京極 夏彦 「対談集 妖怪大談義」感想
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陽気なギャングが地球を回す 
原作を読んだときに感想で書いたとおり、映画版のDVDを借りてきて見ました。
映画を見るのが好きですが、本読むのも好きで、気に入った本の映画化となると大喜び、かというとそうでもなく、好きな内容の原作が改変されてガッカリすることの方が多いような気がします。
最近ではミッドナイトイーグルやチーム・バチスタの栄光や魍魎の匣、ダ・ヴィンチ・コードにゲド戦記なんてのも有りました。
時には原作も良いが映画も良い、ってのもあります、映画を先に見て気に入った場合なんかはその傾向が強いのかもしれませんが。攻殻機動隊、嗤う伊右衛門、半落ち、デスノート、トロイはそのパターンです。
良いところもあり悪いところもあり、映像化は難しいからまあ納得ってパターンも多いですね。指輪物語、ハリポタシリーズ、クライマーズ・ハイ、ヴェニスの商人等等です
さてこれはどのパターンに入りますでしょうか?
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陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂幸太郎氏の作品でも人気の高く、映画化もされているコチラを見つけたので早速買って読みましたです。
内容「嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス! 」
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新編 山靴の音 (中公文庫BIBLIO)
久々に山岳関係の紹介です。新田次郎の小説「栄光の岸壁」のモデルとなった人物が、自らの半生を語った、自伝、というよりは随筆集のようなものです。
少年の頃、無謀な計画で山仲間の友人と自分の両足の前3分の1を失ってしまいます。
それでも山を諦め切れなかった彼は極端に小さな靴と、痛みに耐えながら、やがては世界3大北壁の一つマッターホルン北壁を日本人として初の登攀を果たします。
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精霊の守り人が面白かったので続編「闇の守り人」を読みました。
今回は前作の主人公、女用心棒のバルサが故郷へ帰り、自らの過去と決着をつけるというお話です。
彼女の過去については前作でも触れられていて、故郷を捨てた理由、助けてくれた恩人で武芸の師である人物について、更に深く掘り下げて、印象的な物語が語られていました。
ストーリー「女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。おのれの人生のすべてを捨てて守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたものは----」
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USAカニバケツ
バカ映画ファンのカリスマ、こと映画評論家「町山智浩」(アメリカ在住)のエッセイ!?を読みました。
底抜け合衆国―アメリカが最もバカだった4年間に続く作品。チャンスの国アメリカ、アメリカンドリームの幻想を打ち砕く、身もふたも無いエッセイ。
アメリカの底辺でもがく人々と映画やスポーツ、TV番組の裏側、ゴシップネタまでアメリカ在住の日本人から見た真実を綴っています。
パリスも出てくるよ![]()
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楊家将〈上〉 (PHP文庫) 北方 謙三 |
結構評判が良いけど、いまだ読んでいなかった作家 北方謙三氏の作品を読んでみました、評価が高く、文庫2巻と割と短いので「楊家将」(上・下)を買って来ました。
中国の歴史上の人物で、宋の黎明期に活躍した名将、楊業を主人公に、彼の7人の息子が縦横無尽に駆け回る歴史小説です。
内容「中国で、「三国志」を超える壮大な歴史ロマンとして人気の「楊家将」。舞台は10世紀末の中国である。宋に帰順した軍閥・楊家は、領土を北から脅かす遼と対峙するため、北辺の守りについていた。建国の苦悩のなか、伝説の英雄・楊業と息子たちの熱き闘いが始まる。」(アマゾンより抜粋)
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今週の公開はこれ一本という訳で見てきました、「勇者たちの戦場」(原題:HOME OB THE BRAVE)」@シネパトス
原題から言うと勇者の故郷なんですけど、まあいいか、イラク帰還兵とその周辺の苦悩を描いた社会派作品です。
サミュエル・L・ジャクソン、ジェシカ・ビール、ブライアン・プレスリー他出演
http://www.nikkatsu.com/yusha/(公式サイト)
ストーリー「アメリカ占領下のイラクで人道的任務についていた軍医のウィルらが、母国へ帰還する。しかし、戦場で仲間を亡くし、心や体に傷を負ってしまった彼らは、それぞれに苦悩を抱えていくことになる。」
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ドイツアカデミー賞受賞作でピアニストがテーマの映画とあっては見ないわけには行かない、「4分間のピアニスト」(原題:VIER MINUTE/英題:FOUR MINUTES)
http://4minutes.gyao.jp(公式サイト)
ストーリー「老齢のピアノ教師クリューガーは、授業に訪れた刑務所で、問題児のジェニーと出会う。彼女の才能を認めたクリューガーは特別レッスンを施すが、コンテストの決勝を目前にして、ジェニーが暴力事件を起こしてしまう。」
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ドラマも始って、盛り上がってきた感じの「探偵ガリレオ」シリーズ、続編「予知夢」を読みましたので、感想など。
「夢想る」(ゆめみる)
「霊視る」(みえる)
「騒霊ぐ」(さわぐ)
「絞殺る」(しめる)
「予知る」(しる)
の5編。
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志水辰夫 氏著「「行きずりの街」を読んだので感想を書いてみます。
1991年の「このミステリーがすごい」の1位を取った作品で、日本冒険小説協会大賞受賞作だそうです。 でもその協会は今迄聞いたこと無かったな?
内容(裏表紙より) 「女生徒との恋愛がスキャンダルとなり、都内の名門校を追放された元教師。退職後、郷里で塾講師をしていた彼は、失踪した教え子を捜しに、再び東京へ足を踏み入れた。そこで彼は失踪に自分を追放した学園が関係しているという、意外な事実を知った。十数年前の悪夢が蘇る。過去を清算すべき時が来たことを悟った男は、孤独な闘いに挑んでいった…。」
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「囚人番号227番取り調べ室へ入れ」「ボクはやっていない」「正直に話せ」「ボクは無実だ」
どこかで聞いたような冒頭シーンだけど、デジャヴじゃなくて、英語でも日本語でもなくドイツ語だ、また冤罪物か?48時間眠らせずに尋問しろ?酷い人権無視だ!それもそのはずこれは悪名高き旧東ドイツ国家保安局”シュタージ”の話だ。
東ドイツ出身の監督が当時の”監視社会”の実態を暴く映画、「善き人のためのソナタ」(原題名「DAS LEBEN DER ANDEREN 」)をシネマライズで、日曜の最終回は1000円で見られるというのでみて来ました。
最近そんな”お得料金”ばかり続けて見てる気がしますが、料金が安いからじゃなくて、興味があるから見てるんです、ええ、普通の料金でも見るつもりでいたんですよ、ホント。
たまたまドイツ映画好きのブロガー「J」さんに貴重な情報を教えて貰ったのでありがたく乗せてもらった訳です、はい。
http://www.cinemarise.com./(シネマライズのサイト)
第2次大戦後、分裂したドイツは戦闘こそないものの、東ドイツでは国家が国民を監視して、国民同士も互いに疑り、密告する体制が出来てしまった。
反体制派の活動家を探る為、芸術家に目をつけ、シュタージの大尉ヴィースラーは劇作家ドライマンを24時間監視盗聴する。国家の為と言いながら欲望丸出しの政治家や上司に嫌気がさしていた彼は、そのうちに監視対象の人々の話を聞くうちに内なる善の人間性に目覚めてしまうのです。
例えてみればシスからジェダイに目覚めてしまう、逆ベイダーな人の話と思っていただければ映画ファンには判りやすいだろう(1部だけかもしれないけど)
重いテーマながら、見てて辛くなるほどでもなく、途中コミカルな演出と芸達者な役者のおかげで、ちょっと笑えたりもする、そのまま切なくも心暖まるラストまでじっくり堪能出来る、ドイツ映画の名作となるに違いない1編でした。評価★★★★★
アカデミー賞で外国語映画賞」記事 にもノミネートされているので、そちらも注目していきたいと思います。
http://www.yokihito.com/(映画公式サイト)
アカデミー外国語映画賞を受賞しました。記事はこちら
追記:映画出演俳優の他作品情報アップしましたこちら
DVD発売決定、07/08/03予約受付中
善き人のためのソナタ スタンダード・エディション
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夏目漱石の原作、「こんな夢を見た」で始まる短編集「夢十夜」を1話ごとに一人の監督が撮ったオムニバス映画。
漱石がデザインされている旧千円札を持っていくと千円で見られるということで、見てきました。(昔山とかで地方へ行くと新札の使えない自販機があって難儀したことがあるので旧札は何枚か取ってあった)
幸か不幸か行ったときの上映前にたまたま、トークショーをやっていて、9話の監督「西川美和」さんと出演者の「ピエール瀧」さんがゲストで来ていた、話しの内容はあまり覚えていない、緒川たまきさんについてベタ褒めしていた事位しか記憶がない。
今後も色々な人がトークショーに出るらしいので興味の有る人はチェックしてみると良いでしょう。http://www.yume-juya.jp/(公式サイト)
で、映画の方はというと、内容は全て夢落ちです、映画や小説では本来もっともつまらない結末としてやってはならない夢落ちなのです。
しかし、初めから夢だと断っているのだから「落ち」と呼べるかどうかなんとも言えない感覚のする作品でした。
まあ夢な訳ですから内容は荒唐無稽で意味不明なトンデモ話が続きます。
それをどう映像にして楽しませるかが監督の技量と言う事になるんでしょうけど、そこが注目点と言えば言えるでしょう。
おおまかに分けると、哲学的難解作品と、ホラー作品、おバカ作品の3種類に分けられます。総じて時間が短い所為で創り込みが出来ていない感じがありましたが、面白かったのはおバカ作品に徹したものでしょう、最近重いテーマばかり見ていたからかもしれませんが、6話10話等が面白かった、ホラー作品もまあまあです、アニメの作品でヴァンヘルシングみたいなキャラが出てきて何故か英語で話していた回がありましたけど、内容は難解でしたが映像は綺麗でした、その他はあまり覚えていない。
まあ千円で見たので損をした気分でも無く、得した程でもなく帰ってきました。
原作がどんなだか、読んで見たいと思います。
監督は次の通り。
実相寺昭雄、市川崑、清水崇、清水厚、豊島圭介、松尾スズキ、天野善孝、山下敦弘 西川美和、山口雄大
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夢十夜 他二篇
(原作本)
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先日、「この作者は自分に向いてないかもしれない」とか言ってしまいましたが、東野さんゴメンナサイ、今回は当りでした。
途中までは、またミステリー風ひねくれサスペンス(ああ、スミマセン)かと思ってましたが、立派なミステリーでした、見事に騙されました、謝ります。
何故か知らないけどミステリーファンというのは、意外な結末で、犯人が自分の予想と違ってたりすると、「やられた!」とか言いながら喜んで、予想の範囲内のものだと、「なんだ結局そこか、つまらねぇ」とか言う習性がありますが、今回のこの作品は前者の、やられた系の名作かと思います。
まあ、こんなこと、ありえない感じの状況も多々ありますが、おおむねミステリーなんて物はそうした物なので全く問題なし、問題だと思う人は今後読まないことをお勧めします。
今回あまり期待していなかったせいも有るでしょうが、一本取られたので、皆さんにもお薦めしておきます、細かい内容はあえて書かずにおきます、先入観なく読んでもらった方が楽しめるんじゃないでしょうか。
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先日(9月2日)に映画感想で紹介した「ユナイテッド93」(記事)の原作です、航空関係者、警察、遺族からの、聞き取り調査を元に書かれた、ジャーナリストによる記録です。全ての乗員、乗客のエピソード、人柄や思い出、電話をかけてきた最後の瞬間までを一人一人綴っていきます。 さすがに途中から同じような内容に、ちょっと飽きてきますが、遺族にとっては大事な事柄なんだろう、と思い直して最後まで襟を正して読み終えました、ただ、それぞれが本当に素晴らしい人格者で、立派な人なんだという事が強調されすぎている感じは否めません、むしろ、ごく普通の人達が危機に遭って、テロの事実に驚き、混乱しながらも最後の瞬間に一致団結して立ち上がった、そう言われた方が納得するでしょう。「彼らが搭乗していたのは、神の配剤だった」と語った人がいたとの事ですが、それはかえって残酷な言葉だと思います。 ともあれ彼らの勇気ある行動は賞賛されるべきなのは言うまでもありません。 人間、いつ何時災難が降りかかってくるかわからない、自分はその時なって何が出来るか、後悔のない今を生きているか、そんな事を考えさせらる一冊でした。
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もうすぐ公開終了しそうなんで見てきました、久々の劇場映画鑑賞は、9.11テロでハイジャックされたユナイテッド93便の中で何が起こっていたかを、ドキュメンタリータッチで描いたドラマ。印象的だったのは突然の多発ハイジャックの事実を把握しながらも、なすすべも無く右往左往する、管制官や、軍の様子で、当時のアメリカ国内の危機管理能力がいかに脆弱だったかをあらわしています。あれだけの軍備を誇り世界中の紛争に関わっている国が、まるで江戸時代、幕末の日本と同じ平和ボケ状態だったことに、驚くと同時にあきれてしまうほどでした。何も行動を起こさない大統領(知っていながらわざと何もしなかった疑惑さえある)の代わり立ち上がる乗員と乗客たち、緊張感タップリの秀作でした。
乗客たちの中で明らかに緊張しっぱなしのテロリストとリラックス状態の一般乗客の対比が、かえって見るほうの緊張を高めていました。(ちょっと過剰だったかもしれませんが)WTCに航空機が激突したニュースを見たときの軍の反応(騒がしかった室内が凍りついたように沈黙する)と機長と福操縦士の反応(文字だけの情報でしたが)が対照的でリアリティーを感じました、予想外の事態に遭遇した人間がどうなるのか実感出来た気がします。
75点 (字幕:戸田奈津子)
ユナイテッド93
DVD発売中
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当然これですね、「ザ・ロード・オブ・ザ・リングス」多少の表記の違いは気にしない、というかこちらが正しい読み方だ!
いま思うと1作目「旅の仲間」がかなり完成度高めとおもう。オスカー作品賞でも文句無いはずだったけど、完結編を見ていない時点では仕方の無い所だったということで渋渋納得するしかない?「王の帰還」でまとめて取ってくれたからいいか
ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション
★★★★★
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 コレクターズ・エディション
★★★★
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 コレクターズ・エディション
★★★★★
オマケ、バクシ版アニメ。もう爆笑版ですね、今やネタとしての価値大、続きも見たかったと思う今日この頃
ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語
★★★★★
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指輪物語本編、このおかげで今の自分が有るのかもしれない、実は映画公開前、予告編を見てから読み出したという、最近の読者だったりする、もっとも公開時にはホビットとシルマリルまで読んじゃってたけど、つくづく公開後じゃなくてよかったと思う
指輪を拾ったビルボのいとこ、フロドが庭師サムと共に冥王の指輪を滅ぼしに行く話。
話は長いので紹介しきれないけど、まず詠んでみて欲しい、読んで損は無い。
現代の全てのファンタジーやRPG等の原型と言われ、多くのクリエイターに多大の影響を与えている、と表現されているが、そんなことは知らなくても、今読んでも抜群に面白い。
全部を語りつくそうと思ったらいくら時間がかかるか判らないので、いずれ少しずつ書けたら善いなぁ、、なんて思っています(遠い目)
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