、
いや、Mo4353_f1ポイントが貯まって只券が手に入ったので見てきました(汗)

もっとも、なかなか見に行く気がしなかったのは、予告編や宣伝などで「ハリーポッター、ロードオブザリングを超えた」とか「ファンタジーの頂点」とか寝ぼけたことをほざいていたので頭に来てたわけですが、ありえないだろう、と。
まあ、冷静に考えれば、それは作り手の問題ではなくて、日本の配給の宣伝担当者がアレな所為だろうと思い直したということですけど。
只券ゲットした事でその辺もクリアーしたという、ちょうど良いタイミングでした。

今回はストーリー追うのを後回しにして感想を先に述べておきます。
巷で言われているほど酷くは無かった、いや、前半は結構面白く楽しめました、
が、後半は少し、展開の速さが話を雑にしてしまってもやもやとしてるうちに終わってしまいました。
評価★★★-(2.5位)
最後まで主人公に感情移入出来なかったのがマイナス点
導師ジェレミー・アイアンズはプラス点高し

http://movies.foxjapan.com/eragon/ (公式サイト)

話の内容はネタバレと突っ込みネタと、お遊びで書くので続きに、隠してないので読む人は要注意。

DVD情報↓

エラゴン 遺志を継ぐ者 エラゴン 遺志を継ぐ者
エド・スペリーアス クリストファー・パオリーニ シュテフェン・ファンマイアー


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2007年1月 7日 (日)

以前見たお気に入り映画シリーズ「運命を分けたザイル」(死のクレバス)

ブログ開設以前、数年から昔の映画まで、お気に入りの映画を少しづつ紹介していきます。今迄引用した作品で少し紹介していますので、それらは除きます。映画またはDVDのカテゴリで探せます。
2005年辺りから始めようと思います。山好きの映画好きと言う事で最初はこの作品から。

運命を分けたザイル
運命を分けたザイル
原題「Touching the Void」(原作共)

腕に自身の先鋭的クライマーのジョーとサイモンは、南米の未踏峰”シエラ・グランデ”に2人だけで一気に登る”アルパイン・スタイル”という方法で挑戦する、町で知り合ったリチャードにベースキャンプの留守を託し、山へ向かう。
軽くやわらかい雪の為に苦労を強いられるがやがて見事山頂に到達、ところが下山途中にジョーが滑落、足の骨を折ると言う事故が起こる、高度6000メートルの骨折はイコール死を意味する、置き去りにされて当然の状況で、しかしサイモンは2人分のザイルを繋げて滑り降ろすという決断をする。下山まであと少しというところで、ジョーが足場を失い、確保が出来なくなる、動きの取れなくなってしまった2人、ザイルを確保していたサイモンの足場が崩れ始める、このままでは2人とも滑落して墜死は免れない。
そしてついにサイモンは行動する。

あらすじが長くなってしまいましたが、この先は是非映像で見てください。
と言っても、この映画にジョー、サイモン、リチャード本人のインタビューが映像つ付きで挿まれており、全員生き残った事は明白です、そもそもこの映画の原作はジョー本人が書いたものです。そこでドキュメンタリー再現ドラマ風という表現になったわけですが、その手法に好みの分かれるところかと思います。
山の風景は実際にアンデスでロケされており、登山シーンはアルプスの山で撮られているためリアリティは完璧です。クレバスや氷河、登山用具に至るまで全て当時使用と同じ「本物」です。
極限状態に置かれたジョーの生還への執念、一つ進むごとに状況が悪化していく中での諦めない精神力、怪我の痛みと幻聴に悩まされながらも望みを捨てない姿に心打たれます。
パートナーを失ったサイモンの苦しみ、後悔、残された物の罪悪感。他に方法が無かったとは言え、全てを受け入れ言い訳をしない真摯な姿に、自分が同じ立場なら、と考えずにはいられません。

どんな状況に置かれても諦めない、人間の可能性に勇気付けられる作品です。

死のクレバス―アンデス氷壁の遭難

こちらはジョーによる遭難記録の原作。帰国後批判に晒されたサイモンを弁護する意味も込めて、当事者による証言だけで構成されている。
映画では見られなかった登山に前後の話も詳しく語られている。

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2007年1月 4日 (木)

「王の帰還」DVD(LotR RotK)

計画通り3部を見終わりました。
やっぱり「王の帰還」は良いです、、、、、   感嘆
なんだかんだ、細かい突っ込みどころは多々あるものの、最後はしっかりまとめてくれました、ここまでの物を造ってくれた事を感謝します、ありがとうPJ。
ホビットもお願いしますよ、本当に、、、切実。

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズ・エディション
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズ・エディション

ミミズのクローズアップから始まるアカデミー作品賞。
指輪を発見したのがデアゴルだったと思い出させる冒頭部、スメアゴルが徐々にゴラムに変貌していく様子は最初の楽しみです。3部の最大の欠点である「サルマンの最後を端折った」せいでしばらく地味な流れで話が進みます。

オスギリアスの戦闘シーンは後の長いミナスティリス攻防戦を考ええると長すぎたかなと思います、全体的に戦闘シーンが多いし、長く感じます、その分削ってサルマン入れて欲しかった、映画的にはそれが見所になってるのは判ります。ローハン勢参戦シーンや、対オリファント戦や対魔王、セオデンの最後など感動的でした。

他にも好きなシーンはかなりあります、ミナスモルグルの烽火は凄かった、ガンダルフ達が遠くから見る烽火のシーンも何とも言えない美しさがありました。初見で鳥肌が立ったのは何故かアンドゥリルが渡される所でした。
滅びの山でフロドがおかしくなっていく表情、ゴラムが指輪を手にしたアングル、溶ける前にエルフ文字が浮かび上がる指輪、徐々に崩れ落ちていくかと思ったら、突然爆発して吹き飛ぶ御目の塔。この辺は目が離せない時間帯です。

原作改変部分は少なめでしたが、サムが帰ろうとするとか、ちょっと好きじゃないですが、フロドが一人でトンネルに入って刺され、最後にサムがシェロブをやっつけるという展開にしたかったんだろうと言う事で我慢しておきます。

そんなこんなの欠点も最後の戴冠式からの流れで、全て許せてしまいます。王様以下全ての人がホビットにひざまづくシーンも鳥肌物でした、かなり泣きそうでした。
再びシャイアの映像が見られて、灰色港も出てきたし、満足です、フロド別れの場面もほとんど泣いてみてましたけど、頓珍漢な字幕のせいで「なぜフロドが船に乗らないといけないのか判らない」という人が多かったのは残念です、「not for me」をちゃんと訳してくれよ!(怒

最後はちゃんとサムの「さあ、帰ってきただよ」(脳内意訳)で締めくくってくれて、ありがとうという感じでした。

評価は★★★★★(プラス2マイナス2)ちゃんと完結してくれたと言う事で、1部と合わせて自分の中での史上最高映画になります。

エンドロールでキャストがイラストで紹介されていたのも良かったです、が、ここにもクリストファー・リーの姿がなかったのが、しつこいようですが残念至極でした。

最後にお約束の、この映画何回見たか?ですが、なんと13回、公開中ほとんど毎週見てましたね、見てから5日もすると禁断症状が現れるくらい指輪に捕らわれていたようです。

旅の仲間、感想記事

2つの塔、感想記事

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2006年12月28日 (木)

〈映画の見方〉がわかる本

先日お伝えした、カルトムービー評論家の大家、町山センセイの映画解説本。
映画の見方がわかる本、2編。

映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで

伝説の難解映画「2001年宇宙の旅」のあの映像にはどんな意味があったのか、製作の裏話など、盛りだくさん。表紙写真の「時計仕掛けのオレンジ」「タクシードライバー」「地獄の黙示録」など、興味深い名作を多角的に解説している、絶対に読んで損はない、映画好きにはたまらない1冊。

〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀

こちらはその続編的1編。「ブレードランナー」での”何が2つで充分”なのか、や「未来世紀ブラジル」には違うエンディングがあったらしい、とか ’80年代の名作(&迷作?)達の謎か解明される、必見作、これであなたも明日から、映画の薀蓄を垂れ流して、尊敬の眼差しで見られるか、引きまくられるか、どっちかだ!

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2006年12月10日 (日)

「硫黄島からの手紙」映画感想

クリント・イーストウッド監督の硫黄島2部作、「硫黄島からの手紙」を見てきました。
前作「父親たちの星条旗」が予想より良かったので結構期待して見てきたのですが、期待に違わぬ傑作でした。(原題 Letters From IWO Jima)

Mo4361_f1 今までの太平洋戦争を扱った映画で、ハリウッド製作だと敵方の兵士は人間扱いされておらず、悪魔か妖怪か異常者みたいに描かれていましたが(もっとも日本人以外の敵もほぼ同じ扱いですが)今回は日米双方の兵士を普通の人間として捉えています。
同じように家族があり、祖国の為と言われ望んだわけでもない激戦へと駆り立てられていった人達です。

また、日本製作でありがちな、お涙頂戴の戦死者への讃歌や、滅びの美学とかいった、そんないやらしい作りにもなっていない、戦争の愚かさを1段高い場所から、冷徹に描いている点も評価を高くしています。
このような作品を日本で作れなかったというのは戦争に負けた事実より、恥ずべき事かもしれません。

今回の視点は、日本側の指揮官「栗林忠道中将」に重点を置き、アメリカ派遣の経歴に関するエピソード等も織り交ぜています。またロスアンジェルスオリンピックの馬術競技の金メダリストで、アメリカ人俳優などとも交流のあったというバロン西こと「西竹一中佐」も重要な役回りをしていました。

硫黄島攻防戦については前作の感想で述べているので割愛させていただきますが
http://wiiderlandhunter.cocolog-nifty.com/wilderlandwandar/2006/11/post_fb3c.html参照)
前作でアメリカ兵が「そこは地獄だった」と語っています、しかし艦隊が海上に控え、1日交代で戦闘していた、帰る場所の有った米軍に対して、補給も援軍もままならない、水も食料も不足で持久戦を戦った日本軍こそまさに地獄だったに違いありません。
死傷数で唯一アメリカが日本を上回った戦いという言われ方をする攻防戦ですが、”死者数”だけを見れば6800人対20000人とほぼ3分の1だけです。

更にこの作品の良い点は、良い上官にめぐり合えるかどうかで運命さえも変わってしまう、という現実を突きつけ、双方に人道に対する理解ある人物も、そうでない人物もいたのだという事実をあきらかにした所です。

いままでと違う、まともな視点から見つめた戦争映画、勝った負けただけではない奥の深い戦争映画でした。

★★★★★評価 今年のベストになるかもしれません。

公式サイト↓
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/

硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版)
硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版)
DVD発売

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2006年11月30日 (木)

秘密結社再び「秘密結社の手帖」「石の扉―フリーメーソンで読み解く世界」

世間ではロシアの元スパイが陰謀で暗殺とか、いろいろ騒がれているようですが、
それとは関係ないような、あるような、まあなんとなく思い出したように、秘密結社関係の本を読んでみたので紹介します。
今回は2冊ほど、古い物と新しい物、文庫で出ていた分です。

1冊目はこちら、「秘密結社の手帳」初版は1966年という事ですから、かなり古いですが、古くからある結社について書かれています。
特に宗教的な物(騎士団等を含む)、各地の革命時に活動した政治結社、中世から近代にかけての魔術的な結社、さらに中国など幇会などにも言及していて、武侠小説好きにも面白い内容となっています。
紹介する結社の数がかなり多いので、一つ一つについての記述は短めです。

秘密結社の手帖
秘密結社の手帖

こちらは史上最大の秘密結社で、かの有名なフリーメーソンに絞って、どちらかと言うと好意的に書かれています。沢山のメンバーと知り合いだったとか、内部の取材も深いところまでなされているという印象です、もっとも自分もメーソンのメンバーであるような書き方です。
メーソンの起源をエジプトのピラミッド建設時まで遡って、世界最古の結社としていますが、1ドル札のデザインにも使われているメーソンの象徴がピラミッドだからという根拠で、本人も証拠は無いと認めています、無いからこそ否定も出来ないという論拠です。
メーソンの成り立ちの事から、テンプル騎士団や、他の結社との関係についても、メーソン優位の立場で書かれています。
全体的には「巷で囁かれているような、陰謀をたくらむ組織では無い」としながらも、フランス革命、アメリカ独立、果ては明治維新までメンバーが影響力を持っていたと書いています、少し矛盾しているような気もしますが、読み物としては面白く、かなり興味をそそられます。

読んでいるうちに「自分もメーソンに入ってみたい」と思わせるような魅力的な本でした。

石の扉―フリーメーソンで読み解く世界
石の扉―フリーメーソンで読み解く世界

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2006年11月26日 (日)

引用したまま作品の紹介・第2弾「キング・コング」「ベン・ハー」「ボウリング・フォー・コロンバイン」「アマデウス」

引用しておいてほったらかし、の分の映画感想を書いておきます。

俳優の紹介で使ったやつ、トーマス・クレッチマン氏のところで使った作品、「ヒトラー~」は11/14に紹介済なので今回はパスさせてもらいます。

キング・コング デラックス・エクステンデッド・エディション(3枚組)
キング・コング デラックス・エクステンデッド・エディション(3枚組)

指輪映画でおなじみピータージャクソン氏の最新作、写真はSEE版、’60年代の名作「キングコング」をPJ風にリメイクした作品、3時間強の大作、ほぼ3部構成で1部目は資金に困った映画監督が新人女優とシナリオライターを連れて伝説の島「スカル(髑髏)アイランド」を発見するまで、2部目はスカルアイランド内での冒険、コングの登場と捕獲まで、3部目はコングがニューヨークで大立ち回りをする、という構成。

島を発見するまでが長い感じがしますが、島の冒険やコングの活躍は大いに見もの、PJ得意のクリーチャーが苦手という人も多いようですが、そこはまあご愛嬌という事でDVDなら早送りも可、キングコングの演技!?も最高で、人間の俳優以外で感情移入出来たのはこのコングがはじめてかも知れない、中の人アンディさんが素晴らしい、ナオミワッツも魅力たっぷりで、これが代表作じゃないかと思う。

次はチャールトン・ヘストン氏の紹介で使った映画、まず「ベン・ハー」かなり昔の作品でアカデミー11部門受賞の名作だから内容は知ってると思うので省略、見た事無い人は親とか先輩とかに聞いてみるか、アマゾンの紹介文でも読んでください。
ベン・ハー 特別版
ベン・ハー 特別版

今見ても面白い、色あせない名作、主演のヘストンさんもカッコイイ。スペクタクルなアクションシーンも凄い特に戦車競走は圧巻、後年の他の色々な映画に影響を与えている。

続いてはヘストンさんが批判されまくってる作品、コロンバイン高校での銃乱射事件を元にアメリカの銃社会の問題点を分かりやすく糾弾している、マイケル・ムーア監督のドキュメンタリーの名作。
ボウリング・フォー・コロンバイン
ボウリング・フォー・コロンバイン

事件後に、高校近くで銃規制反対集会を開いた「ライフル協会会長」のヘストンさんにアポなしインタビューを敢行して話題になった作品。
それ以外にもアメリカと他国との銃犯罪の比較やアニメを使った銃社会の歴史など楽しく学べる作りになっている、見ててけっこう面白く、退屈しない。

アマデウス
アマデウス

精神病院に収容された老いたサリエリ氏の「私はモーツァルトを殺した」という告白から始まる、天才作曲家の登場から死までが、サリエリの回想という形で語られる。
数々の名曲と共に中世オーストリアの風景とモーツァルトの変貌が見所。
これを見てクラシックが好きになった人も多いという、名作。

CUBE ファイナル・エディション
CUBE ファイナル・エディション

低予算ながらソリッドシチュエーションというジャンルを切り開いた記念碑的作品。
記憶をなくした数人の男女が謎の建物「キューブ(立方体)」から脱出出来るかというストーリー、そのアイデアと舞台設定が興味深い、色違いの同じ部屋が続くだけの世界でこれ程面白い物を作れるというのが凄い。後の映画に多大な影響を与えている。
続編も作られたが、こちらは舞台が同じような物というだけで全くの凡作。この建物の謎を知りたいと思うファン心理を見事に裏切ってくれた。

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2006年11月25日 (土)

映画「unknown -アンノウン-」

どこか判らない謎の密室に記憶を失った5人の人物、そこで何が起こっているのか、誰にも”分からない(=unknown)”

このどこかで聞いた事のあるような設定、CUBE SAW のシリーズでおなじみのソリッドシチュエーションスリラーのパターンです。

ちょっと違っているのは外部と連絡が取れることで、その電話から話が始まります。

電話のベルが鳴ることで一人の男が意識を取り戻す、電話で話をするとその中の誰かが誘拐されていて、他の誰かが犯人の一味だという事が分かる、しかし、誰もが記憶を失くしているので誰が犯人で誰が被害者か何も分からない、椅子に縛られている者や、銃で撃たれ、手錠で繋がれている者もいる、仕方なく全員で出口を探すが、窓も扉も開かない、しかも誘拐犯の首謀者が数時間で戻って来ると告げたのだった。

とまあ、そんな内容ですが、誰が何だか分からないので結構ハラハラして、いろいろ推理して、なかなか楽しめますが、最後の落ちはいくら推理しても分からないようになってます。その辺も含めて”unknown”て事なんでしょうか?

ソウシリーズと違って手掛かりが提示されていないので、騙され爽快感は殆んど感じません、最後に謎は解けるのでキューブのような、もやもや感も有りません、ちょうど中間のような作りです、それがかえって中途半端な印象を与えている気もします。
物語の展開のテンポは良く、記憶を失った理由も不自然じゃなく、スムーズに繫がって行くのですが、途中で記憶が戻るところが、あまりドラマティックじゃなかった点がマイナスでしょうか、なんとなく時間が経って戻りました、という事で終わっています。

凄い衝撃作でも、問題作でも有りませんが、この分野が好きな人にはそこそこ楽しめる、といった出来になっています、痛い場面もあまり無いのでスプラッタ系のホラーが苦手な人も大丈夫でしょう。

まあ何というか、どこら辺の観客に向けて作ったのか今一分からないと言う、アンノウンな作品です。

公式サイト↓
http://www.movie-eye.com/unknown/

DVD情報 unknown/アンノウン
unknown/アンノウン

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2006年11月21日 (火)

近未来SF作品「ブレードランナー 」「リベリオン」「ガタカ」

引用しておいて、ほったらかしじゃまずいと思ったので、近未来SFの傑作を紹介しておきます。

リドリースコット監督、ハリソンフォード主演の映画「ブレードランナー」

ディレクターズカット ブレードランナー 最終版

環境破壊の影響で、絶えず酸性雨の降り続ける近未来のロスアンジェルス、ほとんど人間と変わらない思考、形状を持つが遥かに優れた身体能力を持つアンドロイド”レプリカント”が殖民惑星から脱走した、彼らを抹殺する事を命じられた、レプリカントハンター、通称”ブレードランナー”のデッガードは捜査を開始する。

人間とほとんど変わらない彼らを判別する事に長けている捜査官だが、抹殺する事に罪悪感のような感情を持ち、また自分の存在にも疑問を感じている主人公をハリソンフォードが好演、反乱のリーダーを演じるルトガー・ハウアーも素晴らしい存在感。
自分たちの寿命を延ばそうと製造元のタイレル社に乗り込む、最後のブレードランナーとの対決は映画史に残る出来栄え、設定、雰囲気、ドラマ性のどれをとっても上級の、SF映画の傑作。日本人にとっては何が「2つで充分なのか」永遠の謎を投げかけるカルト的名作である。

こちらは原作、フィリップ・K・ディックの小説、映画とは内容が異なる。
映画では設定と反乱という事件に焦点を当てている。

生身の動物が減少し続けた近未来、人間を含めて本物ソックリのレプリカが作られる、反乱を起こしてアンドロイドを追う専門の捜査官は電気羊のペットを欲しがっている、生命の実在とは何か、哲学的なテーマを突きつけるSFの怪作 。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

続いては「リベリオン」 第3次世界大戦後、戦争を防ぐために感情を薬品によって抑制し、絵画や音楽などの芸術品の所持を禁止して、違反者を徹底的に取り締まる、その捜査官にクリスチャンベールが扮する。

設定や背景などはありきたりだが、この作品を輝かせているのは捜査官の持つ特殊技能の「ガン=カタ」と呼ばれる、武道の型と銃撃技術を融合させた独特のアクションにある、そのしなやかでスタイリッシュな動きはその後のアクション映画に大きな影響を与えている。いまやガンアクションを語る上で欠かせないキーワードを生み出した作品、必見。

リベリオン -反逆者-
リベリオン -反逆者-

最後にイーサンホーク、ジュードロウ出演のSFの名作。「ガタカ(GATTACA)」

DNA操作によって優秀な人間をデザインする時代、操作を受けずに生まれ、「不適正者」と呼ばれるヴィンセントは「適正者」でありながら事故によって身障者になってしまったジェロームのDNAを借りて、宇宙飛行士訓練機関「ガタカ」に入り、フロンティアを目指す。

近未来の環境映像は素晴らしく、適正者と不適正者双方の苦悩や葛藤を織り込んだ見事なドラマ、最後に爽やかな感動が待っている。

ガタカ
ガタカ

これらは近未来SFの傑作で、自分の中でも全て最高★★★★★の評価、見て損は無いと思う。

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2006年10月23日 (月)

京極作品感想(1)「姑獲鳥の夏」

以前お話したままほったらかしだった、京極夏彦作品に付いて語ろうと思います。まずは彼のデビュー作で、異色の名探偵京極堂こと中善寺夏彦のデビュー作でもあります、「姑獲鳥の夏」から、(画像の紹介は全て分冊文庫版 「上」か「1」だけです、他の分は「続き」に置いておきます)

読み方は「うぶめのなつ」字と読みが違和感が有る事は読んでいるうちに何となく解消します内容はと言うと、或る由緒或る病院で20ヶ月の間身篭りながら子供が生まれない、夫は失踪中らしい、病院には呪いがかかってるらしい、という噂が流れている、噂を聞きつけた売れない小説家関口巽は知人の古本屋に話し掛ける、しかもその夫は彼の学校の先輩だった、なくした記憶と闘いながら、止めておけば良いのに首を突っ込む関口と関わりたくないのに、なんとなくかりだされる京極堂、はたして憑き物は落ちるのか?とまあそんな感じ。

実の所、自分が最初に読んだ京極作品は、当時ネット上で最も評価の高かった「魍魎の匣」でした、気になってはいたものの、あの厚さでは評判を見ないで買う勇気が無く、最も良さそうな物を試しに読んでみて、自分に合うかどうかと考えたのも無理からぬものでしょう「匣」の話は後でする事にして(まあ良かったから読み続けているわけですが)

とにもかくにもこの作品で、古本屋の主にして、神主、陰陽師にして憑き物落としの京極堂、推理しないで真相を突き止めてしまうという、異能の探偵、榎木津礼二郎、強面だが、実は繊細な心の持ち主の警視庁のはみ出し刑事、木場修、鬱患いの売れない小説家、関口巽、と個性的過ぎるキャラクターの初登場場面が読めるのですまた、合わない人には絶対合わない、好きな人はどっぷり嵌まってしまう、独特の雰囲気が世に出た記念すべき作品です、合うか合わないかは自分で読んで見るしか判らないので、ご注意を、ミステリー的には、たいしたトリックが有る訳でもなく、意外な犯人に驚くわけでもありませんが、その展開の見事さと、怪しい雰囲気と、これでもかと突きつけられる薀蓄に、いつのまにかのめり込まされていくといった作品です。

分冊文庫版 姑獲鳥の夏 上

さて、実はこの作品、最近映画化されたのですが、表に出せるような感想は書けないので「続き」に隠して置いておきます↓

姑獲鳥の夏 プレミアム・エディション
姑獲鳥の夏 プレミアム・エディション

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2006年10月19日 (木)

陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)京極夏彦著

久しぶりに読んだ京極夏彦作品、京極堂がメインの本筋のシリーズ、塗仏以来の文庫版、今回は3巻の分巻で買ってきた、持ち運びにはちょうど良い厚さ。

今回のタイトル妖怪は「陰摩羅鬼(おんもらき)」新しい死体の気が変化した、鶴のような形の妖怪。

旧華族の伯爵家へ、嫁いだ花嫁が婚礼の日に殺されてしまう、呪われた「鳥の城」。     5人目の婚礼当日に招かれたのは、何故か(通常の)視力を失ってしまった榎木津探偵、その付き添いとして、全く役に立たない関口、果たして第五の殺人は阻止できるのか?    といった内容ですが、序盤の関口絡みの話は相変わらず、前に進まないでちょっと飽きてくるが、作中作の関口作品「獨弔」はなかなか良かった、見直したぜ巽。

京極堂の出番が遅いのはいつものことですが、今回榎さんの暴れ方が少ないのと、木場修が現場に絡んで無いのが不満。       読んでいる途中で、犯人や、展開が読めてしまったのと、世界観の不気味さが今一つ。今まで出てきた妖怪の出自や、儒教や儒学者、ハイデッガー等についての薀蓄話は冴えていた。

是を機に、京極作品の感想も古いものから書いてみようと思ってます。

分冊文庫版 陰摩羅鬼の瑕(上)

分冊文庫版 陰摩羅鬼の瑕(中)

分冊文庫版 陰摩羅鬼の瑕(下)

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2006年9月29日 (金)

秘密結社と陰謀「秘密結社の世界史」「陰謀の世界史」

最近ニュースを見ていて、誰かが裏で糸を引いてるんじゃないか?と思うような事件、事故が多いように感じてしまう自分がいます。映画の見過ぎとか、小説に影響されているのかとか言われてしまいそうですが、同じような事は昔からあったようです。

映画や小説等に度々登場する、いわゆる「秘密結社」といろんな事件の背後で囁かれる「陰謀説」知ってるようで、どうも掴み所のない、けど、怪しい魅力タップリの世界を詳しく解説してくれている2冊。海野弘著作。

秘密結社の世界史
ダン・ブラウンの諸説に出てくる「オプス・ディ」「テンプル騎士団」「シオン修道院」「イルミナティ」、確実に存在しているらしい「フリーメーソン」「KKK」から「マフィア」「テロ組織」まで言及している。

陰謀の世界史
世界中の歴史的事件を陰謀説として解説、事実かどうかは誰にもわからない、秘密結社やCIA,KGB等諜報機関、はてはUFO、宇宙人まで、あらゆる角度から検証している。

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2006年9月21日 (木)

DVD2件「9.11 ~N.Y.同時多発テロの衝撃の真実」「エミリーローズ」

まず1件目は、9・11のドキュメンタリー。   新人消防士の成長過程を追うドキュメンタリーの制作中に、たまたま9・11テロに出くわしてしまった撮影クルー、旅客機衝突の場面から、タワー崩壊時にはビル内部での活動をフィルムに収めている。現場での人々の不安、焦燥、混乱、哀しみ、さらに崩壊後の救助活動まで、消防署員の目線から捉えた衝撃的な作品。  特筆すべきは、1期目の旅客機が衝突した場面をカメラが捕らえている事、2機目の衝突は、TV生中継での出来事だけに何度も目にしていたが、最初のそれはほとんど見られなかった、貴重な歴史的瞬間だった。何が起こったのかはっきりと判らないまま、ビルに向かう消防士、世界中がTV中継に釘付けになっている間、当のビル内にいた者だけが情報の無さに戸惑っている様子はなんともいえない哀しさがある。 5年前の事件でもまざまざと事の重大さを思い知らされる。  改めて犠牲者に哀悼の念を捧げたい。

9.11 ~N.Y.同時多発テロの衝撃の真実~
9.11 ~N.Y.同時多発テロの衝撃の真実~

もう一つはコレ、エミリーローズ。劇場で見ようかどうしようか迷ってるうちに終わっちゃった作品のDVDを借りてきて見た。アメリカで実際に起こった悪魔払い裁判を元に作られている。カトリックの神父によって悪魔払い中に亡くなったエミリー、その氏について過失致死の疑いがかけられる神父、司法取引も保釈も拒否して証言台に上がった神父の狙いとは?   筋書きはなんとなく聞いてたけど、法廷劇というのがネックになって及び腰だったけど、上手く作ってある。化け物がドンと出てくる感じじゃない、見えない怖さも有って好評価、73点。

エミリー・ローズ デラックス・コレクターズ・エディション
エミリー・ローズ デラックス・コレクターズ・エディション

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2006年9月 9日 (土)

X-MEN ファイナルディシジョン 映画 感想

見てきました「X-MEN3 ファイナルディシジョン」いつのまにトリロジ-になってたのか知らなかった第3部完結編。

HJウルヴァリンとガン爺マグニートーの直接対決がみられます。イアン翁の強力な魔法使いっぷりが見られてやたら嬉しいです。
最近の流れなのか、好みの問題か判りませんが、3部作の最終章当りです。

話の内容は、アメリカ政府がミュータントを人間に変えてしまう薬「キュア」の開発に成功、全ミュータントの治療(絶滅)を目指して動き出します、マグニート率いるブラザーフッド(ミュータント過激派)は治療を拒否、さらに妨害し、開発機関に攻め込もうとします、その攻撃に対して立ち上がったのは同じミュータントのX-MENの面々。やがて2作目で死んだはずの●●●も加わっての大乱戦へと展開します。 

戦闘のシーンや特撮、アイデア、キャラクターの掘り下げ方など、どれをとっても今までの最高の出来で、1、2作目まで見て物足りないと感じていた人にもオススメです。

X-MEN:ファイナルディシジョン
X-MEN:ファイナルディシジョン
DVD発売されました、レンタル店にも大量に並んでました

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