金 庸

2008年6月25日 (水)

武侠ドラマ「碧血剣」(7~10話)感想

武侠ドラマ「碧血剣」紹介3回目です、なんとか2週に一度は守ってます。

金蛇郎君のお宝を探すうちにまたまた抗争に巻き込まれてしまう袁承志。
仙都派の閔子華が焦公礼へ仇討ちに、しかしその裏には意外な事実が潜んでいました。
清の手先、太白双英に扇動された閔子華に崋山派の甥弟子まで絡んできて複雑な様相。

袁承志を師叔と認めたくない梅剣和と手合わせしますが、崋山派剣法に加え金蛇郎君の絶技まで習得した承志の敵ではありません。

太白双英の陰謀を暴き、争いを収めた承志に感謝する閔子華と焦公礼。
太白双英のつなぎをつけていた洪勝海を捕らえますが、その訳を聞いてビックリ、崋山派に追われて清に逃げ込んだ?
おかげで兄弟子の帰辛樹ににらまれて同門同士の戦いに、その時師匠の穆人清が現れて何とか助かりました。

閔子華の屋敷がお宝の隠し場所と知った承志は遂に手に入れることになりました。

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2008年6月 8日 (日)

武侠ドラマ「碧血剣」(3~6話)感想

「碧血剣」2週間分です。
温青と義兄弟になった袁承志は共に温家へとやってきます、温青が持ち帰った黄金は実は幼馴染の安小慧が運んでいた闖軍の軍資金だった。
承志は黄金を返してくれるよう懇願するが、欲深い温家の5老は対戦して勝てば返してやると突っぱねる。

旅の途中で見つけた洞窟の主、金蛇郎君と浅からぬ因縁のある様子の温家、話を聞いてみるとどうやら仇敵だったと判明。金蛇郎君の秘伝書から学んだ技で対決する。

とまあそんな流れです。温青の母、温儀の回想と言う形で登場した金蛇郎君こと夏雪宜。
カッコイイ!金蛇剣も生き物みたいな使い方で驚きでした。まあCGだろうけど、面白く作ってますね。

承志と5老の対決も見ごたえありました、温家5行陣がまた素晴らしいですな、盾にちゃんと5行の木火土金水が書いてあるのがウケました。対抗技にも相生だの相克だの出てくるところが嬉しいです。

黄真も原作通りそろばん持って商売に例える語り口が楽しかったです。

温家とは決着がつきましたけど、まだまだこれからも楽しめそうです

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2008年5月28日 (水)

武侠ドラマ「碧血剣」(1~2話)感想

02281743_47c6742663763いよいよ始まりました、武侠ドラマ「碧血剣」。
金庸氏の著作の中でも好きな方の部類に入る作品です。

スタートは明朝末期の武将、袁崇煥が敵国の策略に嵌められ、謀反人として攻め殺される場面です。

以下ストーリーは次の通り「明朝末期、英雄・袁崇煥は敵の侵攻を幾度も撃破した功績を認められ、蘇州と遼東の督師に任じられていた。
しかし、後の清国となる後金・ホンタイジの策略に嵌り売国奴の汚名を着せられ、民国皇帝の命により処刑された。王の勅命により一族が次々と処刑される中、唯一8歳だった息子の袁承志(えんしょうし)だけが、父の部下達によって救い出された。
それから12年。華山派総帥・穆人清に預けられ、武芸を修めていた承志は、立派な若者に成長していた。穆人清からすべての技を認められ、下山を許された承志の元に、父のかつての部下達が集結した。」チャンネルNECO『碧血剣』特設サイトより。

って少年時代の承志の修行場面スッパリ削除ですか!?あの辺結構好きなんですけど、修行シーン無しでいきなり強くなってるってのは武侠物としては大きな楽しみが無くなっているようで残念です。
金蛇郎君の洞窟はどうなんるんだろう?と思ってたら2話に出てきました、ブルネイ坊ちゃんも出てきました。

TVドラマだからキャラクターの配置とか微妙に違うのは仕方ないですが、本筋は変わらないようにお願いしたいですが、もう完結してるから言っても届かないかぁ・・・

温青を早めに出したかったって事でしょうね。船上の戦いは面白かったです、前回までの「笑傲江湖」と違ってバリバリCG駆使した作り方も多かったですね、アクションとしてはCG少な目の方が好きですが時代の流れなんでしょうね。

木桑道人の超絶軽攻「神行百変」はCGじゃなきゃ出来なかったかな?
ちゃんと技の説明もして欲しかったですね、師父。

それでも今後見所たっぷりなドラマになりそうなので楽しみにしています。

記事は毎週という訳には行かないでしょうが、書き続けたいと思ってますです。

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2008年5月19日 (月)

武侠ドラマ「笑傲江湖」(37~40話=最終回)感想

ついに最終回を迎えてしまいました、武侠ドラマ「笑傲江湖」色々面白キャラとカンフー対決で楽しませて頂きました。

しかーし!最後の原作と大いに異なる展開はいかがなものか?とアチコチで議論されているようでございます。まあドラマ的に盛り上げるとしたらあんな展開、正派thunderimpact魔教のガチンコ全面戦争sign03なんでしょうけど、原作読みとするとちょっと物足りないですかね。 

37話辺りから少しづつ原作とずれて来た物語、面倒なので語りませんが、正派と邪派の対立をどうやって融和させるか、恨みを忘れて共に暮らせることが出来るのか?ってテーマはドラマ的スペクタクル優先で消し飛んでしまった印象です。

最後の戦いも攻める魔教に対して迎え撃つ連合軍の大規模な罠や作戦と、引っ掻き回す六仙のドタバタが面白かったのに全て無かったことになるなんてちょっと残念。

途中までほぼ原作通りで楽しんでたのに、やっぱり田兄ぃがいなくなってきてからオカシクなっちゃったんでしょうかね。

最後の戦い自体は迫力あって面白かったし、儀林ちゃんの立派な姿が拝めて眼福だったけど、結局対立はどうなってんのかハッキリしないまま、終了。

次週からの碧血剣に期待しましょうか?

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2008年5月 9日 (金)

金庸 著「侠客行」感想

侠客行〈1〉野良犬 (徳間文庫)

この作品も武侠小説入門には丁度良いじゃないかと思います。
金庸氏には珍しい(碧血剣と同じく)文庫3冊分で完結です、でも中身は結構濃いです、内攻修行から毒手、殴りこみに冒険恋愛と、なんでもアリです。

連城訣が武侠版岩窟王と言うならば、こちらは武侠版鉄化面と言ったとこでしょうか?

内容紹介「武林の奇人・謝煙客に、どんな願いも叶えてもらえるという証「玄鉄令」。誘拐された息子を捜す石清夫妻を始め、様々な思惑を抱いた侠客たちが、この有り難い鉄片をめぐって争奪戦を繰り広げていた。ところがそれは、思わぬことで名無しの孤児「狗雑種」の手に落ちる。謝煙客は何も望みごとをしない天衣無縫の少年を持て余し、難問を突きつけられる前に自滅させようとするが…。武侠冒険ロマンの傑作。 」アマゾンより

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2008年5月 3日 (土)

武侠ドラマ「笑傲江湖」(29~36話)感想&武侠ファン大幇会報告

またまた間があいてしまいました、反省。
ちょっと駆け足での感想でお許しください、まずは各話のあらすじ

29~30話は恒山派の受難、五岳統一に反対する恒山派を刺客が襲いかかります
一方ではついに林平之は向陽巷の旧宅で辟邪剣譜を発見、ここでも賊に襲われ、加勢した令狐冲も倒されてしまいます、賊はかなりの使い手、令狐冲は命は落とさなかったものの辟邪剣譜を奪われてしまいます。

31~32話は任盈盈に連れ去られた儀林を救出に向かう令狐冲と田伯光、ここでも何故か賊、というか左冷禅一味に襲われます逃げ切れるか?
掌門を失った恒山派は新たな掌門への継承式、各地から祝いの客が訪れるがその中に魔教の刺客が!

33~34話は日月神教の内部抗争が最終局面へ、現教主東方不敗を倒すために前教主任我行と任盈盈、向問天に令狐冲が助太刀に加わります。
五岳剣派の統一を目論む左冷禅は、武林各派を嵩山に招集、知らずの内に罠に嵌っていく各派の掌門、左冷禅の思惑通りに事は運ぶのか?

35~36話は五岳合併論の決着と、総帥選出の為の剣術試合が始まります、これは見所たっぷりな展開でした。
その後は余滄海への復讐へ執念を燃やす林平之が中心、その腕の上達度合いと共に話し方や動作の変わりようにも驚かされます。果たして復讐なるのか?

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2008年4月16日 (水)

金庸 著「倚天屠龍記」感想

倚天屠竜記 (1) (徳間文庫―金庸武侠小説集 (き12-30))

金庸先生の著作、 射鵰英雄伝神鵰剣侠に続く射鵰三部作の最後の作品「倚天屠龍記(いてんとりゅうき)」を読み終わりましたので感想です。

宋代末期から元朝を時代背景にした武侠歴史小説の傑作の完結篇。
とは言っても前の2作品に比べると時代がかなり下り、神鵰剣侠の主人公は名前が出てくるだけ、共通の登場人物は郭襄女侠だけですが、それもいつの間にかいなくなってしまい、九陽真経を習得した張三宝は共通と言えば共通ですが、結局主人公は彼の孫弟子まで下ります。

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2008年4月 9日 (水)

武侠ドラマ「笑傲江湖」(23~28話)感想

またまたほったらかしにしちゃった武侠ドラマ感想です、3週分纏めて感想で申し訳なし。

囚われの身になってしまった主役とツンデレ少女ですが、その後の成り行きはどうなっちゃうんだ、て所が前回までのお話だったはずですが、(既に記憶が曖昧)身代わりになった令狐冲は何がなにやらさっぱり判らない状態、原作ではこの辺は長くて詳しく心情の動揺を語ってましたけど、ドラマは結構あっさり目でした。

危機を好機に変えてしまう、転んでも只では起きない金庸武侠パターン発動です。

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2008年4月 6日 (日)

金庸 著、武侠小説「碧血剣」感想

碧血剣〈1〉復讐の金蛇剣 (徳間文庫)
碧血剣〈1〉復讐の金蛇剣 (徳間文庫) 碧血剣〈2〉ホンタイジ暗殺 (徳間文庫)
碧血剣〈2〉ホンタイジ暗殺 (徳間文庫)碧血剣〈3〉北京落城 (徳間文庫)
碧血剣〈3〉北京落城 (徳間文庫)

久しぶりに金庸 先生の著作本の紹介をします、武侠小説「碧血剣」。

これは随分前にネットの知り合いにお薦めしてもらった武侠小説で、最初に読んだ作品です、内容もうろ覚えになっていたので再読しました。
ちなもに教えてくれた人は師匠(武侠的に言えば当然師父)と呼ばせていただいております、神行百変さんです、叩頭。

ストーリー「明末、名将・袁崇煥は満州族の度重なる侵攻に対する戦功にもかかわらず、暗君・崇禎皇帝により無実の罪で処刑される。旧郎党は遺児・袁承志を擁して秘密結社を作り、満州族ホンタイジと崇禎皇帝の暗殺を誓う。闊達な少年剣客に成長した袁承志は、華山派の総帥・穆人清の門弟になり武術を学ぶ。あるとき偶然にも伝説の侠客・金蛇郎君の遺骸を見つけ、謎の地図を手に入れるが…。」

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2008年3月16日 (日)

武侠ドラマ「笑傲江湖」(17~22話)感想

またも間があいてしまいました、武侠ドラマ感想です。

五霸岡の会合に招待された令狐冲ですが、そこには魔教の関係者が集結、崋山派は苦々しい表情。

会合が終わった後に残された令狐冲とお婆さん、なにやらいい雰囲気でしたが、少林派の追っ手に襲撃されて、遂にお婆さんの正体が判明!その時令狐冲は!?

来ましたよ、聖姑さん、ツンデレ大爆発!!
デレ来ましたよデレ!デレ来ないと真のツンデレとは言えませんからね、今までの鬱憤を晴らすかの様な強烈なデレ状態で、もう見てられませんという位な・・・・


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2008年2月23日 (土)

武侠ドラマ「笑傲江湖」(11~16話)感想

どうも感想が飛び飛びですみません。

「笑傲江湖」は面白い回とそうでもないのと入れ替わりかな?

令孤冲は内力がおかしなことになってヨレヨレ、でも剣を持つと忽ち強くなります。

この辺りの変わり身って原作読んでない人には判りにくくない?

まあ面白ければどうでもいいのかな。

崋山派は色々攻められて遂に全員で下山、林ちゃんのつてを頼って大移動。
林弟はお坊ちゃまだから、こんな時便利だな、いつ言い出すか狙ってたのか岳先生、洛陽の王家とは是非ご近づきになりたかったのだ、そうでしょうね・・・

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2008年2月 3日 (日)

武侠ドラマ「笑傲江湖」(5~10話)感想

先週書く暇無かったのでまとめてしまいました、、、

5話ではタイトルになっている秘曲「笑傲江湖」が完成、主人公の令孤冲が託されるという重要なお話でしたが、何故か原作に無い”令孤冲、岳霊珊、儀琳ちゃん、任盈盈揃い踏み”え~?って展開なので感想スルーしちゃいました(え?)

それからですね、7、8話辺りの、令孤冲が崋山に帰ってからの話はちょっと面白くなくて、退屈。

早く田兄貴出てこないかな~、、なんて思ってたら、儀琳ちゃんとお父さん不戒和尚!
いきなり登場でビックリ、でも予定外に儀琳ちゃんが見られたのでOK

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2008年1月15日 (火)

武侠ドラマ「笑傲江湖」(3話&4話)感想

さてさて怒涛のカンフーアクションで楽しめる武侠ドラマの2回目です。

前回の続きで、女狂い武術家の田伯光からカワイイ尼さんの儀琳ちゃんを助けるべく「座ったままの剣術対決」を挑んだ令孤冲大兄。

その意図を理解してるけど、令孤兄さんが心配で離れられない儀琳ちゃん、意を決して逃げますがやっぱり心配。けなげです、いい娘です(でれでれ)

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2008年1月 9日 (水)

武侠ドラマ「笑傲江湖」(1話&2話)感想

いよいよ始りました、武侠ドラマ「笑傲江湖」。こちらで紹介しました金庸先生原作の武侠小説の大傑作の(ほぼ)完全ドラマ化作品ですよ。

随分前にChNECOさんで放送していたらしいですが、ファンの要望に応えてドラマ23枠での再放送です!感謝。
http://www.necoweb.com/neco/(チャンネルNECOサイト)

完全ドラマ化と言いましたけど、全く原作どおり、というわけでもなさそうです。
原作は主人公出てくるまで結構長いですからね、ドラマはちゃんと主人公が最初から登場します。主人公は令孤冲。
そしていきなり魔境の長老登場!ってこんな出会いでしたっけ?原作も最初の方は随分前に読んだので記憶が薄れてます。

しかし、これぞ武侠ドラマというアクションに次ぐアクションです、会えば戦い、戦えば小屋から店から壊しまくる、カンフー、ワイヤーの魅力が詰まってます。

前回のドラマとは違うなぁ、やっぱり、原作のおかげかな?
とにかく楽しいです。

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2007年12月12日 (水)

金 庸 著、武侠小説 「秘曲 笑傲江湖」感想

秘曲笑傲江湖 7 (7) (徳間文庫 き 12-29 金庸武侠小説集) 秘曲笑傲江湖 7 (7) (徳間文庫 き 12-29 金庸武侠小説集)
金 庸 小島 瑞紀

秘曲笑傲江湖 6 (6) (徳間文庫 き 12-28 金庸武侠小説集) 秘曲笑傲江湖 5 (5) (徳間文庫 き 12-27 金庸武侠小説集) 秘曲笑傲江湖 4 (4) (徳間文庫 き 12-26 金庸武侠小説集)秘曲笑傲江湖 3 (3) (徳間文庫 き 12-25 金庸武侠小説集)
秘曲笑傲江湖 2 秘曲笑傲江湖 1 (1) (徳間文庫 き 12-23 金庸武侠小説集)

武侠小説の大家、金 庸 先生の最高傑作との呼び声も高い「秘曲 笑傲江湖」
やっと読み終わりました!長かった・・・・

いや長かったと言うのは全7巻が文庫で出るのに随分待たされたからでした、読み始めたらあっという間です。噂に違わぬ面白さでした。

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2007年5月11日 (金)

「連城訣」金 庸、武侠小説 感想

チャンネルNECO(CS)で放送中の武侠ドラマですが、神鵰侠侶がそろそろ終了で、次回のシリーズは「連城訣(れんじょうけつ)」と言う作品です。その原作が文庫で出ていたので買ってきて読みました。 金 庸の武侠小説としては珍しく上下2巻と短い作品です。ドラマのほうも7週分でしかないとか。

(武侠ドラマ案内)
(ドラマ連城訣特集)
(武侠ドラマ公式ブログ)

放送局の宣伝からの引用でストーリー紹介をすると「中国版『巌窟王』と言われる、金庸の傑作武侠小説をドラマ化したTVシリーズ。無実の罪を着せられ、愛する女をも奪われた悲劇の男。交錯する罠に最後まで目が離せない、サスペンスフルな武侠エンタテインメント!」

確かにそんな内容の作品です。今までの金 庸作品(射鵰英雄伝神鵰剣侠(侠侶)と比べると短い分、舞台の大きさや登場人物の数は控えめです、その分物語が主人公中心に展開するので読むほうも集中できます。今回の主人公も朴訥でお人好しな好青年ですが、強くなろうという欲求は少なめで、活躍度は高くありません、その境遇の悲惨さは今迄に無い物で、感情移入はし易いでしょう。

修行の成果が発現する様子はカンフーハッスルの主人公に繫がる物がありました、逆にこれを読んでからカンフーハッスルを見ると何故突然覚醒したかが判るかもしれません。

素直なだけで、口下手で不器用な男が如何にして江湖を渡ってゆくか、なかなか面白く読ませてもらいました。

ドラマ見られる環境じゃない人、毎週見るのは面倒だという人はDVDも出ていますのでそちらをどうぞ。

評価★★★★

連城訣 上
連城訣 上 (1)

連城訣 下
連城訣 下

連城訣 DVD-BOX
連城訣 DVD-BOX

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2007年2月 6日 (火)

金庸武侠小説「神鵰剣侠」(&侠侶)

前回紹介した「射鵰英雄伝」の続編、「神鵰剣侠」を紹介します。あまり詳しく語ると全編のネタバレになってしまうので、詳しくは語れません。

今回の主役は楊康の息子「楊過」です。陽気で聡明ながら孤独に生きてきた少年時代、負けん気の強さからアチコチで問題を起こし、やがて世捨て人の古墓派の小龍女と出会い、弟子になってからひとかどの武侠に成長するまでが、相変わらず、壮大で複雑な世界観で描かれています。

前作で出てきた、個性的な達人達も再登場し、また新たな敵、新たな流派、武術書など絡み合って、実に読み応えがあります。

独特の世界観なので楽しめる人とそうでない人が分かれるかもしれませんが、香港アクション映画やマトリクスなどが好きな方にはお薦めします。

神〓剣侠〈1〉忘れがたみ
神〓剣侠〈1〉忘れがたみ
こちらも2巻以降は続きにて(全5巻)

この作品もドラマ化されていますが、DVDは未発売のようです。
現在CSのチャンネルNECOで放送中です、CS環境のある人は要チェック
CSドラマ「神鵰侠侶」の案内
題名が少し違うようですが、内容は同じだと思います。
http://www.necoweb.com/neco/sp/shincho/
こちらは特設サイト

ドラマ放送は最終回を迎えて終わりました、最後は原作とちょっと違った感じでした、九陽真経も出てこなかったし、続きがあるぞじゃなくて、これで完結という終わり方でした。ドラマとしてはそれもOKと思います。

前作の記事はこちら
連城訣、記事

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金庸武侠小説「射鵰英雄伝」

数々の映画やドラマに影響を与えている香港武侠アクション、その元となっている武侠小説の大家”金庸”(西のトールキン、東の金庸と呼ばれるほどの人気作家)の代表作を続けて読みましたので紹介します。

まず「射鵰英雄伝」(しゃちょうえいゆうでん)宋の寒村に住む2家族は生まれたばかりの子供を義兄弟にすると約束、全真教の道士に名付け親になってもらう、その後、金に攻め入られ、家族は離れ離れになってしまう。義兄弟となった子供達のその後の成長と活躍を描く壮大な物語。

射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1)
射雕英雄伝―金庸武侠小説集 (1)
2巻以降のリンクは続きに置いておきます。(全5巻)

話の展開はスピーディで、とにかく色々な武芸家、善玉悪玉双方個性的な登場人物が次から次へと沢山出てきて、すぐに戦い始めます。中国には武芸の出来ない人間はいないのかと思うくらいです。
郭靖、楊康の義兄弟の話になりますが、主役は郭靖といて良いでしょう。あまり才能が無くどちらかと言えば実直で愚鈍な彼が、多くの師に巡り合って成長していくという展開になっています。
当時の武芸最高を極めた5人の達人の戦いと、最高峰の武芸書「九陰真経」をめぐる争奪戦、さらにモンゴルの英雄ジンギスカーンまで登場します。

読み進むにつれ、世界に引き込まれ、抜群に面白いですが、一つの戦いが決着しないうちに突然次の戦いが始まったり、多少落ち着かない感じもあります。それがまた気になって続きを早く読みたいと思わせる事になってます。

中国ではTVドラマ化され、武侠世界が映像で堪能出来ます。物語に忠実に作られて、昨年日本でもCSで放送されました、全部は見ていませんがキャラクターのイメージも合っていて、お金があったら全部買いたいと思う出来でした。

射ちょう英雄伝(しゃちょうえいゆうでん)DVD-BOX1
射ちょう英雄伝(しゃちょうえいゆうでん)DVD-BOX1

引き続き、次の記事で続編の「神鵰剣侠」について紹介します。
続編の記事
連城訣、記事

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