「囚人番号227番取り調べ室へ入れ」「ボクはやっていない」「正直に話せ」「ボクは無実だ」
どこかで聞いたような冒頭シーンだけど、デジャヴじゃなくて、英語でも日本語でもなくドイツ語だ、また冤罪物か?48時間眠らせずに尋問しろ?酷い人権無視だ!それもそのはずこれは悪名高き旧東ドイツ国家保安局”シュタージ”の話だ。
東ドイツ出身の監督が当時の”監視社会”の実態を暴く映画、「善き人のためのソナタ」(原題名「DAS LEBEN DER ANDEREN 」)をシネマライズで、日曜の最終回は1000円で見られるというのでみて来ました。
最近そんな”お得料金”ばかり続けて見てる気がしますが、料金が安いからじゃなくて、興味があるから見てるんです、ええ、普通の料金でも見るつもりでいたんですよ、ホント。
たまたまドイツ映画好きのブロガー「J」さんに貴重な情報を教えて貰ったのでありがたく乗せてもらった訳です、はい。
http://www.cinemarise.com./(シネマライズのサイト)
第2次大戦後、分裂したドイツは戦闘こそないものの、東ドイツでは国家が国民を監視して、国民同士も互いに疑り、密告する体制が出来てしまった。
反体制派の活動家を探る為、芸術家に目をつけ、シュタージの大尉ヴィースラーは劇作家ドライマンを24時間監視盗聴する。国家の為と言いながら欲望丸出しの政治家や上司に嫌気がさしていた彼は、そのうちに監視対象の人々の話を聞くうちに内なる善の人間性に目覚めてしまうのです。
例えてみればシスからジェダイに目覚めてしまう、逆ベイダーな人の話と思っていただければ映画ファンには判りやすいだろう(1部だけかもしれないけど)
重いテーマながら、見てて辛くなるほどでもなく、途中コミカルな演出と芸達者な役者のおかげで、ちょっと笑えたりもする、そのまま切なくも心暖まるラストまでじっくり堪能出来る、ドイツ映画の名作となるに違いない1編でした。評価★★★★★
アカデミー賞で外国語映画賞」記事 にもノミネートされているので、そちらも注目していきたいと思います。
http://www.yokihito.com/(映画公式サイト)
アカデミー外国語映画賞を受賞しました。記事はこちら
追記:映画出演俳優の他作品情報アップしましたこちら
DVD発売決定、07/08/03予約受付中
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