あ行

2009年11月23日 (月)

「イングロリアス・バスターズ(INGLOURIOUS BASTERDS)」映画感想

Basterds クエンティン・タランティーノがブラッド・ピット主演のナチ物おバカ映画を作ったと言うことなので早速見てきました。

第2次世界大戦当時の話なんですけど、歴史サスペンスかと言えば大間違いで、相変わらずのタラ流おバカ映画でした。

公式サイト:http://i-basterds.com/

ストーリー「1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショ シャナ(メラニー・ロラン)はランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の追跡を逃れる。一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉(ブラッ ド・ピット)率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。」

続きを読む "「イングロリアス・バスターズ(INGLOURIOUS BASTERDS)」映画感想"

| | コメント (4) | トラックバック (23)

2009年9月13日 (日)

「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(X-MEN ORIGINS:WOLVERINE)」映画感想

Wolverine X-MENシリーズのスピンオフでウルヴァリン誕生の秘密を描く「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(X-MEN ORIGINS:WOLVERINE)」を見てきました。
X-MENシリーズは結構好きで見てました、記憶喪失のウルヴァリンの過去って少し出てきましたけど、今回は詳しく全部見せてくれてます。

公式サイト:http://movies.foxjapan.com/wolverine/

ストーリー「特殊な能力を持つ、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)。かつてカナダの森で目覚めたとき、ローガンという名の兵士だったというほかに、彼は過去を記憶していなかった。そして、そこには“ウルヴァリン”と刻まれた軍の認識票が残っていたが……。」

キャスト
ヒュー・ジャックマン
リーヴ・シュレイバー
ライアン・レイノルズ
テイラー・キッチュ
ダニエル・ヘニー
リン・コリンズ
ダニー・ヒューストン
ドミニク・モナハン
ケヴィン・デュランド
ジュリア・ブレイク
マックス・カレン
ピーター・オブライエン
アーロン・ジェフリー
アリス・パーキンソン

続きを読む "「ウルヴァリン:X-MEN ZERO(X-MEN ORIGINS:WOLVERINE)」映画感想"

| | コメント (18) | トラックバック (48)

2009年5月27日 (水)

有川浩「海の底」感想

海の底 (角川文庫)
海の底 (角川文庫)
有川浩の3冊目、自衛隊絡みの3部作だそうで、陸(塩の街―wish on my precious)、空(空の中)、の後で海編です、順番もあってるはずなんですが、直接の関連は無いのでどれから読んでも良さそうです。
今までの雰囲気とは少し違いまして、平和な出だしではなく、いきなり怪物出現というパターンでした。

内容(「BOOK」データベースより)
4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基 地を闊歩し、次々に人を「食べている!」自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け 引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく―ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント。

続きを読む "有川浩「海の底」感想"

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2009年5月15日 (金)

「ウォーロード/男たちの誓い(投名状)」映画感想

Warload ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武の豪華共演で、本国での評判も高かったウォーロード/男たちの誓い(原題:投名状/英題:THE WARLORDS)を見てきました。

日本での評判は意外と低くて、ちょっと不安で、ある程度覚悟して行きましたが、自分的には中々楽しめました。

時は清朝末期、西太后が実権を握り、腐敗した王朝の支配下で苦しむ民衆、そこに起きた太平天国の乱での実話を基にした映画です。

公式サイト:http://warlords.jp

ストーリー「19世紀の中国。太平軍との戦いで1,600人の兵士を失った清の将軍、パン(ジェット・リー)。街に出たパンは盗賊のリーダーのアルフ(アンディ・ラウ)、その養子のウーヤン(金城武)と出会い、昨夜ともに過ごしたリィエン(シュー・ジンレイ)がアルフの妻と知る。アルフとウーヤンは清軍に入り、3人は義兄弟の契りを結ぶことになるが……。」

続きを読む "「ウォーロード/男たちの誓い(投名状)」映画感想"

| | コメント (16) | トラックバック (17)

2009年4月 8日 (水)

サイモン・シン著「暗号解読」感想

暗号解読〈上〉 (新潮文庫)
暗号解読〈上〉 (新潮文庫)暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)
フェルマーの最終定理で、難しい数学を判りやすく、そしてその深い歴史をドラマティックに読ませてくれた、サイモン・シンが、今度は暗号解読という興味深いテーマをとことん追求した作品です。
原題は(The Code Book)

暗号製作者と解読者の歴史はいつ頃から始まったのか?
そして解読不可能な暗号は作れるのか?実際の戦争で活躍した暗号解読のプロ達の壮絶なドラマまで網羅しています。

内容紹介
「英国女王エリザベス1世暗殺に関する暗号文書が破られ、処刑されたメアリー・スチュワートの事件をはじめ、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『仮 面の男』(原作はデュマの『鉄仮面』)にも出てくるフランスの鉄仮面に関する文書、埋蔵金のありかが示されているという謎の「ビール暗号」、第1次世界大 戦、第2次世界大戦の様相を変えた暗号解読者たちのテクニックなど、読者の知的好奇心をくすぐるトピックが数多く登場する。暗号が我々の歴史にいかに大き な影響を与え続けてきたのかがよくわかる。

   転置式暗号、換字式暗号といった単純な暗号化の方法から、複雑なヴィジュネル暗号、エ ニグマ暗号、単純だが決して破られることのなかったナヴァホ暗号のほか、ヒエログリフ、線文字Bなど、数多くの難解な古代文字や表記が、暗号解読者たちの 血のにじむ解析努力と併せて詳述されている。」

続きを読む "サイモン・シン著「暗号解読」感想"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年4月 1日 (水)

「ウォッチメン(WATCHMEN)」映画感想

Peace 300を手掛けたザック・スナイダーが、映像化不可能といわれていた同名グラフィック・ノベルを映画化したミステ リー超大作。

300ファンなので、触れ込みに惹かれて、見てきました。製作とか配給とかで揉めたらしく一時は暗礁に乗りかけた今作ですが、パラマウントとワーナーが和解して目出度く公開となりました。
でだしからボブ・ディランの「時代は変わる」が流れて、いい感じです。実は舞台がパラレルワールドでニクソンが辞任していない、しかもアメリカがベトナム戦争に勝っちゃってる別世界での展開です。

公式サイト:http://www.WATCHMEN-movie.jp/

ストーリー「ジョン・F・ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機など、世界で起きた数 々の事件を見守ってきたヒーローたち“ウォッチメン”。しかし、かつてウォッチメンだった男の一人が暗殺される事態が発生。殺害現場には、血のついたスマ イル・バッジが残されていた。しかも、ウォッチメンたちの殺害はその後も続き……。」

続きを読む "「ウォッチメン(WATCHMEN)」映画感想"

| | コメント (18) | トラックバック (34)

2009年3月 2日 (月)

「オーストラリア(AUSTRALIA)」映画感想

Australia オーストラリア人(監督)のオーストラリア人(キャスト)による、オーストラリアを舞台にした、オーストラリアという名前の映画「オーストラリア( AUSTRALIA)」を見てきました。

監督は、バズ・ラーマン
豪華AUSキャストは、 ニコール・キッドマン、 ヒュー・ジャックマン 、ブライアン・ブラウン 、デイヴィッド・ウェナム、 ジャック・トンプソン他

公式サイト:http://www.oz-movie.jp

ストーリー「第二次世界大戦を目前に控えたオーストラリアを訪れた  英国貴族レディ・サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)。サラは死んだ夫が残した広大な土地と1,500頭の牛を相続し、土地を守るために粗暴な現 地のカウボーイ(ヒュー・ジャックマン)と手を組み、遠く離れたダーウィンまで牛を引き連れて行かなければならなかった。反目しあう二人だったが、長旅や アボリジニの孤児の少年との出会いを通し、徐々に惹(ひ)かれあっていく。」

これは何といいますか、バズ・ラーマン監督の好みの要素を全部ぶち込んじゃったって話ですかね?何かのインタビューでも言ってたけど、西部劇と「風と共に去りぬ」と「オズの魔法使い」を思い切り意識していました。なので、全部を足して2で割ったので時間がかかりすぎちゃった、みたいな映画です。

それに加えてアボリジニに対する差別や迫害、第2次大戦の混乱なんかも織り交ぜた物だからテーマが分散して希薄になってしまっている感じは否めません。
しかしそれでも壮大な自然を背景にした映像は美しく、今、最もセクシーといわれるニコール・キッドマン、 ヒュー・ジャックマンは光っていました。

と、ココまでは普通の一般的映画ファンとしての感想ですが、この後は違った見方の感想です。

続きを読む "「オーストラリア(AUSTRALIA)」映画感想"

| | コメント (10) | トラックバック (26)

2009年2月23日 (月)

The 81st アカデミー賞発表

本番のアカデミー賞の結果です、WOWOWは入ってないのでヒューのホストはNHKBSの放送待ちですが、結果は出てますので発表します。

今回も、アカデミーは勝ち負けではなくオスカーを手にするのは?という流れなので受賞したものにOSCARflairマークを付けました。

★作品賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「フロスト×ニクソン」
「ミルク」
「愛を読むひと」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair

★監督賞
ダニー・ボイル「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair
スティーヴン・ダルドリー「愛を読むひと」
デヴィッド・フィンチャー「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
ロン・ハワード「フロスト×ニクソン」
ガス・ヴァン・サント「ミルク」

★主演男優賞
リチャード・ジェンキンス「The Visitor」
フランク・ランジェラ「フロスト×ニクソン」
ショーン・ペン「ミルク」OSCARflair
ブラッド・ピット「ベンンジャミン・バトン 数奇な人生」
ミッキー・ローク「The Wrestler」

★主演女優賞
アン・ハサウェイ「レイチェルの結婚」
アンジェリーナ・ジョリー「チェンジリング」
メリッサ・レオ「Frozen River」
メリル・ストリープ「ダウト あるカトリック学校で」
ケイト・ウィンスレット「愛を読むひと」OSCARflair

★助演男優賞
ジョシュ・ブローリン「ミルク」
ロバート・ダウニー・ジュニア「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」
フィリップ・シーモア・ホフマン「ダウト あるカトリック学校で」
ヒース・レジャー「ダークナイト」OSCARflair
マイケル・シャノン「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」

★助演女優賞
エイミー・アダムス「ダウト あるカトリック学校で」
ペネロペ・クルス「それでも恋するバルセロナ」OSCARflair
ヴィオラ・デイヴィス「ダウト あるカトリック学校で」
タラジ・P・ヘンソン「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
マリサ・トメイ「The Wrestler」

★脚本賞
「Frozen River」
「Happy-Go-Lucky」
「In Bruges」
「ミルク」OSCARflair
「WALL・E/ウォーリー」

★脚色賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ダウト あるカトリック学校で」
「フロスト×ニクソン」
「愛を読むひと」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair

★撮影賞
「チェンジリング」
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ダークナイト」
「愛を読むひと」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair

★編集賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ダークナイト」
「フロスト×ニクソン」
「ミルク」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair

★美術賞
「チェンジリング」
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」OSCARflair
「ダークナイト」
「ある公爵夫人の生涯」
「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」

★衣装デザイン賞
「オーストラリア」
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ある公爵夫人の生涯」OSCARflair
「ミルク」
「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」

★メイキャップ賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」OSCARflair
「ダークナイト」
「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」

★視覚効果賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」OSCARflair
「ダークナイト」
「アイアンマン」

★録音賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ダークナイト」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair
「WALL・E/ウォーリー」
「ウォンテッド」

★音響効果賞
「ダークナイト」OSCARflair
「スラムドッグ$ミリオネア」
「WALL・E/ウォーリー」
「ウォンテッド」
「アイアンマン」

★作曲賞
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ディファイアンス」
「ミルク」
「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair
「WALL・E/ウォーリー 」

★主題歌賞
Down to Earth「WALL・E/ウォーリー 」
Jai Ho「スラムドッグ$ミリオネア」OSCARflair
O Saya「スラムドッグ$ミリオネア」

★アニメーション映画賞
「ボルト」
「カンフー・パンダ」
「WALL・E/ウォーリー」OSCARflair

★外国語映画賞
「The Baader Meinhof Complex」(ドイツ)
「The Class」(フランス)
「おくりびと」(日本)OSCARflair
「Revanche」(オーストリア)
「バシールとワルツを」(イスラエル)

★ドキュメンタリー映画賞(長編)
「The Betrayal (Nerakhoon)」
「世界の果ての出会い」
「The GardenMan on Wire」OSCARflair
「Trouble the Water 」

★短編賞(アニメーション)

「      つみきのいえ」OSCARflair

すみません、短編アニメーションをノミニー記事に入れてませんでした!

日本からの2作品が見事受賞!
後は下馬評どおりでしたが、「スラムドッグ$ミリオネア」が主要部門含む8冠!!
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」はメイク、衣装、視覚効果の3冠でした
そしてやっぱり「ダークナイト」のヒースが助演で取りました、オメデトウ!

アニメは接戦かと思いましたが、「WALL・E/ウォーリー」で納得の受賞ですね。
残念なのはミッキーが取れなかった事でした、GG受賞したからそれで良しとしておきましょう。

「スラムドッグ$ミリオネア」と「レスラー」早くみたいです

続きを読む "The 81st アカデミー賞発表"

| | コメント (14) | トラックバック (19)

2009年2月19日 (木)

井沢元彦 著「明智光秀の密書」感想

明智光秀の密書

先日紹介しました逆説の日本史〈1〉の著者の「歴史推理小説」と銘打った短編集。
表題作を含む7編。

「天正十二年のクローディアス」
「修道士(イルマン)の首」
「明智光秀の密書」
「賢者の復讐」
「太閤の隠し金」
「暗殺」
「怨の系譜」

内容
「織田信長が本能寺に斃れた翌日―備中高松城の水攻めを決行していた秀吉軍に、明智光秀の密使が捕縛された。難解な暗号で記した密書を、味方の光秀がなぜ、 敵方の毛利軍に?秀吉と黒田官兵衛は嫌な予感に震えながら暗号解読に四苦八苦した。やがて解読された「信長暗殺」の凶報。一転これを利用した官兵衛の“秘 策”とは?史実の裏を照射する歴史推理の傑作集。」

続きを読む "井沢元彦 著「明智光秀の密書」感想"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月11日 (水)

山岡荘八 著「織田信長」感想

織田信長〈3 侵略怒涛の巻〉 (山岡荘八歴史文庫)元々歴史小説も好きだし、戦国時代にも興味ありだし、先日読んだ信長殺すべし―異説本能寺でまたまたそそられたので、信長物を読んでます。

こちらは定番中の定番、山岡荘八氏の「織田信長」全5巻。

尾張のうつけ者から、天下を目指し、本能寺に果てるまでを描いています。

この作品の特徴と言うか、作風は兎に角、信長万歳な印象を受けました。

うつけ者の振りをしてたのは策略で、本当は知略に優れた天才として最後まで褒めちぎっているという感じでした。
延暦寺を焼き討ちしたのも、一向宗を根切りにしたのも、相手が悪いので仕方なく行ったと書いてます、まあ有る面ではその通りかもしれませんが、信長の悪い所は全く書かれていない、天下制覇を前に非業の死を遂げた英雄と言う扱いです。

斉藤道三の娘の濃姫については、夫婦仲も睦まじく、時に夫の助言者であったかのような書き方が特徴的です。

実際には子供に恵まれず、離縁同様の存在であったそうですが、最後まで連れ添ったような作品になってます、その辺は小説なので、作家の裁量なんでしょう。

知りたかった伊賀の乱に付いては殆ど記述なしで、本能寺の変は明智光秀の単独犯行、動機も定番の、接待役解任と、居城取り上げ、がメインです、この作品で定番になったのかもしれませんね。

信長を持ち上げすぎな気がしますが、最後まで読みやすく楽しく進められました。

入門編としては最適かなと思います。

★★★★

続きを読む "山岡荘八 著「織田信長」感想"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧