わ行

2009年3月21日 (土)

「ワルキューレ(VALKYRIE/Walküre)」映画感想

Valkirie ナチスドイツ系映画おたくで、クレッチマンファン としては外せない、ワルキューレ(原題:Walküre/VALKYRIE)を見てきました。

当初全編ドイツ語&ドイツ人キャストで計画されていたのを、トム・クルーズが企画を買い取って自身の主役で映画化した作品です。なのでキャストは色々、言語は英語という捻れた形で進んでいます。

ちなみにワルキューレとは、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の1夜目(実際には第2章)の題名になっていて、大神ヴォーダン(オーディーン)の娘で天駆ける馬に乗り戦争の勇者を神の元ヴァルハラへ連れて行く女神の総称です。
映画で流れる音楽は、その中のヴァルキューレの騎行部分でFFコッポラ監督の「地獄の黙示録」で使われてから映画ファンにはおなじみの曲となってます。

ここでのワルキューレ作戦はヒトラー暗殺と同時クーデター計画の事で暗殺計画としては最も規模の大きなものでした。

公式サイト:http://www.valkyrie-movie.net/

ストーリー「第二次世界大戦下のドイツ。戦地で左目を負傷した将校・シュタウフェンベルク大佐 (トム・クルーズ)は、祖国の平和のためにヒトラー暗殺計画を思いつく。過去に40回以上の暗殺計画をくぐり抜けてきたヒトラー(デヴィッド・バンバー) とその護衛たちを前に、大佐たちの計画は成功できるのか……。」

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2008年12月21日 (日)

「ワールド・オブ・ライズ(BODY OF LIES)」映画感想

World レオナルド・ディカプリ オとラッセル・クロウが共演と言う事で話題になっていますが、もし違う俳優でも、CIA絡みの話しだし、リドリー・スコット監督なので見てきたでしょう。

元はジャーナリストが書いた小説だそうですが、CIAは何をしていたを元にしたシリアナに重なるテーマと思います。
007の様な派手なアクションがあるわけじゃないですが、リアリティのあるスパイ諜報活動物もかなり興味があります。

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/bodyoflies/

ストーリー:ヨルダンを拠点に大規模なテロを計画する首謀者の手がかりを得たロジャー・フェリ ス(レオナルド・ディカプリオ)は組織に潜入しようと試みる。そのためには狡猾なCIAのベテラン、エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)らの協力が必要 だった。味方とはいえ過信ができない不安定な状態の中、潜入作戦実行の期限が迫っており……。

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2008年11月27日 (木)

佐々木 譲 著「笑う警官」感想

笑う警官 (ハルキ文庫)
笑う警官 (ハルキ文庫)映画化が決定しているそうなので、読んで見ました。
元々は「うたう警官」というタイトルだったのを文庫化に伴って改題したそうです。
警察小説というジャンルでは横山秀夫氏と同じ括りになるのでしょうか?

内容
「札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。遺体の女性は北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査と判明。容疑者となった交際相手は、同じ本部に所 属する津久井巡査部長だった。やがて津久井に対する射殺命令がでてしまう。捜査から外された所轄署の佐伯警部補は、かつて、おとり捜査で組んだことのある 津久井の潔白を証明するために有志たちとともに、極秘裡に捜査を始めたのだったが…。」

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2008年10月20日 (月)

「ワイルド・バレット(RUNNING SCARED)」映画感想

Wild原題と違うけど、言いやすいし判りやすいから、変な邦題つけるよりかはなんぼもマシな「ワイルド・バレット(RUNNING SCARED)」見てきました。

マフィアだかギャングだかのメンバーと、その周りにいる子供達を巻き込んで銃撃戦やら裏切りやら、警察との対決やら、と忙しいサスペンスアクションです。登場人物も多くてどれが誰だか判らなくなりそうでしたが、なんとか最後まで付いていけたよ(多分)

公式サイト:http://www.wild-bullet.jp/

ストーリー「殺しに使用された銃の後始末を仕事にするジョーイ(ポール・ウォーカー)は、警官殺害に使用した銀のリボルバーの始末をすることに。しかし、地下室に隠したはずだったリボルバーが、隣の家で起こった発砲事件で使用されていたのだ。発砲したのは、ジョーイの息子の友人で、ロシアンマフィアの養父から虐待を受けている少年オレグ(キャメロン・ブライト)だった。」

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2008年9月12日 (金)

「わが教え子、ヒトラー(Mein Führer)」感想

Mo6272_f1 善き人のためのソナタの名演で記憶に残り、先ごろ亡くなってしまったウルリッヒ・ミューエさん主演のヒトラーを題材にしたコメディー作品を見てきました。
原題は(Mein Führer - Die wirklich wahrste Wahrheit über Adolf Hitler)Mein Führerを直訳すれば「我が総統」なんですが、見てもらえればその意味する所は理解できます。

監督はなんとユダヤ人のダニー・レヴィ氏。

本国での公開時は色々と非難もされたようですが、ヒトラー物の宿命でしょうか?
ヒトラー個人は勿論ナチ体制を思いっきり笑い飛ばしています。

公式サイト:http://www.cinemacafe.net/official/waga-oshiego/

ストーリー「敗戦が濃厚になりつつある1944年12月のドイツ。ヒトラー(ヘルゲ・シュナイダー)は病気とうつですっかりやる気をなくし、公の場を避けて引きこもる始末だった。そんな中、ユダヤ人の元演劇教授アドルフ・グリュンバウム(ウルリッヒ・ミューエ)は収容所から総統官邸に呼び寄せられ、ヒトラーに力強いスピーチを指導するよう命じられる。」

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2007年5月24日 (木)

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(PIRATES OF THE CARIBBEAN3/AT WORLD’S END)」映画 感想

グリーンフラッシュの映像が違う!
とりあえず叫んでおいてから、報告です。予定通りに只券を使って海賊3作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(原題:PIRATES OF THE CARIBBEAN3/AT WORLD’S END)」を見てきました。1、2作目の感想は前回書きましたが(記事)毎回予告が面白く出来ていても、本編が長いので出来を予測するのが難しいシリーズです。
まず結論から言ってしまうと今作は、そこそこ面白かった。

Mo5145_f1 以下なるべくネタバレ無しの感想を書きますが、一応内容の紹介。
「幽霊船を従えた悪霊ジョーンズは、世界制覇を目論む東インド会社と手を組み、海賊たちを滅ぼしにかかった。対抗するウィルとエリザベスは伝説の海賊たちに結束を呼びかけ、行方不明となったジャックの捜索に向かう。」

予告編で見ていた面白さがそのまま面白く感じられたのが収穫です。冒頭のシンガポールの海賊(チョウ・ユンファ)を尋ねる辺りの展開もアクションも悪くない、ジャック船長を探しにいく航海や、海の墓場からの脱出のアイデアは斬新で、映像もお見事でした。ただし、天文ファンから言わせて貰えばグリーンフラッシュの映像が違っていた!(本物を生で見たわけじゃないけど、写真や映像は見て知っている。)まあ、それはファンタジーなので許します。
伝説の海賊達による会議も興味深かった(キースリチャーズ!)、キーパーソンの存在や活躍(?)も楽しめたし、最後の海戦も迫力ある映像で見応え充分に仕上がっていました。

2作目に引き続きキャラクターの行動の方向性がおかしな事になっているのは、ちょっと勘弁してほしかったけど、最後に納得できる収まり方をしたので良しとしましょう。
前回あれだけ大暴れした怪物の処理がちょっと頂けなかったのはマイナスでした。他に感じたのはやっぱり尺が長い、3時間かける程の内容じゃない気がしました、もう少し短く出来たんじゃないかと思います、が、前作ほどイライラする事は無かったです。

評価は、甘めの★★★★(3.8位かと思うけど、只券だったので)

このシリーズ見てる人なら判ってると思うけど、エンドロール後に重要なシーンが有るので絶対に途中で帰らないこと!これ大事です、今回は特に良いシーンだったので気をつけて下さい。

http://www.disney.co.jp/pirates/(公式サイト)

(DVD情報↓)
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2-Disc・スペシャル・エディション
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 2-Disc・スペシャル・エディション

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2007年2月15日 (木)

「嗤う伊右衛門」京極作品、読書(&DVD)感想

残り少ない、未読京極作品「嗤う伊右衛門(わらういえもん)」四谷怪談の「お岩さん」のエピソードを例によって京極風味付けで読ませる。題名も「お岩」ではなくて「お岩」の旦那の「伊右衛門(いえもん)」を前面に出しています。

伊右衛門はいつも顰め面をしている貧乏浪人、腕は立つが差料は竹光。一方家名だけは古いが地位は低い武家の娘で、病気の所為で半分顔がただれてしまったお岩、つまらないプライドと意地を捨てきれない2人は、御行の又市(出てくる思ってなかったので嬉しい再登場の百物語主人公)の仲介で夫婦となる、しかし、欲深い上役と取り巻きに翻弄され、穏やかな生活をおくる事も出来ない。

嗤う伊右衛門
嗤う伊右衛門
★★★★★

ただの怪談話では終わらせない巧みな語り口で、江戸時代の武士、町人の暮らしの矛盾、不条理を見据えながら、心根の清い人達の切ない愛の物語を紡いでいった作品です。

映画化もされているので本が苦手な人はこちらが良いでしょう。
嗤う伊右衛門
嗤う伊右衛門
★★★★★

この映画が素晴らしい、原作の魅力を損なうことなく、忠実に、更に切なく映像化してあります、ただれていながらもその美しさを失わないお岩様はお見事、御行の又市については少し違和感がありましたが、自分の思い入れが強すぎた所為かもしれません、その他キャストはほぼ完璧で、雰囲気も申し分ありません。
出色の出来はお岩さんの「うらめしや」の台詞、いまだかつてこれ程切なく美しくいとおしい「うらめしや」が有ったでしょうか?いや有りません。

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2006年11月14日 (火)

ヒトラー関連物、レビュー「ヒトラー ~最期の12日間」「わが闘争」「劇画ヒットラー」

第2次大戦→ナチスドイツ→という流れで、ヒトラーを扱った物で、見た(読んだ)分の感想など書いてみました。  

まず断っておかなければいけないのですが、自分は昔から、ナチス&ヒトラーに興味を持っていました、戦争映画などで見ると、いつも目の敵にされ、最後には惨めに敗れ去っていく彼らですが、そのスタイリッシュでカッコイイ軍服、洗練されたデザインで機能に優れた兵器類に惹かれていたものでした、ホロコーストなど、詳しい内容は知らずに、日本と同盟を組んでいた、同じような敗戦国という程度の知識しかなかったころの話です。

それから色々学びましたが、興味を持っているということには変わりはないようで、関連物はついつい見てしまうのです。

最初は昨年公開された「ヒトラー・最後の12日間」、原題名「DER UNTERGUNG」直訳すると、”没落”といった意味だそうです。 ヒトラー最後の秘書となった女性の視点から、ナチ滅亡の過程を追っていくドキュメンタリー風の映画で、ヒトラーを一人の人間としてありのままに描いた、本国ドイツでも問題になったといういわく付の作品です。すでに敗色濃厚となったベルリンの地下壕で、病からくる手の震えをを隠しつつ、ありもしない軍隊に望みを繋ぎ、ほとんど自暴自棄状態の部下に激を飛ばし、不可能な作戦を押し付ける様は哀れです、しかし、秘書や愛人、愛犬には優しい一面を垣間見せます。  やがて忠臣と言われていたヒムラーや、ゲーリングに裏切られ、建築家で軍需相のシュペアーにも去られ、どうにもならないと悟り自ら命を断ちます。宣伝相ゲッベルス家の悲しいほどの忠誠心や、残された将校のヤケの乱痴気騒ぎ、ベルリン市民の混乱など、重く切ない物語です、心に残る名作と言えるでしょう。

ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション

次はヒトラーがミュンヘン一揆で収監された時に書いた自伝、「わが闘争」です、彼がどのようにして、ユダヤ人を憎み、ナチ党を結成して行ったかが自らの手で綴られています。 画家を志して挫折した不遇の青年時代から、第1次大戦に従軍して手柄をあげたにもかかわらず、敗戦して、不況のどん底に暮らした体験から責任をユダヤ人に押し付ける過程が読み取れます、今読むと、かなり偏見に満ちた思考だと判りますが、当時のドイツ国内で徐々に受け入れられていく様子も細かく書かれています。意外だったのはユダヤ人の社会についてもかなり詳しく、シオニズム運動や、シオン議定書等の真偽にも言及している事に驚かされます。

わが闘争 上―完訳 角川文庫 白 224-1

内容的には同じような恨み言と、ドイツ改革の意思が何度も繰り返されていますので、読み物としては読みやすいものでは有りません、ナチス政権下では聖書のような扱いで、全ての国民が所有していたと言われていますが、今ではヒトラー研究家以外でも、独裁者を生み出す過程を見て、同じ過ちを繰り返さないようにする意味においても読む価値があるとも思います。

わが闘争 下―完訳  角川文庫 白 224-2

こちらは同じタイトルですが、ナチ、ヒトラーのドキュメンタリー記録映像です、ナチ党はプロパガンダ用にも大量の映像を残していましたので、それをまとめてドキュメンタリー映画にしたものです、党大会や、ベルリンオリンピックの映像などは圧巻です。

我が闘争

最後は劇画、同時代を生きて戦争にも行った漫画家、水木しげるセンセイの作品です、(またかい!)ヒトラーの生い立ちから最後までを、判りやすく面白く漫画化しています。

劇画ヒットラー

こちらは同じ物文庫版、アマゾンの画像なし

劇画ヒットラー

まあ、あまり興味がないけど、映画は見てみようと思ってる方などは、漫画版を読んでみてからが良いかもしれません、時代背景や、ナチの興亡などがわかります。

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2006年10月 8日 (日)

「ワールドトレードセンター」映画感想

「ワールドトレードセンター」(オリバー・ストーン監督、ニコラス・ケイジ主演)を見てきました、UA93や9.11ドキュメンタリーからの繋がりも有るし、この際全部見ておこうという感じで行って来ました。  内容はと言うと、9.11テロで崩壊したビルに閉じ込められた警察官が救出されるかどうか、実話を元にした物語です。    正直あまり期待しないで行った所為か、意外に良く出来ていると感じました、当然娯楽性などほとんど無くて、生き埋めになった警官がどうなるか、結果も知っていたわけですが、けっこう泣ける演出になっていました。   ビル内部や瓦礫の山もかなりリアルに出来ていました。  9.11 ドキュメンタリーを見ているからリアリティは感じないかと思って覚悟していった(実はそうゆう感想を書くつもりでいた)んですが、いい意味で予想を裏切られました。   

それよりも、何か妙なデジャヴを感じるなぁ、と思ってたら、ようするに、あれです、運命を分けたザイルや、オープン・ウォーターと同じで、「どうにもならない危機的状況から、生還できるのかどうか」、ってゆうテーマだったわけです。テロの背景やその後の戦争などにはあまり触れずに、警官のサバイバルだけに焦点を当ていて、まあホラーじゃないですけど、本当の意味での「ソリッド(固まった)なシチュエーション(状態)」からの脱出を描いていた、と言う事で、既視感が有ったようです。(その2つの作品の感想はまた後日)

公式サイト↓
http://www.wtc-movie.jp/top.html

DVD
ワールド・トレード・センター スペシャル・コレクターズ・エディション
ワールド・トレード・センター スペシャル・コレクターズ・エディション

67点 字幕 戸田奈津子

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